一人旅というと、いつも最初に思い出すのは、
ドイツのカッセルという街
ベルリンから電車で移動して、駅に降り立った途端、
天に昇るヘラクレスの像が目に飛び込み、
「あそこに行きたい!」と歩き出した
それは、ヴィルヘルムスヘーエ公園を着々と登っていくわけで、
緑と水の美しい芸術的な場所
ヘラクレスの像まで登って、頂上にあるポストから
ポストカードを出した記憶がある
実は、ベルリンから電車に乗ってすぐに、ドイツ人の男性に声を掛けられ、一緒に車中を過ごした
彼は、なんと同じカッセルで降りるというので、そこまで一緒にいたわけだ
法事でカッセルの実家に帰った彼は、夕方私と会う約束をしてすぐに別れ、私は、前述の公園へ、ヘラクレスに導かれて過ごした
良いホテル(正確にはイン)を紹介してくれると言っていた彼は、こぢんまりした素敵な宿泊施設まで連れて行ってくれて、
そのまま、また実家に戻った
何か面倒な家族関係が感じられた
次の朝、パンとカフェオレの素敵な朝食を済ませ、
チェックアウトしようとしたら、
なんと料金が支払われていた
その後、もちろん彼と会うことはないけれど、
何度か手紙を交換した記憶が残っている
が、今は連絡先も分からない…残念
最近は、どこも物騒で、なかなか驚きの出会いが作りにくくなっているかもしれないが、
私は、こんな風に旅先でたくさんの人と知り合った経験がある
それは、一人旅ならではの一期一会