熊野古道大辺路長井坂 | 山のぐろぶ

熊野古道大辺路長井坂

熊野古道最終日は長井坂を歩いてから札幌へのフライト。

携帯をホテルに忘れたことをきづかぬまま出発するも串本は異常な雨。こりゃどうなるかと思ったけど、すさみ町に入ると雨があがって晴れている。
雨上がりの長井坂。手の入った見事な杉林をゆっくり上がる。
尾根に出ると広葉樹の原生の林。ウバメガシ・ヒメシャラ・タブ・スダジイ。海がみえて、沖の黒島に渡船屋が釣り人を渡しているのが手に取るように見える。道は広くとても歩きやすい。段築なる工夫もされているが、ときどき猪の開けた大きな穴があるので景色ばかり見ていられない。猪もこういう広葉樹のの多いところのほうが餌が豊富なんだろう。
急坂を降りて見老津(みろづ)の駅にて終了。
ガイドは車を回収しに元きた道を戻る(汗)約1時間で見老津の駅で再集合する。途中で携帯がないことに気づく。
電話をすると「冷蔵庫の丸天(かまぼこ)といっしょにクール便で送った」とのこと。
丸天はいらんがな!まあしょうがない。ありがとうございます。

白浜で汗を流し、高速で関空へ。心配した日高の渋滞には当たったものの30分ぐらいでぬける。
関空の最終便で千歳にもどり、家についたら24時に近かった。

とにかく人に合わない静かな「世界遺産」でした。

それから翌日の北海道雪崩研究会の補助資料の作成。素材だけを集めてあったので楽だったが、3時ごろに集合時間をチェックしてびっくり。
講師はルスツに7時30分。寝る時間がなくなった。
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いちびり屋がひとり
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段築:歩きやすいようにした盛土の遺構。この3日間ではじめて人に会いました。すさみ町の文化財担当の方。この方は段築の獣害(いのししの穴)を調べに来ていました。
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黒潮に洗われる沖の黒島 2月に磯で釣りができるなんて…


羨ましい