山のぐろぶ -39ページ目

樽前山 北斜面

樽前山の北斜面を滑ってきました。
昨日の帰り道にあられがたくさん降ったので、今日は太平洋側の山にいってみました。
固いクラストの上をスキーがよく走り気持ちがよかったです。天気もまずまず。

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上部のしましま斜面とドームの頭
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風不死岳を裏からのぞく スキー場のゲレンデがあるみたい
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雪の結晶のような樹
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ヒガラでしょうか? 
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こちらはハシブトガラ ときおりアカゲラと一緒に行動する群れに出会います
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上部は積雪が1mに満たず温度勾配のあるところではコシモザラメのおおきな粒が見られました

3月初日 倶多楽北山

3月になりました。
札幌山岳ガイドセンターのツアーで倶多楽北山に行ってきました。
南東の風がもろに当たる地形で一日中あられが降り続いていましたが元気に歩いてきました。

夜はBKで練習。内足にうまく体重がのるようにフォームの確認を中心に。

藻岩山・三角山縦走

ICI石井スポーツと札幌山岳ガイドセンターの合同イベント
16名の参加者と4名のスタッフで藻岩~三角山縦走にいってまいりました。

札幌市民に人気の2山をスノーシューで繋ぐというものでした。フル一日快晴の空のもと日焼けしてきました。

500m足らずの山ですが、近郊の山の大パノラマと夕張山地・樺戸山地・暑寒別の山々の景色と原生林越しに見る町並みを楽しみました。

原生林ののこる100万都市札幌を改めていい街だと思いました。
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藻岩山頂から札幌市 奥は暑寒別の山々と樺戸山地

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後光のさした下り

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三角山から来し方を振り返る。 低いながらもかなりのアップダウンでした。

皆さんがんばりました。お疲れさまでした!
スタッフの皆様 ありがとうございます。

北海道雪崩研究会 本講習

深夜和歌山から帰って翌日ルスツで7時30分からの講師会議に出席。

講師1年目でクラスの主任講師をすることになったので、その期待に答えるべくスロットル満開でいくことに。勘違い・お門違い・タイミング違い・勇み足での空振りぶんぶん丸で当然。

不幸にもぶんぶん丸に教わるのは昨年基本クラスを終えた中級クラスの生徒6名。

26日は午前中に雪を掘っての午前中に積雪の観察を、午後から行動しながら注意点とリスクの回避と低減・山や雪の観察をおこなった。
帰ってから全てのカリキュラムを終わったあとに生徒が熱心に翌日のセルフレスキューの打ち合わせをしている。結局は夜遅くまで打ち合わせ等々をやってから短時間に飲んで寝る。

翌日はひたすらセルフレスキューのヘビーローテーションの予定で望んだが…
ビーコン捜索に時間を取られてしまい、予定通りというか時間が少なくなってしまった。
そのまま「メインイベント」基本クラスの生徒の前でのセルフレスキューになってしまう。

いろいろ反省点はあったと思うが、30分たらずで3人の救助を終えてしまったのは打ち合わせの賜物か

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雪の硬度(講習生の三大不可思議のひとつ)を習得する。
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セルフレスキュー訓練二つの現場の状況を確認するリーダー
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安全な位置(デブリの外)までスピーディーなシート担架で搬送する

大辺路の写真

携帯からのアップだったので3日間の写真。
「北海道と違うな」と思ったものを中心に

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まずは食べ物 かます
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湯浅の町並み 醤油発祥の地
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湯浅は決してきれいではないが 素朴でさりげないおしゃれがある
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展示もある
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梅の産地は 梅が満開でした
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富田坂入り口 草堂寺のよこの石垣づたいに山里をはずれる
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ニホンミツバチの巣箱
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美しい杉林 しかし花粉満開の季節
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いまはない山里の 庚申塔
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仏坂のスタートは日置川の渡し舟から 駅で親切なおかあさんに昼飯を売っているところを探しまわってもらい
お釣りを用意していないタクシーの運ちゃんにやられ、やっとたどり着いた渡船場。今日はわれわれだけだがずっと待っていてくれた。ぼくの爺さんも和歌山の育ちだが、忘れかけてた和歌山の人の「のんびり」に再会した気がした。
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木漏れ日に透ける照葉樹
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仏坂 道幅がひろく起伏が少ない
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日置川河口を眺める
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里に降りれば梅の畑
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梅干工場の天日干し えらいのんびりセイロをフォークに積んでいたおいやん(和歌山弁)から「おーい にいちゃん 山行ってきたのか。手伝っていかないか」とからかわれた、いや本気?
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橋杭岩
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ゆかし潟 一見池のようだが 汽水の内海大きなチヌが浅瀬に産卵にくるらしい
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那智の古木の胎内より
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那智黒カー ぐろに惹かれたのでぐろぶに掲載
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潮岬のメジロ
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スロットル満開で出て行く渡船屋の舟
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スロットル満開で戻ってくる渡船屋の舟
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潮岬といえばこの風景 沖を行き交う船 燃料をかけないためになるべくギリギリを通るらしい
なかにはタグボートに引かれている艀や台船もある
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椿の花
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椿の蜜を吸うヒヨドリ 樫野崎
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樫野埼灯台
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橋杭岩と漁のおじさん 浦島ハーバーホテルの窓から
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長井坂 すみれ
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見老津の磯が見える
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沖の黒島と陸の黒島(一部見えてます)
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段築(自然の起伏を消すための盛土)の遺構
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休みたくなるベンチ

熊野古道大辺路長井坂

熊野古道最終日は長井坂を歩いてから札幌へのフライト。

携帯をホテルに忘れたことをきづかぬまま出発するも串本は異常な雨。こりゃどうなるかと思ったけど、すさみ町に入ると雨があがって晴れている。
雨上がりの長井坂。手の入った見事な杉林をゆっくり上がる。
尾根に出ると広葉樹の原生の林。ウバメガシ・ヒメシャラ・タブ・スダジイ。海がみえて、沖の黒島に渡船屋が釣り人を渡しているのが手に取るように見える。道は広くとても歩きやすい。段築なる工夫もされているが、ときどき猪の開けた大きな穴があるので景色ばかり見ていられない。猪もこういう広葉樹のの多いところのほうが餌が豊富なんだろう。
急坂を降りて見老津(みろづ)の駅にて終了。
ガイドは車を回収しに元きた道を戻る(汗)約1時間で見老津の駅で再集合する。途中で携帯がないことに気づく。
電話をすると「冷蔵庫の丸天(かまぼこ)といっしょにクール便で送った」とのこと。
丸天はいらんがな!まあしょうがない。ありがとうございます。

白浜で汗を流し、高速で関空へ。心配した日高の渋滞には当たったものの30分ぐらいでぬける。
関空の最終便で千歳にもどり、家についたら24時に近かった。

とにかく人に合わない静かな「世界遺産」でした。

それから翌日の北海道雪崩研究会の補助資料の作成。素材だけを集めてあったので楽だったが、3時ごろに集合時間をチェックしてびっくり。
講師はルスツに7時30分。寝る時間がなくなった。
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いちびり屋がひとり
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段築:歩きやすいようにした盛土の遺構。この3日間ではじめて人に会いました。すさみ町の文化財担当の方。この方は段築の獣害(いのししの穴)を調べに来ていました。
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黒潮に洗われる沖の黒島 2月に磯で釣りができるなんて…


羨ましい

今日のアサイチチェック

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おはようございます。
今日は串本から。

すでに10℃をこえ大島越しに日が昇りました。
潮岬の今日の気温は18℃まで上がる予報がでています。冬型で海霧で霞む橋杭岩の日の出はお預けになります。

一方北海道は今日から気温が下がるようです。気圧配置は冬型。

那智

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朝から雨。お客さんとの話し合いで日程の入り繰りをして今日は最終日の予定の那智大社までのドライブにした。
足もだいぶ疲れが見えるし、ぼくも花粉症のくしゃみで背筋を痛めてしまった(情けない)のでちょっと助かった。
湯川温泉のゆかし潟でカモを眺め、那智大社にお参りしてランチ。潮岬に戻って行き交う舟を眺め、紀伊大島で波を眺めた。
明日は晴れ予報。残る長井坂をやっつけて関空に向かいます。問題は湯浅から海南までの渋滞をどう抜けるか。
ピリピリな1日になりそ。笑顔でいかなくちゃ。

熊野古道大辺路 仏坂

今日も朝から晴天。前日の続きで安居の渡しから周参見の街まで歩きました。安居の渡しは舟を予約して1分ほどの船旅を堪能してから鬱蒼とした杉の斜面へ。ゆっくり登って最高点付近で突然海が見えた。複雑にいりくんだ海岸線をしばし眺めて峠越え。
帰りは山里を歩いて満開の梅林を抜けてきました。
宿につくと外は雨に。ギリギリセーフ。

上下の関係

上下の話といえば先輩後輩とか目上の人とか言う話ですが、
今回は、山での上にいる人と下にいる人の話です。

雪崩・落石・滑落・転落など重力になんらかの形で引かれて起こるものは真上にいる人も下にいる人もお互いにそれぞれ気をつけなければならないのですが。
最近めっちゃくっちゃだなあと思うのは、スキーヤーとモービルがグッチャグチャになって遊んでいるとこととか、あちこちにスキーヤーとボーダーがいるシーズン初めの立山の写真などを見ると思います。
高いところにいる人も低いところにいる人もあんまりお互いを気にしていないようにみうけられることです。
欧米ではスキーパトロールで最初に教えられるのが同僚の上をスキーで横切るターンするなどの行為をしないことだとか。パトロールの仕事でそんな話は教えてもらえませんでしたが、先輩ガイドに聞いたような気がします。

先日ちょっとひやっとした場面があったので書きこんでみました。
決まりというよりエチケットとか思いやりのレベルの話ですね。山のぐろぶ
スキーヤーボーダーのトレースとなんかの恐ろしいハイトラバースの跡、左側ではモービルがハイマークしている(わかるかな)