Bonnefond Syrah 2002

【名 称】 Bonnefond Syrah 2002
【価 格】 1,850円(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/01/14
個人的にローヌ地方のワインは好きなのですが、考えてみればこれまで南ローヌのものしか飲んだことがありません。北ローヌのワインってコートロティとかエルミタージュとかいわゆる銘柄ものがほとんどで、お値段もお高いものが多いので、おいそれと手が出ないのですな。と思っていたところ、このワインを見つけました。これはコートロティやコンドリューの畑の近くで栽培されたシラー100%、それでこのお値段ならまあ買ってみてもいいかな、と思い購入しました。生産者もヒュー・ジョンソンのポケットワインブックにコートロティの良い生産者として名が上げられていますし。ちなみにAOCではなくヴァン・ド・ペイの規格で、地域名としては「Collines Rhodanniennes」と書いてあります。
さて抜栓してグラスに注ぎます。シラーにしては薄目という感じで赤みが強く、また透明度も高いです。香りは・・・何だかこれもシラーっぽくないというか、飲んだときの酸味を感じさせる傾向の香りですね、これ。うーん、と思いつつも飲んでみます。すると、やはりというべきでしょうか、この品種らしい濃い目の果実味は感じられず、どちらかというとサクランボとかそういう方面。そして舌にはピリッと来る感じはありますがこれはスパイシーさではなくて、香りのとおりの酸味がこのような舌触りを強く感じさせています。香りや飲み口を考えると、ローヌのシラーという雰囲気はほとんど感じられず、何かイタリアの軽めの赤、って感じがします。
てな感じのワインで思ったものとは全然違いましたが、軽快なタッチがあり飲みやすいので、それなりに杯は進みます。といってもこの日は福岡に旅行して帰宅した夜ですので、疲れもあってかさすがに全部を消費することはできませんでした。1/5程度を残して翌日以降に持ち越し、としました。しかしながら、その次の日から体調を崩し週末までとてもお酒を飲める感じではありませんでした。やっと週末になって体調は戻りましたが、このワインは私の体調と入れ替わりにというか、まあ然るべきというか、色味も澱んで味も明らかに落ちておりました。なので残念ながらカレーの煮込み用にあえなく転用、となってしまいました。
それにしてもこの産地・この品種でこの味はなあ、と思ってちょっと調べたのですが、どうやら2002年というのはローヌ地方、とりわけ北ローヌではそれはもうかなりブドウの出来が悪かった年のようです。ひょっとしたらこのワインはそんな悪年のあまりよくなかったブドウのせめてもの処理先だったのかもしれませんね。それならこの味も頷けます。しかしだったらせめてもう少し安ければ・・・。期待と違うものだっただけに、ちょっとこの値段だと高いよなあ、この内容では・・・・・。