Monmarthe "Secret de Famille" N.V. Half Bottle

【名 称】 Monmarthe "Secret de Famille" N.V. Half Bottle
【価 格】 2,500円(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/12/23
クリスマス・イブ近辺にはごちそうを自宅でいただくのがここ数年の習慣です。今年はスティルワインだけでなく、シャンパーニュも飲むことにしました(その代わりケーキをオミットしたのですが・・・)。フルボトルは多すぎるのでハーフで何か、と思って探したところ、やまざきのこれが値段的にもスペック的にもちょうどよいので購入しました。
知らなかったのですが、シャンパーニュにもグランクリュとかプルミエクリュの格付けがあるらしく、このワインはプルミエクリュにあたるルードのものということです。ちなみにブレンド比率はピノ・ノワール及びピノ・ムニエが40ずつ、残り20がシャルドネということです。ではいただいてみましょう。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、かなり濃い金色で、黒ブドウが80%を占めるというセパージュ通りの見た目と言えそうです。泡は比較的細かめで強く、さすがにシャンパーニュ、そこらのスパークリングワインとは違いそうです。香りは、青リンゴの香りが支配的でしっかりした強さの香りです。これは美味しそう、ということで早速乾杯。
口に含むと、見た目どおりに強めの泡が舌に心地よい刺激を与えます。ただ、泡の細かさについては見た目よりは細かい感じがしませんが。そして何より香りからも感じたように、青リンゴのような風味が実に力強いです。これはシャンパーニュではなくシードルかと思ってしまうほど、リンゴらしさが強いです。その分シャンパーニュらしいイーストっぽさなんかはあまり感じられませんので、典型的なシャンパーニュとはややスタイルが異なっているようにも思います。
といいつつも、他のスパークリングワインではここまで力強さを感じさせてくれないでしょう。この味わいはやっぱりシャンパーニュだなあと思わせるだけのものはあります。ブリーチーズやグリーンサラダのバルサミコドレッシング、ブイヤベースといった料理にも合っているようです。こうなればもともとの量も少ないこともあり、さらっと口の奥へと消えていきました。
ということで、「さすが」と言うべきワインでありました。これでもう少し安ければいいのですが、シャンパーニュに関しては仕方がないのかなあ・・・。などと思いつつ、次の赤ワインに進みました。
Gros F&S Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2004

【名 称】 Domaine Gros Frere et Soeur Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2004
【価 格】 3本5,874円セット(の8%Off)の1本(税込)※単品価格2,450円
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/12/14
ボルドー左岸にもまして本プロジェクトの対象とならないブルゴーニュ。なので買うことは滅多にないのですが、この日は珍しくブルゴーニュの赤ワインを飲みたい気分ということで、数少ない在庫の中からこれを飲むことにしました。4月末に購入したセット物の1本。あまりよいヴィンテージではないらしいブルゴーニュの2004年ですが、この生産者はしっかりしたワインを造るとのことですので、まずは先入観を持たずに飲んでみたいところです。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、ブルゴーニュのピノらしいやや暗めの色調の赤色で、透明度は高い方だと思います。香りは、さすがにこの生産者のものだけあるのか、単純な赤い果実の香りにとどまらず土っぽさや革っぽさというのでしょうか、「ブルゴーニュ!」という感じが良く出ているものと思われますが、経験不足でよく分かりません。でもこれはイケそうです。早速飲みましょう。
口に含むと、じわっといろいろな味わいが口の中に広がります。果実味よりはいろいろな要素のからんだ複雑さが目立ちます。私の少ないブルゴーニュ及びピノ・ノワールを飲んだ経験の中でも明らかにこれは良いと思います。ドミニク・ドゥランのACブルゴーニュ(これとこれ)も一本筋の通ったとても良いワインでしたが、こちらも負けていません。このクラスでこういう味わいが楽しめるのですから、もっと高いブルゴーニュが多くの人を引きつけるのは当たり前というか、なるほどよくわかります。
半分強飲んだところで食事タイムも終わり、本当ならここで終了して残すべきだったのですが、どうにもこのワイン、麻薬的な魅力があってついつい飲み続けてしまい、気がついたら無くなっていました。短い時間で一気に飲んでしまうことはまあよくありますが、今回はそういうことだったのではなく、比較的ゆっくりながらも飲み止められなかったのでした。
てなことでこのワイン、ブルゴーニュの魅力の一端を感じさせてくれる物でした。これでもオフヴィンテージと言われる2004年の物なのですから、良作年の物だと一体どういう感じなのでしょうか。興味は尽きませんが、残念ながら普通は本プロジェクトの対象とはならない価格帯のもの。次にいつここに登場できるのでしょうか・・・・・。
Ledgewood Creek PicniQue Saunignon Blanc 2006

【名 称】 Ledgewood Creek PicniQue Saunignon Blanc 2006
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/12/15、17
この日の夕食時、昨日の続きを飲みたいというリクエストがありましたが、前日のこれ、ほとんど一人で空けてしまっていました。そこで急遽登場したのがこのワインです。ちょうど冷蔵庫の中でよく冷えておりました。カリフォルニアはレッジウッドクリークの作るカジュアルラインで、以前シャルドネを飲みましたが今回はソーヴィニヨン・ブラン、前回と同じく赤白ワインセットの1本です。
スクリューキャップを捻って開栓し、グラスに注ぎます。色は、この品種のワインらしいやや黄緑がかったもので色調は若干薄目かなというところ。香りは、正直なところあまり感じません。カリフォルニアのワインとしては珍しく、さらっとした味のないタイプのワインに近い感じなのかもしれません。
では飲んでみましょう。すると、香りから感じる印象通りといえばその通りというべきか、あるいはこの品種らしいといえばそうであるというべきか、実にさっぱりとしています。ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランだともっとトロピカルでフルーティーなものが多いように思いますが、これはむしろロワール辺りのそれに近い印象ではないかと思われました(無論、典型的なロワールのものよりは濃いというか果実味があるのですが)。ちょっと意外だなと思いつつ、カジュアルラインのワインでもありこれはこれでOKという気がします。むしろこの品種はこの手の方が本来の味であるという気がします。しばし飲み進めても傾向はそんなに変わらず、半分ほど残して終了。
2日後残りをいただきます。ちょっと温度を高めで飲んでみたからか、あるいは経時変化か、先日よりはトロピカルな雰囲気が出てきました。それでもやはり比較的スッキリしたスタイルではあります。適度にバランスがよく、さらっと飲み干しました。
ということで、このシリーズのシャルドネ同様気軽にピクニック気分で飲むのにちょうどいい感じのワインかなというところです。単純な頭割り価格でみると、それにやや見合わないかもしれないのも同様なのですが。
Franc Beausejour 2005

【名 称】 Franc Beausejour 2005
【価 格】 1,280円(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/12/19、21
週末少し(といってもモルトウィスキーのロック2杯ですが・・・(^^;)、飲んで帰った帰り、クリスマス用のシャンパーニュを買うついでに買ったこのワイン、珍しく帰宅後すぐに飲むことにいたしました。単なるACボルドーの赤ワインですが、お店のチラシ等ではかなり良さそうな文句が書いてありましたし、この値段ならまるっきりだまされてしまったとしてもまあええやろ、ということで。ちなみにセパージュはメルロ95にカベルネ・フラン5とのこと。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、赤みの強い紫色で、透明度はやや高め。まあこの価格帯のACボルドーらしい感じです。香りもやはり同様で、赤い果実とほのかにフローラルな感じの香りですが強さはそれほどでもありません。まあこんなものかなと思いつつ、テイスティングに移ります。
一口飲んでみたところ、やはり大体こんな物かなあという感じ、つまり、やや強めの酸味と赤い果実の果実味、それにあまり強くないタンニン。この価格帯のACボルドーの典型的なスタイルだなあという感想です。これで終わってはそれまでで、やっぱりそうそううまい話は転がっていないよな、というところなんですが、ところがこのワイン、そこからもう1段の余韻があります。何となくですが、凝縮された果実の旨みと言ってよさそうなものが感じられました。なるほどここは一味違うかもしれません。時間が経つに連れ徐々にその奥にあったものが前に出てくるような気もします。宣伝文句ほどのすごさはないですが、まあ確かにそこらの安いACボルドーよりはいい感じと言ってもよい気がします。出、最初に書いたようにこの日は十分アルコールを摂っていたため、半分残して封印。
2日後の夕食時に残りをいただきますが、酸化したニュアンスが出てきてしまって、抜栓当日ほどの力はないようです。この辺りに限界を感じるというのが正直なところでしょう。まあそれでも普通に飲めてしまうので、普通に完飲しましたが。
てなことでまあこの値段だったらまあたまに飲むのはありかな、と思いますが、この値段はセール価格で普段はもう200円高いとのこと。その値段だと敢えてこれを選択する理由もなさそうな気がします。尤も、このワインの名誉のために言うと、このワインそのものではなくて同価格帯のACボルドー全てが当てはまるのですが。
Altos las Hormigas Malbec 2006

【名 称】 Altos las Hormigas Malbec 2006
【価 格】 1,180円(税込)
【購入場所】 Wine-netsおおはし
【飲んだ日】 2008/12/07-08
2月に買っていたにもかかわらず、これまで飲まずに放置していたワインです。尤も敬遠していたのではなくて飲み時を探して取っておいたということなのですが。アルゼンチンといえばこの品種というマルベックで作られたワインで、本プロジェクトの対象となる価格帯では評価が高いものですが、さてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、マルベックらしい黒味がかった濃い紫色で、最初ちょっとだけ注いだときはそれほどでもないと思ったもののやっぱりちゃんとついで見ると透明度は低いです。香りは、やはりこの品種のワインらしい熟した黒い果実の香りが中心で、スパイスのニュアンスもあります。何というか典型的なマルベックという感じですが、では飲んでみましょう。
口に含むと、凝縮された果実の甘味と酸味が舌に来ます。尤も、凝縮感はありますが不必要に力が強いということはなく、案外とするっと喉に入っていきます。飲み干した後にはこの品種らしい独特の余韻が残り、やっぱりマルベックらしさがよく出ているようです。なお、樽の影響とタンニンはこの時点ではあまり感じられませんでした。
しばしじっくりと飲み進めていきますが、多少口の中でのふくらみが出てきました。それとともに渋味もやや強さを増した感じがあります。ただ、どちらもそれほど大きな変化ではありませんで、やや変わってきたかなあ、というくらいのものです。そんなこんなでじわじわと飲みましたが、この日は久々に全部飲みきれず余りを300ml小瓶に移して封印。
翌日再飲しましたが、スタイルに変化はありませんでした。時々タンニンと複雑な風味がぐっと前面に出て高級感を出すワインがあり、このワインもそういう変化をしてくれたらいいなあと思っていましたが、そういうことは特にありませんでした。むしろ前日よりもしなやかな印象。やや肩透かし感を感じつつ、さらっと飲み終えました。
てなことで思っていたよりもおとなしめという感じのあるワインでした。何でもこのワイン、イタリア人によるプロジェクトだそうで、そういわれればなんとなくイタリアワイン的なニュアンスがあるかも、という気もします。もともとアルゼンチンのワインはチリのそれに比べると濃い印象はないのですが、このワインはその中でもするっと口に入っていくタイプですね。しっかりとした味わいがありつつ飲みやすさを確保してて、よくできてるなという印象です。ただ、今回はもう少し濃いめの飲み口のものが欲しかったので、そこは少し期待通りとは行かなかったのですが。