Yarden Mount Hermon 2006 Red

【名 称】 Yarden Mount Hermon 2006 Red
【購入場所】 いただきもの
【飲んだ日】 2008/02/17
2日連続になってしまいますが、日曜日ですし夕食はトマトソースでの煮込みハンバーグ、やっぱりワインを飲まないのはもったいないということで飲みます。先日飲みましたこちらの赤ワイン版です。同じくお正月にいただいたものです。白はなかなか好感触でしたので、こちらにも期待ができます。ちなみに品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、それにカベルネ・フランを少量というボルドーブレンドです。
抜栓。グラスに注ぎます。このブレンドらしい濃い目の紫色です。香りは・・・ヴィンテージどおりまだ若いというか青い感じで、カベルネっぽさがよく出ています。さっそく飲んでみましょう。やっぱりというべきか、タンニンが目立ちます。黒い果実の果実味も感じられますが、タンニンと青っぽい香りが暴れている感じで、全体のバランスが取れていないというか、それぞれの要素がばらばらに自己主張している感じです。正直、今飲むには早すぎるのかもしれません。これをそのまま飲むのはちょっとしんどいので、デキャンタージュすることにしました。このときに入手したカラフェを使います。
デキャンタージュ後、飲んでみると、まだ渋みはそれなりに主張が強いですが全体的に調和した味になってくれたようです。しかしながら、バランスは取れてきたとはいえまだまだ味も香りも開いておらず、何となく薄い味のように感じられます。何というか最安価格帯の若いACボルドーみたい。このワインが本領を発揮するのは残念ながら食事中には無理そうです。変化を期待して食事中はあまり消費せずということに方針変更。
結果的にはこれが成功でした。抜栓後4~5時間くらいで、ずいぶん丸くエレガントになりました。黒い果実の甘味と香りが口に広がり、タンニンも穏やかです。カベルネよりもメルロが前面に出ているように思われますが、やはりこの味わいはこのブレンドならではのものでしょうね。ということでもっと置いておいてもよかったくらいでしたが、やっぱり完飲してしまいました。
それにしてもこのワイン、いわゆるニューワールド産なのですが、味わいはそれっぽくなくて、むしろ正統派のボルドーワインに似通っていますね。白ともども、なかなか面白いワインだと思いました。
Cono Sur Gewurztraminer Reserva 2006

【名 称】 Cono Sur Gewurztraminer Reserva 2006
【価 格】 1,140円(税込)
【購入場所】 ビックカメラ有楽町店
【飲んだ日】 2008/02/16
誘惑に駆られながらも何とか引き続きワイン1飲2休ペースを維持することができました。今回のワインはこれ。以前ヴァラエタル版を飲みましたが、今度はその上級編のレゼルヴァ版です。違いはよくわかりませんが、使っているブドウと、それからレゼルヴァというくらいですから熟成期間の差でしょうか。ちなみにこのワイン、私が買って間をおかず、雑誌「一個人」で2000円以下のオススメ白ワインNO.1になったからか、一時期店頭からもネットショップからも姿を消していました。その後また輸入されてきたのでしょうか、最近また見るようになったので、今なら買えるでしょう。
では飲んでみましょう。スクリューキャップですから開けるのは簡単・・・と思ってボトルに触れると、何か湿っています。え、と思ってよく見てみると、何か量が少ない・・・・・。ひょっとしたらと思ってスクリューキャップをひねってみると、普通なら2~3回キャップの留め具地がねじ切れる手応えと「カリ」という音があるのに、1回あったか無かったかという感じ。どうも、漏れてしまっていたようです・・・・・・・・。ありゃりゃ。大丈夫かなぁ。ちょっと不安です。
気を取り直してグラスに注ぎます。色はけっこう薄め。さらっとした感じの飲み口が予想できます。香りは・・・おお、何ともアロマティックで華やかな香り。これこそこの品種特有の香りですね。少なくとも香りの点では問題はなさそうです。これなら大丈夫かなと思いつつ、さっそく飲んでみます。
口に含むと直ぐ、件の華やかな香りが口一杯に広がり、飲み干すと口から喉と鼻にこの香りがすっと抜けていきながらもしばらく残ります。口当たり自体はかなりドライだと思うのですが、この香りとはよく合っていると言ってよいでしょう。全然問題ありません。漏れ出したことで少し量が減ってしまったのは残念ですが。
ヴァラエタル版と比べると、こちらの方がやはりと言うべきか、上品でより洗練されている気がします。あちらも十分に美味しいですし、親しみやすさではあちらの方が上なのかもしれませんが、やはりこちらの方が本格的なワインって感じがします。以前試飲させてもらったアルザスのゲヴュルツトラミネール(銘柄は忘れましたが、それなりの値段のもの)との記憶と比べても、全然遜色ありません。
てなわけで大変満足しつつ、あっさりと飲み干しました。普段はあまりリピートしないようにしているのですが、このワインはちょっと別かな、買い足しておこうかな、と思わされました。でもやはり本場アルザスのものも飲んでみないといけませんね。どうしようかな・・・。
Domaine de la Cessane Blanc 2004

【名 称】 Domaine de la Cessane Blanc 2004
【価 格】 1,690円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/02/13
ここ最近飲む頻度が高いので、今週は何とか1飲2休でいってみたいと思い、間隔を開けました。今回のワインはこれ、ヴァン・ド・ペイ・ドックの白ワインです。これの赤は以前に飲みましたが、好印象でした。なのでこちらの白にも期待して良いでしょう。品種はソーヴィニヨン・ブラン主体にユニ・ブランをブレンド、ということだそうです。さっそくいただきます。
抜栓します。樹脂コルクですが、こいつは硬めのタイプのもののようで、スクリューを差し込むときもそうですし、抜くときも摩擦が強くて抜きづらい。このタイプの樹脂コルクはちょっと好きではありません。それはともかく、グラスに注ぎます。まさに黄金色、という感じの濃い色です。電球の下では特にきれいに見えますね。香りは、すっとした切れの良い柑橘系の感触もありながら、ちょっとバナナのような、南の果物的な香りも混じっているようです。うむ、おいしそうですね。
では飲んでみます。・・・う~ん、やっぱりうまい。味の傾向も香りと同様で、柑橘系と南の果物とが混ざったような感じ。酸は弱めで、その分果実味に厚みというかリッチさを感じさせてくれるようです。余韻はあまりないのですが、この手の味のワインだとその方がひょっとしたらいいのかも、と思わないでもないですね。
ただ、これをブラインドで飲んで品種を当てろと言われたら、ソーヴィニヨン・ブランとは答えられないかなあ。グルナッシュ・ブランとかのローヌや南仏の品種と言いそうです。南仏のワインなので全く筋違いではないのですが、ソーヴィニヨン・ブランのいわゆる典型的な特徴ってのは私には感じられませんでした。まあ、生産地の特徴が品種の特徴を上回っているということだと思うべきなのでしょうね。
てな感じでなかなかこちらの白も好感触でありまして、例によってするっと完飲しました。2004年と少し前のヴィンテージでしたが、衰えを感じることもなく、むしろ十分な熟成でいい感じでした。デイリーな白としては結構な高得点をつけてもよいと思われます。
Ottes 2001 Lorcher Kapellenberg Spatlese Trocken

【名 称】 Ottes 2001 Lorcher kapellenberg Riesling Spätlese Trocken
【価 格】 1,690円(税込)
【購入場所】 ワインセラー ノムリエ
【飲んだ日】 2008/02/09
本日はドイツの白ワインです。以前新酒のデア・ノイエは飲みましたが、普通のものは初登場となります。それなら何がいいかなあ、どうせならやっぱりラインガウ産のリースリング、それもQmP、できればシュペトレーゼ以上のクラス、とか思ってはみたものの、そんな程度のものになるとほとんど本プロジェクトの対象になってくれないのですが、たまたまこのワインが奇跡的に引っかかってくれました。
とはいえ、ヴィンテージが2001年と少し古め。この価格帯の白ワインでこの程度のヴィンテージだと、どうしてもフレッシュさは失われているでしょう。それだけならまだいいのですが、ピークを過ぎてしまってて全体的に風味や香りが落ちてしまっている虞がありそうです。
そう思ってお店の方に聞いたところ、やはり「新鮮さはどうしても失われている。ただ、言葉ではどんな感じかをうまく説明できないが、年を経ることで独特の味と香りが出てくる。それが良いか悪いか、これは個々人の好みになってしまうのですが。」とのことでした。ちょっと賭けではありますが、その言葉に乗っかってみることにしました。
では抜栓し、グラスに注ぎます。金色です。グラスをライトにかざすととてもきれいです。香りはどうでしょうか。むむむ、何とも独特な、ある種のスモーキーさというか燻製っぽさというか木を思わせる感じというか、そんな香りがあります。もちろんそれだけではなくて、柑橘系の果実香も感じられます。この辺りが例の熟成香なのでしょうか。これを飲むとどう感じるのでしょうか、さっそく試してみます。
口に含むとまず感じるのは酸度の高さ。口の中全体にけっこう刺激があります。飲んで感じる香りもやはり柑橘系果実のそれに、件のスモーキーさ?が混じっています。確かにこれは独特というか、今まで感じたことのないものです。この手の香りは確かに人によっては嫌うかもしれませんねえ。私は、最初はちょっと面食らったものの、慣れてしまえばよいアクセントとなってくれて悪くないと思いました。
そしてその独特な香気も、時間が経つに連れてだんだんと感じなくなり、フルーティさ(フレッシュではないものの、やはりこう表現すべきでしょう)が出てきました。それにより、さらっとした感じの飲み口に変化。但し酸味は相変わらずで、かなりの酸の高さを感じます。レモンの絞り汁をやや薄めたような感じ。でもこれも悪くありません。また、余韻にハチミツっぽいニュアンスがあって、これも好ポイント。十分においしいワインです、ってことでやはり2時間ほどで完飲。ここで思ったのが、このワイン、これだけ酸があるなら、まだまだ持ちそう、ということ。これはもう1本買ってしばらく保存しておくのもいいかもしれません。
最初に心配していたよりは、ずっとまともというか問題のない味でした。これならばOKでしょう。ただ、やはりドイツのワインを飲むならもう少し甘みを感じるものの方がいいかもしれませんね。同じ生産者のものにカビネットクラスでハルプトロッケンなものもありましたので、次はそちらを試してみようかな?
Chateau Philippe le Hardi Mercurey 2003

【名 称】 Chateau Philippe le Hardi Mercurey 2003
【価 格】 2,000円(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/02/07
ワインセラーを1本分開ける必要が出たのですが、そうするとどれかを飲まないといけない、でもどのワインもなかなか今飲みたくないもので、迷いました。その中から選んだのがこのワインです。AOCメルキュレイのピノでさらに本来3,000円のところ2,000円と大盤振る舞いで売られていたものです。お店のポップにはまだまだ熟成させたいというようなことが書いてあり、そうしようかなと思っていたのですが、同じワインを飲まれた師範殿によると、どうもいまいちな感想。だったら今飲んじゃってもいいかな(むしろ早めの方がまだ傷が浅いはず)ということで、これを選択。師範の飲まれたのは単なるはずれボトルだった可能性も無きにしも非ずと言うことに一縷の望みを託しつつ。
抜栓してグラスに注ぎます。色はちょっと暗めの赤紫で、やや枯れてきている感もあります。この時点で「やはりか・・・」と一抹の不安。続いて香りをチェック。それなりの雰囲気を感じさせるものではあるのですが、ふわっと広がるような感じがなくて、香りをこちらが捕まえにいかないといけないような印象。では、意を決して飲んでみましょう。
うーん、やっぱり軽いですねえ。果実味がないわけではないのですが、少しくたびれている印象があります。タンニンも弱めですが、果実味が弱いだけに却って妙な感じでタンニンを感じてしまいます。酸味すら控えめな感じ。余韻はそれなりにピノ・ノワール独特のそれが残るようですが、あまり長くはありません。全体にこじんまりしている印象です。
しばらく置いておいたらもう少し美味しくならないかなあと思って試したところ、若干ながら旨味を増してきたようには感じられます。といってもあくまで「若干」。さらに時間がたつと、むしろもともと弱かった各要素がさらに弱くなってしまったように思われました。思い込みによるのかもしれませんが、どうも持ちも悪そうです。残してもよかったのですが、飲みきってしまう方がよいだろうと思い、開けてしまいました。
ということで私もはずしてしまったようです。まあ、もともとこのような大幅値引きだったわけで、そういうものに多くを期待する方がちょっと無理があったのかもしれませんね。とはいえやはり絶対額としては本プロジェクトの上限額なわけで、残念な結果となってしまいました。