ソーシャルメディアが社会を変える! -3ページ目

Facebookがいいの?それともmixi?

◆ イベント情報 ◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆
  11年1月17日(月)
   第2回 【初級編】Facebookのビジネス活用法セミナー
Facebookをビジネスに活用してみたいんだけど、どんな活用法があるのか知りたいという方は、ご参加ください!


  11年1月19日(水)
   ワールドカフェ ~ ファンページの運営ノウハウをみんなで創ろう ~   
      もうファンページを運営し始めたんだけど、どうやって「いいね」を増やせばいいんだろうという方は、ご参加ください

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こんばんわ 斎藤です。
最近、またブログの更新が滞り気味になってきてしまった。

どうも自分は書くのが苦手だ。。。そうは言っても、以前よりは上手くなってきたような気もするけど、ホントに書き続けるというのは大変ですよね。さぁ、気合入れて書こうかなww



さて、最近、よく耳にするのは「facebook」と「mixi」とどっちで展開すればいいの?って話し。

恐らく、日本のマーケッターのほとんどの人が同じような疑問を抱えているかと思います。

答えは簡単で、「使い分けてください」ってだけなんだけど、どう使い分けるかがポイントですよね。



ニールセン調査の最新の情報は、こちらのブログ をご覧ください。
おなじみ、Looopsの斎藤さんのブログです。

このブログによるとmixiの先月の利用者は960万人とFacebookの3倍以上の数字が出ていますね。
これだけ利用者がいるのであれば、mixiの方がいいじゃないかと思うけど、

まず最初にチェックしないといけないのは、ターゲットが合っているか?ですよね。



mixiは10代から20代前半の女性がモバイルを中心に利用されています。ですから、消費財のメーカーさんでターゲットマッチして、かつ新商品の告知などをからめたキャンペーンには有効だと思います。

で、個人的な意見としては、今後は、上記のターゲット以外はFacebookの方が有効だと思っています。



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【理由 1】
  Facebookはファンページを構築して、ファンと継続的なコミュニケーションをとることができる
   
    mixiの公式コミュでは、広告とセットのコミュニティ設定費用が非常に高価なものとなってしまい、継続的にファンと関係を構築することはほぼ不可能

【理由 2】
  Facebookは実名主義である。
  
  最近では、Facebookを表の顔、mixiを裏の顔として使い分けている人が出てきているようです。この実名主義と匿名主義との違いは、企業がプロモーション、ユーザとのコミュニケーションを取っていく上では大きな違いとなってきます。

【理由 3】
  Facebookの方が自由度が高く、費用もかからない
  
  ファンページに追加できるアプリも無料のものも多く、しかも簡単に追加することが可能です。そして、APIを使ってFacebookの情報(特にソーシャルグラフを表示)を外部のサイトに表示することで、サイトのソーシャル化が可能となります。


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今、Facebookの企業活用という点で、最大の問題は、利用者がまだ少ないということ。


「最大というか致命的じゃん」とも思われるこの問題ですが、それは、まだマスメディアを利用した広告の発想ですよね。ソーシャルは数も大事だけど、一人一人とのエンゲージメントがもっと大事。


mixiの企業コミュでは体験できなかった新しいマーケティングの世界がfacebookにはありますよ。

2011年のソーシャルメディアをみんなで予想しよう!

こんばんわ 斎藤です。

今日は、アメリカの140企業のSocial Strategistのアンケートレポートから来年の海外のソーシャルマーケティング上のキーワードを5つ紹介します。この中に、日本でも目指すべき方向が見えてくるのではないでしょうか?

2011年 海外のソーシャルマーケティングキーワード

「採用」 「サイト統合」 「レバレッジ広告」 「WOM」 「SCRM」


1.採用(その場しのぎではなく、設計のできるマネージャーの採用)

 ソーシャルメディアエージェンシーに任せることはせずに、会社全体を仕切れるマネージャーを採用もしくは育てましょう。

2.ウェブサイトとソーシャルメディアとの統合

 最初は、リンクだけから始まるのかもしれませんが、ソーシャルログインをしたまま、ユーザがウェブサイトに滞在できるようなコンテンツを持つことができると良いのかもしれません。 

3.ソーシャルグラフをレバレッジさせる広告に投資すべき

 単なるバナー広告ではなく、ソーシャルグラフをレバレッジさせる広告が有効になるでしょう。日本では、まだちょっとイメージつかないですよね。海外では、twitterの広告枠の効果が非常に高いと言われているようです。

4.お金を払わなくても支持してくれるカスタマーに何かをしてもらおう

 これもなかなか難しいのですが、ファンになってくれた人に自然にクチコミを広げてもらおうという事。例えば、マッチするコミュニティに積極的に参加していくことも一つの手段ですよね。そこで仲良くなると、自然とクチコミが広がっていきます。やっぱり、イベントの活用は必須になるでしょう。

5.SCRMへ投資をしましょう

 SCRMとは、Social CRMのことで、様々なソーシャルメディア上で書かれている自社のサービス・商品について、レスポンスをしていくことです。そうすることで、投稿者の力で自社のサービスを伝播してもらい、自社のマーケティングに活かそうというもの。
 これは、アメリカでも試行錯誤の状態のようですが、これは個人的には、来年一番飛躍してマーケティングスタイルですね。

既に、ソーシャルマーケティングを活用している企業であれば、これからの進むべき方向性の参考になればと思います。

2011年の企業のソーシャル活用はこうなる!?

こんばんわ 斎藤です。
2010年もあと、3週間になってしまいましたね。個人的には、自分のビジネスの方向性を考えさせられる1年でしたが、皆さんはどんな一年でしたか?

残りの3週間で何があるかわかりませんが、アメリカのアナリストの2010年の振り返りと2011年の予測の記事があったので、ちょっとご紹介。これを読んで、来年の日本はどうなるのか、ちょっと考えてみて下さい。

そのアナリストによると、アメリカの2010年のソーシャルビジネスというのは、「形作られた」一年だったと言ってます。恐らく、アメリカでも様々なソーシャルメディアがあり、色々なメディアで実験し、試行錯誤しながらも成功事例が徐々に産まれて、形ができてきたような一年だと言ってます。

来年、日本では、試行錯誤が本格化して、様々な実験的な試みや代表的な成功事例なども多く出てくるようになるでしょう!


アメリカでは2011年のソーシャルマーケティングのテーマで一番関心の高いアンケートが取られました。

 1位:ROIの測定
 2位:社内教育・トレーニング
 3位:組織モデルの構築

アメリカでもソーシャルマーケティングの効果測定には正解が出ていないようです。恐らく、国内ではソーシャルマーケティングの予算を取るためにも目標の設定と効果測定は必須となるでしょうね。
ただ、ソーシャルマーケティングの場合、目的が企業によって様々だと思うので、どういうゴールを設定するのかが案外難しいのではないでしょうか。

そして、海外で評価指標として重視しているのは、
 1位:エンゲージメントデータ(RT数、コメント数、ファン数、Like数、などなど)
 2位:一般的に何と言われているか
 3位:サイト誘導数

エンゲージメント指標って、これだ!っていうのが、まだまだ定まってないけど、現状は、分かり易いRT数やコメント数を指標にするしかないんでしょうね。

一般の消費者が、その企業の事や商品・サービスのことを、どのように語るようになるかモニタリングして、そのポジネガ分析をしたり、キーワード分析をしたりというのは、日本でも主流になっていくかもしれませんね。以前は、CMなので使ったキャッチやキーワードがブログなどで書かれていて、そのポストのポジネガ分析などもしてましたが、ソーシャルの中だけのキャッチコピーなどがソーシャルメディアの中で、どのように語られるのかをウォッチするのも大事な指標になると思います。

また、ソーシャルメディア以外での目標としては、顧客との継続的な会話、顧客の言っていることを聞くというのが、上位にランキングしているのが非常に気になったところですね。
日本ではモニタリングの意識って、まだまだ低いような気がします。ソーシャルで仕掛けて、その結果、人のクチコミにどのように乗っかっていくのかが大事ですよね。

来年、日本ではクチコミ分析というのがソーシャルメディアの評価指標として一般化してくるでしょう!

さて、皆さんは、このアンケートの結果から、どんな事を感じますか?
レポートの原本は、こちらのブログからご覧いただけます

http://www.web-strategist.com/blog/2010/12/09/slides-social-business-forecast-2011-the-year-of-integration-leweb-keynote/