山のぐろぶ -30ページ目

車イスマラソン

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早くてびっくりした。
皆さん強くて、カッコ良かった。

頑張るおじいちゃんと横を走って応援する奥さんもいました。
感動、ウルウル。

ジジとロンパース

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実家からジジがやってきた。赤ん坊の顔を見たいという名目だが、本当はベビーシッターならぬクソガキ叱咤ーなのだ。叱咤ーは何人いてもありがたいのでよしとするが、受け入れる側もそれなりに掃除などせねばならず大変。13時の予定が9時過ぎに千歳に着いたという電話があり、こちらは桶狭間で奇襲を受けた今川義元のような気分。しかも空港バスに忘れ物をしたというが北都交通には連絡が今だにつかないのだ。
ジジがババが作ったロンパースや甚平を持ってきてくれた。このおべべ実は僕が仕事中に巻いていた手ぬぐいをアレンジしてくれたもの。早く着れるようにならんかな?

おべんと

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今日は子どもの遠足。
お弁当が必要。(なんでこんな日に…)
ということで、

 腕に海苔をつけて

作りました。

カスベ(ガンギエイのなかま)の唐揚げ
フライドポテト
アスパラベーコンまき
きゅうりをはさんだ竹輪
ゆでたまご
ブロッコリー
プチトマト

鮭の切り身をほぐして作った鮭フレークおにぎり

フルーツミックス

送り出した後には
机の上が食べ物でいっぱい

でも完食して帰ってきました。

花の道南ツアー 4 恵山(えさん)

大千軒を登り終えて全員夜も遅くなり疲れていたので、翌日は山をナシとした。
オフは普段行くことのできない松前城と箱館奉行所ができた五稜郭にいくことに。
その移動中に20キロ超過でお縄になる。

翌日は朝めし前に恵山に登る。
5時前にホテル恵風を車で出発して、恵山つつじ公園から恵山に登る。
賽の河原と呼ばれる荒地から噴気と風化で岩の模様がユニークな恵山山頂部に取り付く。
イソツツジは咲き始めたばかりで、一部だけきれいに咲いている。
今回はあまり噴気が少くてとても快適に登ることができた。山頂部以外は視界もまずまず。
山頂はミネズオウガきれいに咲いていた。

下山はホテル恵風に降りる。ここからは樹林帯のドウダンツツジをはじめとした花の美しい区間。
のんびり森林浴でホテルに8時すぎに到着。
お腹をへらせて、朝食バイキング。
朝食後ぼくはひとりつつじ公園に車を取りに行く。

ゆっくりチェックアウトして5日間の山の旅が終わりました。
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ユニークな岩 恵山はこんな岩だらけ
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山頂はガス 津軽海峡と太平洋の角にあるので仕方ない
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ミネズオウ ツツジ科
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イソツツジ ツツジ科
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サラサドウダン ツツジ科
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帰り道 戸井で見たヤマツツジ ツツジ科ばっかり

花の道南ツアー 3 大千軒岳(だいせんげんだけ)

6月9日 晴れ 夕方から雨
大千軒岳の松前側の堂々松前石崎線の災害復旧工事のため知内コースからの登山。
この旅のメインイベントだ。
熊のフンだらけの林道を国道から6キロぐらい入ったところより登り始める。
はじめの1時間半は川に沿った道だがアップダウンが激しく、崩壊箇所もありいいペースで歩いても1時間半くらい。渡渉は水量はどうということはないが水温が低く川苔のようなヌメリがありとても滑る。
ここはスパッツ装着で玉石の箇所を見つけて走り抜ける作戦に。
再び川に沿っての道は思いがけないニリンソウロードで札幌砥石山のような群落だ。2度の渡渉がある(なくても行ける)が下が砂地か玉石なので問題はない。
金山番所跡で休止するが、日が昇るとやたらとブヨがうるさい。
急登を登り切って休み平までくると周りの枝尾根が見えるが沢筋は真っ白でところどころ穴が開いて、中に滝の白い泡が見えている。今年は残雪が多いのだ。
キレットの沢のところで残雪に出会うがそれほど厳しいということはなくキックステップで抜けると千軒平。見事なまでのシラネアオイ。一面見渡すかぎりのシラネアオイ。
一段上がって十字架のところは一面のミヤマキンバイ。
ここでお昼を食べて山頂までのお花畑散策。ハクサンイチゲが蕾だったが草原は花だらけ。もう言葉は要らない。およそ30分ほどで山頂に立ち、再び同じ道を戻る。
キレットの沢の下りだけ慎重に下る。あとは渡渉だけだがもう靴が濡れてもかまわない。
日中の気温上昇で川の水はささ濁りだが、水量が出ていないので底も見える。ここもスパッツ併用で走れるところを走り抜けるが、僕は川の真ん中でバックアップ。当然ぐちゃぐちゃ。
渡り終えて大休止し、靴下を何回か絞る。

車に戻り、今晩は北海道のイタドリを食べましょうと林道の斜面を探しながらのろのろ運転しているととハンドルがなんかおかしい。
「これは!」と窓から左前のタイヤを見るとペッチャンコ。
ビードが落ちてホイールが空転している。道路の真中だがだれもいないのでジャッキアップする。ヘルパーゴムを下に敷いて数回のチャレンジでなんとか車は上がったがホイールとハブが固着して取れない。
これはどうにもならないので、お客さんを車に残して麓まで走る。6キロ30分は不可能ではない。
熊フンだらけの道を奇声をあげながら走りぬけ、最終人家である「千軒熟」の浅野さんのいえに飛び込む。
まず福島からタクシーを手配しお客さんを迎えに行かせ脱出させる手配。なんとか日没には間に合いそうだ。その後でJAFを呼んでこちらは長丁場になる準備。
JAFの車と合流するまでにお客さんを載せたタクシーが来たので温泉と食事のことを運転手にも頼む。
浅野さんがバターで焼いた卵焼きとコーヒーを持ってきてくれた。とても美味しかった。
日の落ちた林道をJAFの車で入り、再び不安定なジャッキアップにチャレンジ。ジャッキを2台かけてなんとか車を上げ角材を当ててハンマーで叩いて固着ははがせた。スペアタイヤに替えて国道に出たのが20時15分。お客さんを追って知内温泉に行くがもうすでにタクシーで出ているとのこと。泥だらけの体をさっと流すだけ流させてもらい、お客さんの後を追って学校に到着したのが21時30分。長い一日だった。
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登山口付近にあるイワカガミ
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キバナイカリソウ
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千軒金山番所跡 島原の乱の後までここでたくさんの鉱夫が番所に諸場代を納めながら砂金掘りをしていた。なかには国を追われてたどり着いたキリシタンも多かった。松前藩は幕府への米の石高制を特別扱いにされていたので、金の産出も石高とされていたらしい。積極的に鉱夫を受け入れ、当初領内にキリシタンなしとしていた松前藩だが島原の乱を受けての禁教令ののちこの場所(とされる)をふくめて3箇所で106名のキリシタンの一斉処刑に踏み切った。
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木漏れ日のシラネアオイ 休み台
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ツバメオモト 休み台
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フギレオオバキスミレ(エソキスミレ) キレットの沢
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シラネアオイ 千軒平
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十字架
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お花畑と山頂 津軽海峡と松前半島という特殊な位置関係が1000m足らずの山地に3000mのような景色を作り出す
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シラネアオイ 同じ株でも色が違う
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シラネアオイは雪田に ミヤマキンバイは乾燥した風衝地に ハクサンイチゲも風衝地にときれいに住み分けされている

花の道南ツアー 2 知内丸山(しりうちまるやま)

6月8日 晴れ/低地は霧
函館のホテルをチェックアウトして、朝市でイカを食べたあとは知内丸山へ。
この山は最近開削された道があるが、矢越岬(やごしみさき)の上にある一等三角点の山。

今日から2晩は麓の小谷石(こたにいし)という集落にある小学校を改装した「矢越山荘」にお世話になる。
松前半島や亀田半島は魚も美味しいが、小さいけど素晴らしい山も多い。
函館山とともに6月の道南でおすすめの山。

この日もランを中心とした花が出迎えてくれたが、津軽半島が見えたことが嬉しかった。
収穫はタケノコ。登山道で極太が簡単に取れるのにはびっくり。

下山後は知内温泉に行き、大千軒の様子を伺う。
ゆっくり入りすぎて買出しで地元の魚を仕入れることができず夜は山菜の天ぷらとタケノコの炭火焼がメインと成りました。

夕食後は就寝のあとに朝ごはん用にソイを釣りに行きました。
常夜灯に浮いて群がるソイにワームをポチョンと落とせば3秒後にはゴンゴンと。
まったくの入れ食い。これまでのソイ釣りが何だったのかと…
これを甘辛く煮付けてこの日は終了。


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矢越山荘前 歴史ある集落 らしい
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ギンランかユウシュンランか
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八面樹 たくさん顔が付いていそうでおっかない
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千手観音 おん ばさら たらま きりく そわか
百でした…
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木陰が気持ち良いところです
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見上げれば 涼し気な木漏れ日
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鹿立という場所から 急に樹林が消える 海霧に浮かぶのは津軽半島と下北半島
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サルメンエビネ 良い株でした
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ハクサンチドリ

食べ物の写真は・・・・nothing!

花の道南ツアー 1 駒ケ岳・函館山ダブルヘッダー

プライベートガイドツアーで花の道南の山々にお客さんをご案内してきました。

第一日目は駒ケ岳と函館山
渡島駒ヶ岳は昨年長らくの登山禁止が解けて土日のみ馬の背まで登れるようになったのが、今年は平日も登れるようになりました。しかも昨年は届け出制でしたが赤井川と銚子口の登山口に時間内に行けばOKとのこと。事前にとHPに書いてあったような気がしたので届け出しちゃいましたが。

函館空港でお昼にお客さんをキャッチして、一路駒ケ岳赤井川登山口へ。
午後1時30分登山口到着。登山口のおじさんには15時までに降りてきてくれと懇願される。
案ずることもなく約45分で馬の背。景色を堪能してそそくさと下山。
国道でアイスクリームを食べて、立待岬に移動。

16時30分 森昌子が石や花になって待っているという立待岬を出発。
一般的に函館山といえば夜景。僕的にはシャクヤクの花と戦争遺跡。
夕日を浴びる時間帯はシャクヤクの柔らかい花がよりいっそう柔らかく見える。
ひと通り花を楽しんだ後は戦争遺構を歩く。こちらは男性が興味を示すところだがツツジもきれいに咲いていてGOOD。
計ったように(計っていたけど)日没直前に山頂に到着する。日没の函館山はまだ混み合わないから、ゆっくり日没を楽しんだ後は、薄暮から夜景に変わる景色を山頂の展望レストランで過ごす。
こんな登山ができるのも函館ならではのこと。

帰路はロープウェイで降りて十字街電停から市電で谷地頭へ向かい、酔い覚まし兼きもだめしで立待岬へ散策。
車は石にも花にも化けず駐車場で待っていてくれた。

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駒ケ岳 ツッペ(北海道弁でつっかい棒)が必要なくらい不安定な印象をあたえる山容
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馬の背終点
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駒ケ岳の花といえば・・・・ヤナギ
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函館山の花といえば ヤマシャクヤク
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満開のユキザサ ほかにもホウチャクソウ・チゴユリ・アマドコロなど似たようなのがたくさん!$山のぐろぶ
ムラサキケマン エンゴサクではありません(初めてのときエンゴサクと言ってしまった ごめんなさい)
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ノビネチドリ 毎年咲く大きな株です
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砲台跡 28センチ榴弾砲 大きさ以外なんだか分からないが物騒ではある
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チゴユリ 写真とりにくい花の代表格
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夕日
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もう一枚
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薄暮から夜景へ レストランでディナーを楽しむ

浦臼山と樺戸山

5月31日
札幌山岳ガイドセンターのツアーで浦臼山と樺戸山へ行ってきました。
もともとは浦臼山からクマネシリへの縦走でしたが、件の林道工事で変更を余儀なくされていました。

浦臼は春が遅いので、今年はカタクリの満開に出会うことができました。カタクリ以外にもエンゴサクやスミレなどスプリングエフェメラル(春の妖精)(たくさんありすぎて妖精という感じでもない)が満開。
浦臼山のお楽しみの一つに石狩川のジオラマのような景色があります。石狩川はかつては現在の2倍の長さがあったそうで、深川以南はかなりの蛇行を繰り返して流れていたようです。
そんな蛇行の後を古い道や防風林田畑の区割りに見ることができます。そんな景色も楽しみつつ樺戸山へと進みます。数年前は笹刈りがされていなくて入る気がしなかったところですが、今年は笹刈りがされていて快適です。切り立った山の稜線を登り降りを繰り返して樺戸山へ到着。
クマネシリはもう目と鼻の先ですが、ここからは笹刈りがされていません。ダメもとで入ってみましたが、背丈を越える笹の藪漕ぎと、葉に積もった花粉を刺激してしまい、花粉症の有無にかかわらず全員くしゃみや涙が止まらず、文字通り涙の敗退となりました。
花粉症の僕はすぐにでも車に乗り込んで帰りたかったのですが・・・
来た道を戻り帰途につきました。

その夜布団に横になると気管が詰まるような感覚があり、眠れませんでした。
朝になって病院で治療をうけることに。
このとき漆かぶれとあいまって酷い事になっていました。
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反則金を払いに行った

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6月10日のこと
松前城を見学して次は五稜郭と移動中、
道路脇の歩道に反対向いて停まっていた車(銀のステップワゴン)の影から赤い旗を持ったヘルメットの兄さんが飛び出しきた。
一瞬、学生の時に見た革○か◎核かと思ったが、そんなこたーない。
れっきとした地方公務員の方であった。
あれーと思って、確認すると歩道脇のイタドリにアンブッシュされた電光管とかいう奴が。
「ごくろうさまです。松前警察署の者ですが、スピード出してましたよね」
30台と思われる二人組のご挨拶。
前回はごねてだいぶ時間食ったから今回はお客さんもいるしということで素直に受けたが、免許書を預かる時も「失礼します」もなく手から奪うし、いったいどうなってんの?という感触を持った。
だいたいステップワゴン止めて測定とは何よという感じだが。本当に警察ですかと尋ねたかった。

さてさて、国庫金の伝票を何時までももっていても気持ち悪いので郵便局に支払いに言ったら。
「お疲れ様です。本当にすみません。」とやたら低姿勢の郵便職員いやゆうちょ銀行員。
もはや民間になってしまってそんな遜られてもと思うのだが…。
僕的には年間5万キロ以上走るので、この経費は「交際費」という勘定項目と理解しているのですが
いかがなものでしょうか?

ということで、松前の国道では銀色のステップワゴンを見たら
カシラー 左ッ!
敬礼っ!

花の札幌ツアー

6月は高知駅前観光のツアーからスタート。

6月2日 札幌砥石山
昼到着の便で千歳からバスを走らせ小林峠へ。山頂まで届かず三角山で折り返し。到着と同時に雨。
あじさいコケイラン・アオチドリ・サカネラン・ギンラン・エンレイソウ・ニリンソウ・オクエゾサイシン・スミレサイシン・エゾエンゴサクなど

6月3日 樽前・不風死三角縦走
太平洋岸は山瀬が吹いて寒い中、7号目ヒュッテから不風死と樽前を三角縦走。ここもまだ花には早いという印象でしたが、それでも山頂付近のシラネアオイには満足いただけたでしょうか?
星ひとつレベル(初心者)ということで募集をかけていたということだが、ちょっと難しかったというご意見でした。営業まわりのときはレベルもしっかり伝えねばと反省。
あじさいシラネアオイ・ミヤマスミレ・コメバツガザクラなど

6月4日 オロフレ山
ゲートが閉まっていたのでちょっと先のショートカットルートを使ったらこれまた藪漕ぎ箇所が出てきました。シラネアオイは山頂直下がよく咲いていました。残雪の箇所があり、添乗のガイドさんと二人で不安なお客さんをショートロープで。こういう技術もたまにやらないと忘れますね。天候は曇視界は洞爺湖が確認できるくらいありました。
あじさいシラネアオイ・エンレイソウ・ツバメオモト・ヒメイチゲなど

6月5日 八剣山
食事前に登山。早朝は快晴。
山頂からの展望もGOOD!花も一番良かったのでは?
あじさいシラネアオイ・ナンブソウ・マルバシモツケ・ミヤマハンショウヅル・ニリンソウなど