Las Casas del Toqui Chardonnay Prestige 2000

【名 称】 Las Casas del Toqui Chardonnay Prestige 2000
【価 格】 1,580円(税込)
【購入場所】 やまや池袋東口店
【飲んだ日】 2008/12/03
以前渋谷道玄坂のやまやに行ったとき、このワインを見かけました。この価格帯・この産地の白ワインで2000年のものを店で見かけるなんて随分珍しく興味をひかれましたが諸々の事情により購入を見送りましたところ、しばらく後で再訪したら既に売切れてしまっており、残念に思ったものでした。その後たまたま池袋で時間つぶしをする必要があったときに東口店に行ったところ、このワインを見かけたので今度は迷わず購入したものです。ちなみにこれ、ボルドーのシャトー・ラローズ・トラントドンがチリで行っているプロジェクトだそうで、ラインナップの中でもこの「Prestige」シリーズは最上級グレード・・・なのかな?
抜栓してグラスに注ぎます。色は、見事な黄金色。さすがにじっくり熟成期間があったということでしょう。香りは、樽の香りとパイナップルのような南国系で酸味のある果物の香りがミックスされている感じで、程よい強さ。これはよさそうな感じです。さっそく飲んでみますと、口の中には思いっきりパイナップルの風味が広がります。甘味と酸味、どちらも香りから連想するよりも力があります。これにほんのりと言うには多く、かといってたっぷりと言うと言い過ぎな、要はこのワインにとって適度なレベルの樽香が乗っかっています。
で、2000年というともう8年も前、しかも南半球のワインということでさらに半年プラスなわけですが、確かに色にはその年月が反映されているものの、味わいについては全く衰えがありません。上にも書いたように果実味たっぷりで酸も十分に効いており、衰えは感じません。かといって若さあふれるという感じでもなく、まさに脂が乗り切った感じというところなのかと思われます。のんびり飲んだつもりなのですが、途中で飲み止まらずに全部飲んでしまいました。
てなことでこのワイン、ブルゴーニュの高級かつ上質なものなら当然でしょうが、チリ産のこの値段のシャルドネであっても、よく熟成されるのですね。これは本プロジェクトとしては久々にアタリと言ってしまってもよいワインだと思いました。残念ながらおそらくもう入手が難しいと思いますが、万が一どこかのやまやで見かければ即買いしたいところです。
Chateau des Belles Graves 2000

【名 称】 Chateau des Belles Graves 2000
【価 格】 1,890円(税込)
【購入場所】 たまプラーザ東急百貨店
【飲んだ日】 2008/11/30
本プロジェクトの対象となる価格帯でボルドー左岸のワインって、なかなかありません。ACボルドーやACボルドー・シューペリュールのクラスのものならあるのでしょうが、如何せんこれらで明らかに左岸のワインだと言い切れそうなものはあまりないですし、あっても対象外の価格だったりします。
しかしそうはいっても探せばあるだろうということでしばらくの間収集を続けております。今回はそんな中からの1本。ACメドックのクリュ・ブルジョワで、正確なセパージュは不明ですが、ネットで検索すると1998ヴィンテージはメルロ60、CS25、CF15とありました。多少差はあっても基本的にこんな感じのブレンド比率と想像されますが、メドックにしてはメルロが多めですね。さてグッドヴィンテージとして名高い2000年ですが、既に8年経過しこの価格帯のワインでどういう状態となっておりますでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、少し暗めの赤紫色で、程よく熟成が進んだ感じが見受けられます。香りは、こちらもやはりやや熟成感漂う気配がありますが、まだフルーティーなところも十分あって、バランスよさそうな印象です。では飲んでみましょう。
口に含むとまず滑らかな舌触りというのでしょうか、ボルドーのワインとしては案外とするっと流れていき、ボディはあまり強くはありません。かといって既に弱々しくなってしまっているというようなことはなく、適度な果実味とタンニンがありますし、熟成によるものか少しフローラルな風味も感じられます。そしてそれが余韻となってしばし口の中に残ります。あまり長くはないものの、このくらいならまあ十分でしょうか。
時間が経つにつれてだんだんと目覚めてきたのか、最初よりは強い口当たりになってきました。タンニンの感触がよく出始めていますし、ボディもやや強くなって来たような感じがします。このあたりはさすがに2000年と言うヴィンテージのよさでしょうか。
また、鶏モモのグリルと合わせていただいたのですが、ボルドーとしては比較的さらっとした印象のワインなのもあってか意外によく合います。それもあってかというべきか、いつもどおりというべきか、なかなかよいペースで飲み進めていきます。それでもある程度自重しながら飲むことで、数時間で完飲しました。
てなことで強烈な印象が残るようなものではなかったですが、うまくまとまっているワインではなかったかと思います。この価格帯のワインでも好ヴィンテージのものをきちんと熟成させればこのくらいのものになるのですね、ということを確認できたのでそれだけでもよしとしたいところです。
La Closerie des Lys Les Fruitieres 2007 Blanc

【名 称】 La Closerie des Lys Les Fruitieres 2007 Blanc
【価 格】 1,050円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/11/29
前の週に飲みすぎてた(というかこの週の月曜日まで)こともあり、この週はとりあえず4日間酒を控えて迎えた週末。やっぱり週末くらいは飲みたいなーと言うことで取り出したのがこのワイン。夕食がペペロンチーノと生ハムと言うこともありイタリアの白ワインと行きたかったところですがあいにく在庫になく、これを選んでみました。南仏のワインですが、シャルドネ35%とソーヴィニヨン・ブラン35%に加えてイタリア原産のヴェルメンティーノというブドウが30%使われているのがその理由です(こじつけっぽいですけど・・・)。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、緑がかった黄色で色調は薄め。香りは、あまり強さはないですがリンゴと柑橘系の混ざったようなさわやかな感じのものです。久々(といっても中4日ですけど)のワインですしさっそく飲んでみましょう。口に含むと、まず酸と微発泡的な刺激が舌に感じられます。果実味はどちらかというとおとなしめではありますが、いわゆる「味のない白ワイン」的な感じではなく、むしろ主張が強すぎないだけと言う程度かな?香り同様リンゴっぽかったり柑橘系ぽかったりして、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランの両方の要素があるように思われます。
ではヴェルメンティーノはどこに、ということになりますが、「何の味」という形では感じません。ただ、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランだけではおそらく出て来ないように思われる独特の風味がこのワインには感じられます。おそらくこの点がヴェルメンティーノによるものではないかと思います。語彙に乏しくてなんとも表現できないのがもどかしいですが・・・。
冷蔵庫で特に冷やしておらずワインチラーをかぶせておいただけですが、それでも時間とともに徐々に冷えてきたこともあってか、よりさらっとさわやかな感じが強くなってきた気がします。良い感じです。そうなると後はお決まりの一直線で、スルスルっと飲み干してしまいました。
てなことでなかなかに飲み心地のよいワインでありました。値段的にもそうですが深みがあるとかいうことはないんですが、すっきりしてて飲み心地のよい白ワインです。夏の暑い日によーく冷やして飲むのにいい感じですね。もちろん今の季節でも問題ないですけどね。
Domaine de la Cigaliere Syrah 2007

【名 称】 Domaine de la Cigaliere Syrah 2007
【価 格】 850円(税込) ※アウトレット価格
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/11/24
11月2回目の3連休、京都・大阪ツアーに行って参りました。安いプランだったしあまり遅くならずに帰りたかったこともあって、そんなに時間的余裕のない日程で帰宅時にはけっこうヘトヘトになってしまった(とはいえ2日目の夕食は祇園で素晴らしいイタリアンとワイン(ウニコ1998!)をいただいたのですが・・・先生本当にありがとうございました)のですが、やはり休みの締めくくりはワインがないと、ということで選んだのがこれです。本プロジェクト初期に2005年ものがたいそう好印象だったワインです。今回も期待できますが、さてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、濃いめの紫色で透明度はやや低め。南仏のシラーというスペック通りの印象です。香りは、よく熟した黒いベリーの感じがよく出ています。どうやら、2005年ヴィンテージよりも濃い感じです。続いてテイスティング。口に含むとまずボディの強さが感じられます。アルコール感も凝縮感も割と強めに出ているように感じます。シラーらしい甘味とスパイシーさもよく出ています。
2005年物に比べると、明らかに力強い印象です。2005年ヴィンテージは基本的なスタイルは似ているもののもう少し澄んだ、静かな印象でしたが、今回のは比較的典型的なこの産地この品種のワインで少し押しが強いかなという印象です。もちろんそれが悪いわけではなく、単にヴィンテージによるスタイルの差が出ているのかな、という程度の話ですね。
などとといいながらも、何というか雑味がなくするっと飲めてしまうところなんかはやっぱり共通しています。このくらい力のあるワインだと普通はもう少し飲み進みづらいものですが、このワインはそこが一味違います。まあこの特性は良くもあり悪くもありで、往々にしてつい飲みすぎてしまうものですが今回もその通りになってしまいました。3連休の旅行帰りで疲れ気味だったことも拍車をかけてしまったかもしれません。気がついたらボトルが空いていました。
ということで例によって飲みすぎてしまったわけですが、これもこのワインの飲みやすさと美味しさに負けてしまったということでしょう。通常価格は以前よりも上がってしまっていますが、それでもまだ十分にお買い得。今回はアウトレットで購入したのでさらにお買い得でした。
Tumans Monastrell V.V. Reserva 2001

【名 称】 Tumans Monastrell V.V. Reserva 2001
【価 格】 1,260円の5%引き(税込)
【購入場所】 エノテカ二子玉川店
【飲んだ日】 2008/11/15、16
最近サボリ気味でずいぶん前のものを今頃書いています。こんなことではいかんので何とか改めたいと思います。それはさておき、今回のワインはスペインのモナストレル種100%の赤ワイン。このワイン自体は実は1年前に三宿のBrasserie du Coinで飲んでいたりするのですが。そのときは適度な濃縮感と果実味、酸味のバランスがよくてなかなか美味しかった(ソムリエの方も飲み頃と言っていました)のですが、1年経ってさてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、やや赤みがかって少し熟成感が出てきてるかなという感じで、透明度はそこそこ。香りは、何でしょうこれ独特な感じ。この品種の特徴なのでしょうか、はたまた熟成によるものでしょうか、何と表現してよいのかよく分かりません。といっても不快な感覚はなく、健全なワインであると思われます。とりあえず飲んでみましょう。
飲んでみると、これまた独特な印象です。何というか「野性的な風味」という感じです。といっても荒っぽいというようなことではなく、適度な甘さが感じられますし、重すぎるということもありません。むしろ(遠い記憶を引っ張り出して比較してみると)熟成が進んで余計な肉がそぎ落とされてきているかなあという方が強いです。ということは、この野性的な印象は専ら香りから来るものだと思われます。品種の個性と熟成の双方によるものかなあ。何にせよ個性的で面白いです。
ただ、先に書いたようにちょっと熟成が進んでしまってて、昨年よりも全体的に力が落ちているかな、という気がします。ピークを超えてしまったのかもしれませんね。ま、この価格帯のワインですから、2001年のものだと致し方ないかもしれません。週末にしてはちびちびと飲みましたが、全部は飲み切れず300ml小瓶に差し替え封印しました。
翌日再飲しましたが、あまり変化はありません。昨日よりもさらにこじんまりしてしまうかな、と思っていましたが、そういうことはなかったです。かといって逆によくなっているということもなかったのですが。量もあまりなかったのであっさり飲み終えました。
てなことで独特の面白さを持つワインではありました。ちょっとピークを過ぎてしまった印象があり、そこがやや残念ですが、そういうところも含めてワインの面白さでしょうから、ま、それはよしということで。モナストレルは2回目(1回目はこちら)ですが、両者はかなり違うタイプで、特徴がまだつかめていません。もう少し同品種のワインを飲んでみたいと思います。