キザンワイン 白 2006

【名 称】 キザンワイン 白 2006
【価 格】 1,450円(税込)
【購入場所】 坂戸屋
【飲んだ日】 2008/01/26-27
金曜日の夜にちょっとしたアクシデントがあって、おかげでとてもアルコールを飲むどころではありませんでした。せっかくの週末の夜なのに、とてももったいない気がします。もっとも翌日にはかなり回復しましたので、これ幸いとワインを飲むことにしました。
夕食は鳥の水炊き、これに合わせるにはやっぱりこれかなあ、ということで選んだのがこのワイン。甲州種のワインを自宅でじっくりといただくのは初めてです。さてどうでしょうか。
ちなみにこのワインはかなり入手が難しいそうです。お店に入荷してもすぐ売り切れることが多いとか。私の場合は別に特段の困難もなく買うことができましたが・・・。
さて抜栓し、グラスに注ぎます。色は、おお、これが甲州の特徴でしょうか、薄いピンクがかったもの。香りは、そんなに薫り高いタイプではないですが、さわやかでフレッシュな感じで、柑橘系の果物のそれもありつつも、花の香りのニュアンスがやや強いように思いました。飲んでみます。ふむふむ、グレープフルーツのような果実味、酸味にほのかな甘さがからまっていて、すーっと口から喉の奥に入っていきます。シャルドネでもソーヴィニヨン・ブランでもリースリングでもない、独特の味ですね。ドライではありますが軽い甘味が全体の感触を丸めてくれているのか、とても親しみやすい感じのお味です。
こういうテイストですから、鳥の水炊きにもよく合っております。味自体のマッチングがまずよろしい。そのうえ、鳥モモ肉の皮のおかげか鍋のスープがまろやかでクリーミーな感じとなり、それを吸った白菜や葱がおいしいのですが、若干口の中がべたつく感じも残ってしまいます。それをワインがきれいに流してくれます。いい選択でした。
しばし食べるのに夢中で、そしてお鍋で満腹になってしまったので、ワインは半分弱を残して封印しました。翌日、残りを飲みましたが、特に味が落ちていることもなく前日同様美味しくいただけました。
上記のとおり、甲州種のワインをじっくり飲んだのは初めてでしたが、結果は満足のいくものでした。同価格帯の輸入ワインにも決して負けることはないと思います。またいくつかの甲州ワインを飲んでみることにしましょう。
Martin Ray Sonoma Mountain Cabernet Sauvignon 20

【名 称】 Martin Ray Sonoma Mountain Cabernet Sauvignon 2003
【購入場所】 いただきもの
【飲んだ日】 2008/01/21
いただきものです。例によって大先生にいただきました。ワイナリーを訪れたときに購入されたものだそうです。実は昨年末にも飲ませていただく機会があったのですが、そのときは会社の納会でしたので、量も少しですし何よりグラスでなくコップで飲んだので全貌を感じ取るにはいたらなかったのですが、とても美味しいワインでした。今回はそれを独占できるということで、まことにありがたいことです。ちなみにネットで見るとワイナリー直売でUS$ 60とのこと。
ということで抜栓、グラスに注ぎます。かなり濃厚な青紫色ですね。味わいも濃いというか力強そうに想像できます。香りは、これまた何とも濃密な果実香に、樽由来でしょうか、チョコっぽさがあります。とはいえ、濃密な香りではありますですが、嗅いで「ぐわっ」となるような類のものではなく、何だかうっとりさせられる香りです。さすがにこのくらいの価格帯のものですね。
では飲んでみます。・・・・・。むむむむむ、カリフォルニアのカベルネらしく強い凝縮感がありますし、タンニンも結構効いておりますが、色や香りから想像するよりはずっとスムーズな感じです。パワーのあるワインには違いないですが、力だけでぐいぐい押す感じではないですねこれ。口に入れて、飲み込んで、その後の余韻、というそれぞれで複雑な、さまざまな要素があるように思いました。語彙不足でこれ以上の表現ができないのですが、何にせよ大変良いワインに思います。
てなことでこれはがんがん飲むのはいくらなんでももったいないし、こういうワインだと自然にぺーすもゆっくりとなります。抜栓後ゆっくりゆっくりと飲みました。飲み進めるうちにだんだんと角が取れてきてよりまろやかな感触が出てきます。抜栓後5時間もたてば、濃さとタンニンの感触は依然十分にあるものの、むしろ飲んでいてしみじみとおいしいなぁと思えてきます。何だか不思議ですが、実のところ良いワインはこういうものなのかもしれません。
ということで残りグラス1杯分程度まで消費したところでさすがに眠くなって封印。翌日に開けましたが、香りが落ちることはなく、これなら味もそのままだったでしょう(自分で飲んでいないのでわからないのですが)。
それにしてもこんなワインを自宅で飲んでしまうと、次に何を開けようか非常に迷ってしまいますね。こういうの、うれしいのですがちょっと困り者です。まあこんなときはしばらくワインを飲まずに日本酒を飲むのがよいかもしれません(←実際そのとおりになりました。出張先でご馳走になったり、そのお酒を買ってきたり)。
Painter Bridge Cabernet Sauvignon 2005

【名 称】 Painter Bridge Cabernet Sauvignon 2005
【価 格】 1,050円(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/01/19-20
どうやらノロウィルス?にやられてしまったらしく、調子が悪い1週間でしたが、週末直前になってようやく回復。そうなるとそれまでの調子の悪さはどこへやら、早速美味しいものが食べたくなるのは仕様なので仕方がありません。で、この日の夕食は牛すじカレー。ビールと前回の赤ワインの残り、それに若干の日本酒を加えてアルコールのみで煮込みました。これにインドカレーペーストを加えて出来上がり。なかなかにスパイスが効きながらも牛すじの甘さもありでおいしそうです。
このカレーに合うワインというのも難しいのですが、在庫の中から選んだのがこれです。このブランドは過去ジンファンデル、シャルドネと飲みまして、いずれもトロピカルなフルーティさを感じさせるものでしたので、このカベルネもやはり同様な傾向だろう、それなら意外と合いそうだ、ということで選んでみました。
例によって抜栓後グラスに注ぎます。ここのところ薄めの色調のワインが多かったせいもあり、このような濃い色は久々に見る気がします。そう、いかにもカリフォルニア、いかにも濃厚な味を予感させる濃紫色。香りはどうでしょうか。うーむ、やはりこちらも他品種のものと同様、暖かい気候を感じさせます。もちろんカベルネらしさもありますから、あれらほどトロピカルな感じでないものの、陽光を存分に浴びて育ったブドウであろうことを感じさせてくれます。
では飲んでみます。うん、やはりというべきでしょうか、濃厚な口当たりです。タンニンはそれほど感じられず、何より甘さを感じさせるくらいの濃い果実味。その割には酸もそれなりに感じられます。ただし、この価格帯のワインでよく感じられる典型的なカベルネらしさ(これは良さでもあり悪さでもありますが)はあまりありません。このブランド独特の濃いフルーティさが前面に出ていて、正統派の味わいとは違うように思います。ただ、こういう味であれば、スパイシーなカレーと割とあってるのではないでしょうか。そこは間違いないように思います。
そういう感じのワインですのであまりゴクゴク飲める感じではなく、1/4残して翌日に回しました。翌日、野菜室から出して再び飲みます。温度が低めなこともあって前日よりは渋みも感じられるのですが、全体のトーンとしては相変わらず。この温度ですし、何というか全体的にジュースっぽさを感じさせます。ふと思ったのですが、この価格帯のカリフォルニア産ということで、カジュアルに飲むワインとしてアメリカ人の嗜好に合わせた味を目指したものなのかもしれませんね。
てなことで完飲。何だか微妙な書き方をしてしまいましたが、これはこれでなかなかのワインといっても良いとは思います。ただ個人的には同ブランドのジンファンデルの方が良かったかな。あえてカベルネでこの方向に向く必要はないような気もしました。
Bonnefond Syrah 2002

【名 称】 Bonnefond Syrah 2002
【価 格】 1,850円(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/01/14
個人的にローヌ地方のワインは好きなのですが、考えてみればこれまで南ローヌのものしか飲んだことがありません。北ローヌのワインってコートロティとかエルミタージュとかいわゆる銘柄ものがほとんどで、お値段もお高いものが多いので、おいそれと手が出ないのですな。と思っていたところ、このワインを見つけました。これはコートロティやコンドリューの畑の近くで栽培されたシラー100%、それでこのお値段ならまあ買ってみてもいいかな、と思い購入しました。生産者もヒュー・ジョンソンのポケットワインブックにコートロティの良い生産者として名が上げられていますし。ちなみにAOCではなくヴァン・ド・ペイの規格で、地域名としては「Collines Rhodanniennes」と書いてあります。
さて抜栓してグラスに注ぎます。シラーにしては薄目という感じで赤みが強く、また透明度も高いです。香りは・・・何だかこれもシラーっぽくないというか、飲んだときの酸味を感じさせる傾向の香りですね、これ。うーん、と思いつつも飲んでみます。すると、やはりというべきでしょうか、この品種らしい濃い目の果実味は感じられず、どちらかというとサクランボとかそういう方面。そして舌にはピリッと来る感じはありますがこれはスパイシーさではなくて、香りのとおりの酸味がこのような舌触りを強く感じさせています。香りや飲み口を考えると、ローヌのシラーという雰囲気はほとんど感じられず、何かイタリアの軽めの赤、って感じがします。
てな感じのワインで思ったものとは全然違いましたが、軽快なタッチがあり飲みやすいので、それなりに杯は進みます。といってもこの日は福岡に旅行して帰宅した夜ですので、疲れもあってかさすがに全部を消費することはできませんでした。1/5程度を残して翌日以降に持ち越し、としました。しかしながら、その次の日から体調を崩し週末までとてもお酒を飲める感じではありませんでした。やっと週末になって体調は戻りましたが、このワインは私の体調と入れ替わりにというか、まあ然るべきというか、色味も澱んで味も明らかに落ちておりました。なので残念ながらカレーの煮込み用にあえなく転用、となってしまいました。
それにしてもこの産地・この品種でこの味はなあ、と思ってちょっと調べたのですが、どうやら2002年というのはローヌ地方、とりわけ北ローヌではそれはもうかなりブドウの出来が悪かった年のようです。ひょっとしたらこのワインはそんな悪年のあまりよくなかったブドウのせめてもの処理先だったのかもしれませんね。それならこの味も頷けます。しかしだったらせめてもう少し安ければ・・・。期待と違うものだっただけに、ちょっとこの値段だと高いよなあ、この内容では・・・・・。
Tortoise Creek Pinot Noir 2006

【名 称】 Tortoise Creek Pinot Noir 2006
【価 格】 1,150円の20%Off(税込) ※アウトレット価格
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/01/11
南仏安旨の定番ライン、トートワーズクリークシリーズのピノ・ノワールです。これは、漏れありということから2割引にて販売されていたものです。割と大きなディスカウント率ですが、それだけに外れた場合のリスクも大きいのでしょうね。まあ、それでも全く飲めないほどひどいことはないと信じて買ってみたのでした。
さて抜栓。色は、この品種としては濃い目の紫色で、やはり南仏産であることをうかがわせています。ただ透明度はやや高めですので、全くこの品種らしさがないとまではいっていません。香りも同様で、ちょっとじゅくっとした黒いベリー系果実香も少し感じさせてはいますが、基本的には赤い果実の果実香のほうがより強いようです。
では飲んでみましょう。適度に酸味があり、適度に赤い果実を感じる甘さを伴う果実味があります。タンニンは控えめ。思っていたほど南を感じさせないようです。また、液漏れの影響というのもこの段階ではあまり感じられません。飲んでいてなかなかに心地よく、ひとまずはOKでしょうか。
ところが、30分、1時間とたつうちに、だんだん酸味が消え、また、味わいも重めの熟した果実味という趣に変わってきました。重いというか鈍いというほうがより正確でしょうか?抜栓当初感じられた飲みやすさというか心地よさが明らかになくなっていっています。このあたりの変化の速さは、ひょっとしたら液漏れしていたことが何らかの影響を及ぼしているのかもしれません。
まあ、そうは言っても飲めないほどではなく、また、この日はワインを飲む前に日本酒をちょっと飲んでいましたので酔うのも早かったので、細かいことは気にせずに飲み切ってしまいました(いや、いつものことですが・・・)。何にせよ、こういうワケアリの品ですので、正常なものがこういう性質のワインであるとはとてもいえないので、それは明記しておきます。