大きな疑問 | 後藤組社長 後藤茂之のブログ

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都道府県対抗女子駅伝が1月11日に京都で開催され、山形県は24位でした。
この24位という順位がどうであったかはさておき、今回の選手起用について疑問に思うことがありました。

実は、私の姪がこの都道府県対抗女子駅伝の代表メンバーに選ばれていました。
私の姪は、昨年10月25日に開催された山形県高等学校駅伝競争大会で九里学園の選手として1区を走り、山形城北高校の選手に16秒差をつけて区間1位でした。(山形城北の選手は3位。2位の選手は補欠の補欠で結局都道府県対抗女子駅伝には選ばれなかった。)(公式記録)
また、11月29日に行われた山形県長距離記録会兼全国都道府県対抗男女駅伝競争大会選手選考会においてはただ一人16分台で1位でした。(公式記録)
加えて12月末から県駅伝合宿が2回ありましたが、高校生5人の中では何度か記録会をしてもトップの位置にありました。
一般大学生と競技した昨年の東北総体では1500m優勝の実績もあります。
これだけの成績を残しながら姪が選ばれなかった理由は何でしょう?

実は山形代表の監督は吉田進氏という山形城北高校陸上部の監督です。
大会直前に代表高校生4人でのタイムトライアルがあったようですが、姪は2位で山形城北高校の選手は1位と3位と4位。
にもかかわらず、レギュラーとして走ったのは1位と3位と4位の山形城北高校の選手です。
どう考えても実績や成績を無視して自校の選手を起用したとしか考えられません。

実は3年前も同じことがありました。
姪が中学生の時も代表に選ばれたのですが、3人の代表の中でのタイムは姪が2位であとの2人は1位と3位。
しかし実際に試合に選ばれたのは山形城北高校に進学予定の1位と3位の選手でした。

ここで問題だと思うことが2つあります。
先ず、この全国都道府県対抗女子駅伝の代表チームは県の代表だということです。
当然県の予算も使われているでしょう。
にもかかわらず山形城北高校の生徒を成績に関係なく優先させるというのは、県の予算を使って自校の宣伝活動をしているようなものではないかということです。

2つ目は、このように自校の生徒を優先させることによって、他校の生徒の努力を踏みにじるようなことを平気でするような人間が教育者であって良いのかということです。

おかしいと思うのは私の姪という身びいきからでしょうか?
身内でなかったとしてもこの理不尽さには憤りを禁じ得なかったと思います。