”1000円札2枚でおいしいワインを飲めるか?”プロジェクト -17ページ目

Rhone Gang Hold Up No.06

Rhone Gang Hold Up No.06   Rhone Gang Hold Up No.06 ラベル
【名  称】 Rhone Gang Hold Up No.06
【価  格】 1,690円(税込)
【購入場所】 Wine-nets おおはし
【飲んだ日】 2008/06/04

先日飲んだこれ、グルナッシュ種のカリフォルニアワインでありながらブルゴーニュかクリュ・ボジョレかという感じの趣でなかなか面白かったです。それならこのワインもひょっとしたら似たような感じかな、ということでワインセラーから取り出しました。グルナッシュ70にピノ・ノワール30というセパージュを見たら思わずそういう期待を持ってしまいます。

ちなみにこのローヌ・ギャングですが、ペスキエ、モンフォコン、サンコムというローヌの本プロジェクト的に優良な生産者達のコラボレーションとのこと。このワインはどこで作られたものをブレンドしているのか詳しいところまでは分かりませんが、何にせよこれらの生産者名を見るに期待してよいのではないでしょうか。ちなみにこれヴァン・ド・ターブルのようで、「No.06」という言い方でヴィンテージをこっそり?示しているのでしょうね、よくある方法ですね。

さて抜栓してグラスに注ぎます。色は注ぎ始めは薄めかなと思いきや、ある程度まで注ぐとそんなことはなく濃い目の赤紫で透明度も低いです。香りは、最初赤系果実の香りかなと思われましたが、しばらくするとどっちかというとワインの色が示すように黒系果実のそれが強めとなりました。なお香り自体の強さとしては、弱い方でしょう。

続いてテイスティング。これも最初は比較的酸味が強く赤い果実の果実味が主体かなという感じでしたが、少しの時間経過後、酸味よりもじゅくっとした黒い果実の味が目立ってきました。タンニンは最初から控えめな方。うーむ、このワイン、先日のクロ・デュ・ギルロイとは大違いで、正調な南のグルナッシュという趣が強いです。また、典型的な(=ブルゴーニュ的な)ピノ・ノワールらしさは感じられません。ということは、本プロジェクトでも何度か登場した、南仏や温暖なニューワールドにおけるピノの特徴が出ているのかな、と思ったのですが、ネットでインポーターのサイトを見るとどうもブルゴーニュ産のピノをブレンドしているようです。私にはそのニュアンスが感じられませんでしたが・・・。

で、時間が経つにつれてだんだん香りも味も弱めになってきて、その分アルコール感が強く感じられるようになって来ました。というかアルコール感が突出してきたというべきでしょうか。これは一旦封印して翌日以降にまわした方がよいのかなと思ったのですが、何となくこの日は酔いたい気分であったため、それならこういうアルコール感の強いワインも良いかと思い、結局全部飲んでしまいました。

ということで正直なところ最初に考えていたのとは全然違う傾向でしたが、ワイン自体は産地と品種の特徴がよく出ていたと思います。本来であればやはり経時変化を確認すべきで、それをしなかったのは大きくマイナス(自分に対して)ですが、まあそういうこともあるということで仕方がありません。また、インポーターのサイト等にあるような紹介文とも少し雰囲気が違ったような。むむむ、これは機会があればもう1度飲んでみるべきかもしれませんね。

Domaine de la Noble Viognier 2005

Domaine de la Noble Viognier 2005   Domaine de la Noble Viognier 2005 ラベル

【名  称】 Domaine de la Noble Viognier 2005
【価  格】 1,013円の8%Off(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/06/01

GW休みの平日、送られてきたチラシに載っていたセットに惹かれたこと、平日割引があることに加え誕生月の割引も適用されれば8%の割引となることもあり、さらにメール会員登録で送料無料サービスまで。これは行ってみるべしということでサイクリングがてらサンタムールへ行ってみました。そのときに買ったうちの1本がこれです。そういえばヴィオニエ単独のワインは初めてかな?

抜栓してグラスに注ぎます。色は、やや薄めですがきれいな金色。蛍光灯の下ではなかなかに映えます。香りは、ヴィオニエらしいといえばらしい華やかさのある香りですが、飲む前に想像していたほどは香りの強さはありません。少し冷えすぎだからでしょうか?あるいは価格的にこんなものでしょうか?続いてテイスティング。口に含むと、蜜っぽい甘さと切れのよさが感じられ、その後で奥から苦味が出てくるように感じられます。この甘さと苦さのバランスがまずまず良い感じ。ただやっぱり冷えすぎなのか、残り香の華やかさというものはあまりないように思われます。

ただ、温度が低い分すっきりとした感じがあってするする飲めてしまうので、こういう飲み方でも全然問題は無いかと思います。そして実際そのとおりにするすると飲んでしまいました。できれば温度を上げた状態も確認すべきだったのですが、この飲み口のよさには負けました・・・。

ということで飲み手の問題で何となく消化不良な気分が残ってしまったのですが、セール価格+割引のおかげで安く買えましたし、まあこれはこれでよしとしましょう。気軽に飲めてそれなりに楽しめるワインなのは間違いないでしょうし。

Bonny Doon Clos du Gilroy 2004

Bonny Doon Clos du Gilroy 2004 California Grenache   Bonny Doon Clos du Gilroy 2004 California Grenache ラベル

【名  称】 Bonny Doon Clos du Gilroy 2004 California Grenache
【価  格】 1,785円の20%Off(税込)
【購入場所】 たまプラーザ東急百貨店
【飲んだ日】 2008/05/28、30

今回のワインはこれ。お正月に3本以上買うと20%Offに惹かれて買ったうちの1本です。もともと2,500円くらいのものが値引きがされていたうえにさらに割り引きなのでお買い得。さてラベルにあるように、カリフォルニア産のグルナッシュ主体のワインです。米国のワイン法上は75%以上で品種名を示すことができるとのことで、グルナッシュ単独品種かどうかわかりませんので、敢えて「主体」と書きました。何にせよカリフォルニアでグルナッシュというのも少し珍しい気がしたので購入してみたものです。もっとも、カリフォルニアでもローヌ品種の人気は随分高いそうで、実際には別に意外なものではないようですが・・・。

抜栓してグラスに注ぎます。色はややダークな色調の赤で、透明度は高め。そして香りはその色が示すように、赤系の果実の香りがバリバリ。グラスに注いだ時点で少し離れたところからもその香りが感じられるくらい、パーッと広がっていました。これはピノ・ノワール?と一瞬思わずにはいられない感じの香りです。さっそく飲みましょう。

口に含むと、香りと同様、赤い果実、というか正しくイチゴの風味と甘さが広がりますグルナッシュ自体は他のローヌ品種と比べて力強さや濃厚さが控えめで、赤い果実の甘酸っぱさの方がよく出ていたりすると思いますが、ここまでだとブラインドで飲んだらグルナッシュとはとても思えないでしょう。ピノ・ノワールと先程書きましたが、ピノほど奥深さはないようで、むしろ上質なボジョレのガメイの方がイメージが近いかもしれません。さてそんな感じのワインなので一気に飲み干してしまう虞もあったのですが、この日は抑制がよく効いて半分近くを小瓶に移して封印しました。時間の経過でどう変わるでしょうか。

2日後、再度挑戦します。グラスに注ぐと、抜栓当日に感じられたような香りの広がりはあまりありません。飲んでみると、これが2日前とは打って変わって実にタニックな印象。といっても単に渋いというのではなく、複雑さがあって、質のよさは確かに感じるものです。それなりに高いワインにありそうなタンニンの感じですね。そういえば先日のこれでも似たような変化をしておりました。ポテンシャルのあるワインであればこういうものなのかもしれませんね。抜栓時とは全く違う感じになってしまいましたが、これはこれでやっぱりピノ・ノワールのワインに似たところがあるかもしれません。週末はやはり気分的に楽なためか飲むペースも早く、さらっと飲み終えました。

ということでこのワイン、味自体も変化の具合もなかなかに印象的なものでありました。お買い得価格でもあったため、コストパフォーマンスは相当よかったんじゃないでしょうか。

Borgo di Colloredo Gironia Biferno Rosso 2000

Borgo di Colloredo Gironia Biferno Rosso 2000   Borgo di Colloredo Gironia Biferno Rosso 2000 ラベル

【名  称】 Borgo di Colloredo Gironia Biferno Rosso 2000
【価  格】 5本10,000円セット(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/05/25

正月の福袋で購入したものの2つ目はこちら、イタリア・モリーゼ州の赤ワインです。モンテプルチアーノとアリアニコのブレンドとのことで、どちらもなかなかインパクトのある味わいのワインを生み出す品種で、このワインもそういう傾向かなと思われますが、いかがでしょうか。

抜栓してグラスに注ぎます。色はけっこう濃くて透明度低めな紫色ですが、さすがにこのヴィンテージだけに、やや熟成を示し始めているようなところもあるような感じです。香りは、どちらかというとブドウの香りが直球で出ているように思います。で、このヴィンテージから考えると十分すぎるほどにフレッシュさが感じられます。注いだ瞬間に香りがパーッと広がるような香り高さはありませんが、香り自体はしっかりとしています。

では飲みましょう。口に含むと、心地よい酸味とソフトなタンニンがあり、それに何よりストレートなブドウの甘みと旨みがズドンと感じられます。香りと同様に、華やかに口一杯に広がるようなところはないのですが、逆に凝縮された果実味が舌を直撃しているようです。2000年産で8年熟成というスペックからは意外なほどストレートな果実味の強さです。といってもそれなりに熟成感もあるようで、後味はなかなか複雑な感じです。

この日の夕食はラムチョップを赤ワインとトマトソースで煮込んだものでしたが、なかなかよく合っていました。こういう組み合わせだとワインも食事も進みます。それでも食事中は何とか抑え気味に飲み進めたのですが、やっぱり美味しいということで食後しばしの休憩後また飲みを再開し、この日のうちに完飲しました。

ちょっと古い自然派ワインということでどういう状態になっているのかと思いましたが、思いの外力強い果実味の凝縮感があったワインでした。まあ、こういうストレートな味わいはこの価格帯の良質な自然派ワインであればよくあるものではあると思うのですが、それにしても予想以上に力強さを感じました。これはなかなかのワインですね。多彩なイタリアワインの1つの側面を感じるのにちょうど良いのではないでしょうか。

Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004

Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004   Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004 ラベル

【名  称】 Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004
【価  格】 1,590円(税込)
【購入場所】 パスポート宮前店
【飲んだ日】 2008/05/24

南仏コスティエール・ド・ニームの赤ワインです。グルナッシュ65、シラー30、ムールヴェドル5の比率のブレンドです。この近辺の定番品種のブレンドですね。お店のポップではなかなか飲み応えのありそうなことが書いてありましたので選んだものです。この産地のワインといえば以前これを飲みました。思ったより軽めのワインでしたが、今度はどうでしょうか。さっそくいただいてみましょう。

抜栓してグラスに注ぎます。色はまずまず濃い色調の紫色で、その割には(というべきかどうか分かりませんが)やや若々しさがないというかちょっとくすんだ感じもあるように思えます。また、透明度はわずかに高いかもしれません。香りは、この品種ならまあいかにもという感じのものでありますが、あまり強さはありません。この手のブレンドのものに見られる揮発香も感じません。そのあたりのせいか、特段目立つ要素が無いように思われてしまいますね。

では飲んでみます。んー、見た目よりはじゅくっとした感じの黒ベリーな果実味で、スパイシーさと酸味とが合わさってか、舌をピリッと刺激するような感じがあります。タンニンはほどほどという程度でしょうか。ただ、全体的な印象として、何となく元気がないというか、光るところがないというか。明らかに劣化しているってことではないですし、ピークをとうに過ぎてしまったというような感じもしないのですが、何となくこじんまりとした感じがあるのですよね。適度に熟成が進むと落ち着きが見受けられることも多いですが、そういう感じとはまた違う押しの弱さが見受けられます。

といいつつ、これはこれで不味いというわけでもありません。それなりにするすると飲めてしまいます。ということは、人によってはこれは美味しいと感じる可能性はけっこう高いかと思うのです。癖が強いわけではありませんから、まとまった味わいだという評価もできるでしょうし。このあたりは、個人的に期待が高すぎたのかもしれませんね。もっとしっかりした味わいや風味を期待しておりましたので。しかしながらやっぱり時間とともに良化を見せるようなものとも思えなかったので、ボトルを空けてしまいました。

てなことで何となく微妙な感じのワインでありました。変に予断を持ちすぎていたのがよくなかったのでしょうかね。どうしても個人的な好みに沿いそうなものは事前の期待も大きいので、今回のようになってしまうこともありがちですが、なるべくニュートラルな気分でワインと向き合おうと思います、はい。