山のぐろぶ -28ページ目

裾合平散策

7月13日
札幌山岳ガイドセンターのツアーで裾合平を散策。
曇り予報だったのが、だんだん青空が見えるようになって結局中岳温泉で足湯に浸かってきました。
姿見の池も回って、高山植物を堪能。
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空母のような雪が池に浮かぶ 2日に比べても9日に比べてもずいぶん解けました
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ジムカデの群落 名前は悪いけどきれいな花
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裾合平のエゾコザクラは咲き始め
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雪渓を登り下り もう難しいような箇所はない

道路の通行止め

7月14日からの雨であちこちで通行止めです。
http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/index.htm#jump

登山と関わるところでは

三国峠(上川まで来て通れなかったら痛い!)
道道966号十勝岳温泉美瑛線 
道道291号吹上上富良野線
道道966号十勝岳温泉美瑛線(十勝岳温泉・望岳台がダメみたいです…十勝岳・美瑛岳・富良野岳)
道道1162号銀泉台線(赤岳へのアクセス)
道道213号天人峡美瑛線
道道1160号旭川旭岳温泉線(旭岳温泉と天人峡が通れないみたい)
道道223号愛山渓上川線(まもなく解除の予定)解除
道道432号暑寒別雨竜停車場線(南暑寒別岳)解除
道道998号古平神恵内線(積丹半島の当丸峠)解除

そのほか林道は把握してませんが、連休を前にかなりのダメージですね…

追記
10時現在徐々に通行できるようになっているようです。
情報収集を!

旭岳と十勝岳

7月8日から11日
長野県飯田市のアルススポーツさんの主催するツアーを㈱アルパインツアーサービスさんよりご指名で依頼を受けて行ってきました。
実はこの夏山のシリーズは4年前に羅臼岳と雌阿寒岳に行ったことがあり、その時のご縁でのお仕事になりました。
7月9日
旭岳
ガスの中を雨具を着込んで登頂。
7月10日
望岳台で十勝岳の登山を断念
バスから降りて登る団体がいる中で、「もっといいときの十勝岳を見せてあげたい」と声を枯らせて訴えた真屋ガイドの説得で、風のガーデンとメロン農園、旭山動物園の離れ業に転進しました。
7月11日
美瑛の観光結局今回お客さんの前に旭岳も十勝岳も姿を見せることがありませんでした。
この日は美瑛町の観光協会の方が取っておきのコースをご案内してくれましたが、たまに同業の方のガイドを見るというのもいろいろな意味で勉強になりました。

このツアーは4年前は屈斜路湖の旅館の宴会場で、森繁久彌の『知床旅情』をラジカセでかけてみんなでフォークダンスを大笑いしながら踊った思い出があります。その時のラジカセやテープを用意し振付も指導したお祖父様は翌年に亡くなられたとのことでした。が、その勢いは健在でした。今回も最終日に長野県歌『信濃の国』で大合唱のあと、北海道の歌を振られましたが、さんざんお世話になった宮城県の海を歌った「大漁節(斎太郎節)」を歌わせてもらいました。もちろん素人の歌なので笑いなくしては語れるものではありませんが、宮城の海の復興を歌わせていただきました。

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旭岳は雨のスタート
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雨も風もなんのその…に見えましたが 翌日は雨に当たるなら行かないという人も出てきました
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ガーデンに来ましたが…
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園芸種はよくわかりませんが フウロウと
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シナノキンバイの仲間であることはわかりました

大雪山縦走5日目(忠別岳避難小屋~天人峡)

予備日に突入。前日夜半から雨。
ただこれまでより風はいくぶんおとなしく(といっても結構な勢い)時折止み間がある。

食事を済ませると風の止み間がだんだん長くなってきたので、ラジオで天気予報を確認。
どうやら平地は午後には回復するようだ。
パッキングをすませ、3泊お世話になった小屋を後にする。
縦走路に出ると忠別川を吹き上がる突風に体を揺さぶられながらの歩きで五色岳に取り付く。
乳白色の景色の中、雪に阻まれるたびに出口を探しながらの歩きになる。
化雲平に花が咲いているが感動がいまいち。
化雲のへその影で休憩し、天人峡に降りる。
ガスの稜線は踏み跡も不明瞭で雪に出会うたびに緊張したがさほど難しいことはなく小化雲のトラバースをする。
標高を下げ第二公園まで来ると急に視界がひらけ気温が上がった。
濡れてくたくたになった雨具を脱ぎ捨てるように脱いで、久々の日射を浴びながら木道を歩くと樹林帯に入る。あとは濁流と化した忠別川の音を遠くに聞きながら天人峡までの長い道のりを歩く。
蚊の猛攻に遭いながら羽衣の滝を見て温泉到着となりました。
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雨の中を出発
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化雲平にて
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ウルップソウと記念撮影
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第一公園 向かいにある旭岳は深い雲の中
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羽衣の滝
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長い旅でした お疲れ様でした

大雪縦走3.4日目(忠別岳避難小屋停滞)

7月4日の未明
激しい風で小屋の剥がれたトタン屋根の音で目が覚める。
ほどなく雨の音がするとぼたぼたと雨漏りのエチュードが始まった。
この音は朝まで賑やかに続いたが、朝になると屋根の風切り音も混じって大合奏となった。

5時に起床6時にご飯を食べて、8時まで待機
一度雪渓の出口まで歩いたものの、風雨に参って15分で小屋に戻る。
その後正午をリミットに待機とするも、早々とシュラフを引っ張り出して眠りに付く。
結局停滞。
雨は収まる様子もなく降り続けている。
5日 雨
前日同様リミットまで雨も上がらず
2日目の停滞。
夕方晴れ間も見えて明日の天気に期待が持てたと思ったら
夜半から雨。
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一旦出発するが稜線の風と雨脚を換算して退却
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待機 待機も疲れる
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諦めも肝心(?) どんどん装備が解かれてゆく

大雪縦走2日目(黒岳石室~高根ヶ原~忠別岳避難小屋)

2日目も晴れ。
北海の沢の水を汲んで北海岳そこからこれでもかというくらいオヤマノエンドウを見ながら白雲分岐。ピークより高根ヶ原というお客さんを引っ張って9時過ぎに白雲の小屋。このあたりまだ花は低調。
高根ヶ原に入って、オヤマノエンドウの白花にふと足を止めるとそこかしこにウルップソウが咲き乱れている。ザックを放り投げて写真を撮りまくるお客さん。なかなか進まないぞこりゃ。
花の時期は遅れ気味だけどここのウルップソウは裏切らなかった。
だらだらと長い忠別岳を登り、山頂で天気チェック。明日から悪そうだと覚悟を決める。
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日の出 どうということない景色だけど山に泊まらないと見られないものですね
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コエゾツガザクラと凌雲岳
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赤石川の雪渓
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朝は何を見てもきれい バイケイソウの芽立ち
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北海岳の登り
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空と登山者 写真の日(年間に数日ある何を撮ってもきれいな日)
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エゾオヤマノエンドウ たくさん咲いていた
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この陽気でやっと出てきたエゾコザクラ
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白雲岳避難小屋へ向かう 雪が眩しい
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高根ヶ原の一面のイワウメも見事
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心配していたウルップソウと出会い我を忘れる
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首をかしげているふたり
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景色が良すぎて食傷気味
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一株だけ見つけた キバナシオガマ
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エゾノハクサンイチゲ
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忠別川源頭部

大雪縦走1日目(姿見の池~中岳温泉~黒岳石室)

7月はプライベートツアーで幕開け!
旭岳からトムラウシまでのコースをご夫婦一組をご案内。
初日は晴れ。
気持ちのいい青空と暑すぎない乾いた空気がこれぞ北海道の夏という一日。

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ロープウェイを降りたら雪の世界 写真は擂鉢池と旭岳
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旅のお供はロイズの「限定」スウェーデンフェアーのチョコレート
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裾合平分岐からは雪 歩きにくいところもなんもなくサクサク進む
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中岳温泉 らくらく行程なのでこんな余裕も一番喜んで見えるのは   誰?
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中岳へ向かう斜面はイワウメのじゅうたん
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旭岳を振り返ると雪の縞が美しい
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もうひとつイワウメショット
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エゾノタカネヤナギ
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空と登山者
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黒岳石室到着

6月羊蹄山2

6月29日北嶺中学高校の登山研修で羊蹄山に登ってきました。
若いパワーを貰いましたが、
花の色の話や昆虫の複眼の構造の話などどんどん深く話しても、目を輝かせて聞いている生徒の姿が印象的でした。
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120人もの列が真狩コースを歩くので大変です 当日いらした皆さんにはご迷惑をおかけしましたが皆さん学生さんには明るく話しかけていただいて助かりました
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ゴール(旧山小屋跡)で竚む先生…一大イベントとはいえ大変な作業ですわ
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オマケのタンポポ

漁川(いざりさわ)下部遡行

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6月25日 ICI石井スポーツ札幌店協力イベント・札幌山岳ガイドセンターのツアーで漁沢の下部へいってきました。
カラッとした青空のもと、絶好の沢日和になりました。
途中ちょっとした(かなり?)難所もあり全身で沢を楽しみました。

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6月徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)~ホロホロ山縦走

6月21日 札幌山岳ガイドセンターのツアーで徳舜瞥山~ホロホロ山の縦走に。
出発は雨でしたが、登山口で雨が上がり日も差して上出来な一日でした。

この日のサプライズは徳舜瞥山の山頂のお花畑。
こんなに花があるとは!

ホロホロ山に稜線を歩いたあとは白老へのコースをヒゲの小屋へ縦走

こちらの名物のヨツバシオガマはまだまだでした。
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雨が上がった
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徳舜瞥の山頂部に到着
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お花畑 ハクサンチドリ・ミヤマオダマキ・アズマギク…
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お花の箱庭みたいな風景
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オダマキ白花
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稜線にはウコンウツギが…
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咲き始めのヨツバシオガマ