Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004

【名 称】 Chateau de Campuget Cuvee Tradition 2004
【価 格】 1,590円(税込)
【購入場所】 パスポート宮前店
【飲んだ日】 2008/05/24
南仏コスティエール・ド・ニームの赤ワインです。グルナッシュ65、シラー30、ムールヴェドル5の比率のブレンドです。この近辺の定番品種のブレンドですね。お店のポップではなかなか飲み応えのありそうなことが書いてありましたので選んだものです。この産地のワインといえば以前これを飲みました。思ったより軽めのワインでしたが、今度はどうでしょうか。さっそくいただいてみましょう。
抜栓してグラスに注ぎます。色はまずまず濃い色調の紫色で、その割には(というべきかどうか分かりませんが)やや若々しさがないというかちょっとくすんだ感じもあるように思えます。また、透明度はわずかに高いかもしれません。香りは、この品種ならまあいかにもという感じのものでありますが、あまり強さはありません。この手のブレンドのものに見られる揮発香も感じません。そのあたりのせいか、特段目立つ要素が無いように思われてしまいますね。
では飲んでみます。んー、見た目よりはじゅくっとした感じの黒ベリーな果実味で、スパイシーさと酸味とが合わさってか、舌をピリッと刺激するような感じがあります。タンニンはほどほどという程度でしょうか。ただ、全体的な印象として、何となく元気がないというか、光るところがないというか。明らかに劣化しているってことではないですし、ピークをとうに過ぎてしまったというような感じもしないのですが、何となくこじんまりとした感じがあるのですよね。適度に熟成が進むと落ち着きが見受けられることも多いですが、そういう感じとはまた違う押しの弱さが見受けられます。
といいつつ、これはこれで不味いというわけでもありません。それなりにするすると飲めてしまいます。ということは、人によってはこれは美味しいと感じる可能性はけっこう高いかと思うのです。癖が強いわけではありませんから、まとまった味わいだという評価もできるでしょうし。このあたりは、個人的に期待が高すぎたのかもしれませんね。もっとしっかりした味わいや風味を期待しておりましたので。しかしながらやっぱり時間とともに良化を見せるようなものとも思えなかったので、ボトルを空けてしまいました。
てなことで何となく微妙な感じのワインでありました。変に予断を持ちすぎていたのがよくなかったのでしょうかね。どうしても個人的な好みに沿いそうなものは事前の期待も大きいので、今回のようになってしまうこともありがちですが、なるべくニュートラルな気分でワインと向き合おうと思います、はい。