ガダルカナル戦書籍一覧   
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)

2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

2018年タラワ、マキン御慰霊行 目次(鋭意更新中)

母娘ふたりガダルカナルの旅 目次

 

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現在更新中のガ島戦後のソロモン戦

ソロモン諸島飛行場

航空母艦艦載機損耗機数 昭和17年6月~12月

海軍基地航空隊損耗機数 昭和17年8月~12月

ムンダ飛行場完成そして飛行隊撤退まで

コロンバンガラ飛行場昭和17年12月から18年1月

北部ソロモン バラレ飛行場

ブイン飛行場位置

ブカ島飛行場位置

航空撃滅戦と陸軍飛行第一戦隊の隼

エレベンタ略図

「い」号作戦

海軍甲事件

ウイックハムの戦い 米軍編

ウィックハムの戦い 日本軍編 その壱

ウィックハムの戦い 日本軍編 余話

ウィックハムの戦い 日本軍編 その弐

から続いております。

 

↓作るのにとてつもなく時間を要したウィックハムの戦闘要図

昭和18年6月30日早朝から7月1日日没まで続いたウィックハムの戦いは米軍の撤退で幕を閉じた。

 

ウィックハム派遣隊約360-70名

戦死40数名 負傷者多数

 

wikiの怪しい翻訳では

海兵隊の戦死者12人、戦傷21人。

米陸軍の戦死者10人、戦傷22人。

となっているがどこまで信じて良いものだろうか。

 

戦闘が終わりウィックハム派遣隊は司令部からの命令

「敵レンドバに上陸す。ウィックハム派遣隊は北水路を通過し裏ムンダへ引上ぐべし」

を実施すべく裏ムンダへの引き揚げ準備に入っている。

 

↓北水路を通って裏ムンダは250km位ではなかろうか

ウィックハム派遣隊配属の大発動艇は4隻。

米軍との戦闘で2隻大破炎上しているので残っているのは2隻である。

 

大発動艇の積載量は

完全武装兵 70名  又は貨物 10屯

満載時 時速14km

 

残る2隻の大発動艇では総員輸送は不可能である。

従って輸送は二回に分け負傷者・マラリア患者・護衛戦闘員として機関銃小隊が第一次輸送と決まる。

他に医務隊、主計隊、そして米軍との戦闘で負傷した山本中隊長、一小隊長下前少尉、三小隊長秋田少尉も一次輸送で裏ムンダへと向かう。

残りの約170名は第二次輸送。

海軍陸戦隊速射砲小隊長山田少尉も第二次輸送である。

 

ガダルカナル揚陸作戦時の鬼怒川丸と大発動艇

このスペースに70名・・・戦傷者は苦しい体勢を余儀なくされたであろう。

 

7月1日夜、総員集合し第一次輸送隊を載せた2隻の大発動艇を見送る。

第二次輸送隊は仮眠の後、2日早朝バリキ半島を目指し行軍開始。

第一次輸送隊が任務を完了後、折り返しバリキ半島まで迎えに来る予定である。

ウィックハムからバリキ半島までは直線距離約20km大きな湾を迂回するので大凡50km程の行軍距離であった。

 

 

第二次輸送隊指揮官は陸軍歩兵第229連隊 福島康明中尉 (陸士55期)

准士官以上は五名、速射砲小隊長 山田少尉もこの中に含まれる。

だが誰もバリキ半島までの地理、地勢、地形を知る者はいなかった。

戦死した米軍将校より鹵獲したニュージョージア諸島の地図が一枚、海岸線と主要河川、山頂してか記入されておらず等高線も入っていなかった。

 

つづく

 

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