Marquis de Beau Rond Merlot 2006

【名 称】 Marquis de Beau Rond Merlot 2006
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格750円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/12-13
この日は職場の同僚と飲みに行き、珍しく2次会まで行ってよく飲んだのですが、それにもかかわらず帰宅してからもこのワインを。前の日のワインも残っていましたが、そちらでも書いたようにかなり重厚なワインだったのでもう少し時間を置いてからのほうがよさそうなことと、こちらのワインならちょっとだけ飲むには向いているだろうということでこれを開けてみました。南仏産のメルロです。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、この産地のこの品種としては少し赤みが強いかなという感じで、透明度も高め。香りはどうかというと、ちょっと甘そうな感じの果実香ですが、強さはありません。色と香りからの印象は、まあ値段なりかな、という感じです。飲んでみても、やっぱりそういう印象。渋味は控えめ、果実味もないわけではないけれども強くなくて、舌の上から喉の奥に流れるときによく熟した果実の感じが一瞬感じられるのですが、その一瞬で見失ってしまうようなところがあります。そして、全体的な印象として、味に一体感がないというのか、それぞれの要素が何となくバラバラな感じがするように思いました。うーむ、こりゃまさに値段なりのテーブルワインですね。この日はもう夜も遅いので軽目の量の2杯で終了。
翌日の夕食のポークトマトシチューの材料として残りの一部を使ったあと、夕食時に再飲。この手のワインだと冷やして飲むほうが美味しいと思い、冷蔵庫に入れておりました。で、実際に飲むと、確かにそのとおり。タンニンや凝縮感のなさがかえって低い温度によく馴染み白ワイン的に飲めます。なのでするすると完飲。
しかしこのあと一昨日残していたこれを飲むと、違いは歴然。この価格の赤ワインですから、こういう味わいなのも仕方がないのかもしれませんが、同じ銘柄のシラーがなかなかの満足感を与えてくれるものでしたし、国は違うとはいえ値段は30円程度しか違わないノストラーダのガルナッチャやテンプラニーリョもしっかりした味わいなのを考えると、やっぱり少し残念な印象ですね。
La Playa Block Selection 2004 Carmenere

【名 称】 La Playa Block Selection 2004 Carmenere
【価 格】 1,380円の8%引き(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/06/11、13
ラ・プラヤのブロック・セレクションシリーズは以前カベルネ、メルロを飲みました。今回はこれ、カルメネールです。これまでの履歴を見るにこのシリーズは値段からするとかなり質が良く、この品種でも期待してよいのではないでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色はかなり濃い目の青紫でほとんど黒に近いくらい、透明度も当然低いです。香りはどうでしょうか。あまり香りの広がるタイプではなく、グラスに鼻を近づけないと感じられませんが、香り自体はしっかりしているというか、この手の色の濃いワインによくある感じのタンニンの豊富さを連想させる黒いベリー系果実のそれです。
続いてテイスティング。一口飲むと、はっきりとその重厚さがわかります。樽が良く効いていてスモーキーでカカオっぽい風味があり、香りのチェックの段階でも想像されたように強めのタンニン。これらが強くて果実未の印象はそれだけ減衰されています。そもそもカルメネールは、チリでは長いことメルロと混同されていた品種だそうですが、同ブランドのメルロはもっと柔らかくて香りも良くて果実味十分なタイプで、このワインはむしろ同ブランドのカベルネにとてもよく似ています。このシリーズだけで考えると、どう考えてもメルロとはタイプが異なり(あちらは2003年と1年前のヴィンテージであるにしても)、ちょっと不思議です。
以前ならこういう強い樽風味と渋味があるワインは飲むのがしんどかったですが、最近は慣れてきたのかこれはこれで美味しく飲めます。とはいえ、まだまだこなれていないし、この日のうちに大きく変わりそうには思えなかったので、多めに注いだとしてグラス2杯半ほどを小瓶に移して封印しました。
翌々日、食前酒的にこれを飲んだ後、再飲します。香りは、多少果実の香りがより出て来たような気はしますが、基本的にはあまり変わらず。味についても、やや果実の甘味が見えて来たかなあという程度の印象で、どしっと渋いスタイルはそのままです。抜栓2日後でこれですから、もっと置いておけばより変化するかなという気もしましたが、週末の夜なので全部飲んでしまいました。
ということでかなり重いスタイルのワインでした。このシリーズの赤ワインでは一番「かたい(どの漢字がよいのか決めきれないので敢えてひらがなで)」ワインだと思いました。今飲んでもこの手のものが好きな人には問題はないと思いますが、正直、まだ若いのでしょう。あと2~3年くらいすればずいぶん印象が変わるのかもしれませんが、この価格帯のワインをそこまで保管するのも何だか変な感じもしないでもなく。ま、ポテンシャルは高そうですので、やはりこのシリーズはコストパフォーマンス的には良いのでしょうね。他にシャルドネもラインナップに入っており、そちらもそのうちに試してみようかと思います。
Riondo Brut Valier N.V.

【名 称】 Riondo Brut Valier N.V.
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格1,180円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/08
またしてもペログビセットのワインです。3日連続となりますが、このセットはこういう具合にどんどん飲んでいくためのものだと思うので、問題なしでしょう。
この日の夕食は白モツとキャベツの鍋。そろそろ蒸し暑くなってきているのにもかかわらずなメニューですが、我が家では通年鍋を食べているので特に違和感はありません。とはいえやっぱり熱い食べ物なのは間違いないので、よく冷やした飲み物がほしくなります。それならやっぱり泡ものだよなあということでこのワインの登場です。イタリアはヴェネト州産のスプマンテで、ガルガネーガとピノ・ビアンコから作られているとのことで、品種からはわりとさっぱり系の味なのかなと想像されます。
すこしコルクが硬くて抜くのに時間を要しましたが、何とか無事抜栓。グラスに注ぎます。色は薄め。泡は粒子が少し大きめで泡の立ち方も少し粗め、さすがにこの辺りはこの値段のスプマンテだけに仕方がないでしょう。香りもどちらかというと大人しめで、比較的シンプルなブドウっぽい香りで、イタリアの安い白ワインらしいもの。
では飲みます。味わいとしてはシンプルというかストレートで、シャンパーニュはおろか、これ辺りでも感じるようなイーストの感じは全然なく、フルーティ。まあ、これはこれでよし。うんうん、やっぱり泡ものをたまに飲むと良いですね。泡の刺激が心地よい。軽やかな香りや味わいとも相俟って、ビールのような感覚で飲めます。
モツ鍋にこのワイン、組み合わせとしてはなかなか良いです。よく冷えた、泡の軽快感とフルーティさがこのお鍋の熱さや濃さをうまく和らげてくれます。アルコールども11%とやや低めなこともあってか、あっという間に1本飲んでしまいました。
ということで久々の泡もの、高級感はみじんもありませんでしたが、それなりに果実味があって軽く爽やかな口当たりなので、カジュアルに飲むには問題ないですし、夏の鍋にも合いそうです。
Painter Bridge Zinfandel 2006

【名 称】 Painter Bridge Zinfandel 2006
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格1,050円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/07
前日に続いてペログビセットの2本目です。夕食はカレーなんですが、ワインも飲みたい。何か合いそうなものはないかなあと思って在庫を見ると、これが良いかなあということで選びました。ジンファンデル76、シラー24というセパージュは濃厚な甘味ある果実味とスパイシーさが両立してそうで、カレーにも合ってくれることを期待してのことです。ちなみにこのワインは本プロジェクトのごく初期に登場しましたので、2度目となります。ちなみにこのワイン、ラベル不良のアウトレット扱いですが、見たとおりほとんど問題ありません。
抜栓してグラスに注ぎます。色は濃い目の赤紫で透明度も低く、まさにセパージュどおりというところでしょうか。香りは、やはり濃厚で甘さを感じるもの。いかにも期待通りで、いいんじゃないでしょうか。飲んでみると、じわっと口の中に甘味の強い果実味が広がりますが、酸味とのバランスが良くて必要以上に重くありませんし、スパイシーな刺激も舌に感じられ、これも良いアクセントになっています。また、ややミルキーな感じがありますが、これは樽由来でしょうか?そんなに強い樽っぽさでなく果実味を損ねていないので、ちょうどよいバランスです。余韻はさすがになく、ストンと落ちる感じの後口ですが、これはさすがにこの値段ですから仕方がないでしょう。
なお主題のカレーとのマッチングですが、全然問題なく合いました。辛さの強すぎるものだと合わないでしょうが、今回のは比較的マイルドで、また、豆のカレーなのでそこからの甘味もあったのでそのあたりが良かったのかもしれません。
そういえば、昨年飲んだときはトロピカルなイメージだったと書きましたが、今回は本格的なワインらしい味わいだったと思います。これはヴィンテージの違いによるものか、飲み手の経験値によるものか、それとも単なるボトル差に近いものなのか、どれだかよく分かりませんが・・・。
何にせよこれはよいワイン、ということでゴクゴク飲んでしまい、あっという間にボトルは空っぽになりました。前にも書きましたが、今回再飲して、やっぱりオススメの1本だと改めて思います。
Los Arbolitos Sauvignon Blanc 2007

【名 称】 Los Arbolitos Sauvignon Blanc 2007
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格950円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/06-07
カーヴドリラックスの定番セット、「ペログビワインセット」を購入しました。今回はアウトレットセットと言いつつアウトレット品は1本、しかも通常価格4,980円のブルゴーニュ白ワインが入っているということでこれは買わないわけにはいかないでしょうということで速攻で購入したものです。他の皆様もそうお考えだったようであっという間に売り切れになっていました。すごいですね・・・。
さて今回は早速そのうちの1本をいただきます。チリのソーヴィニヨン・ブランです。同じ銘柄のカベルネ・ソーヴィニヨンは以前いただきましたが、価格に比しての質の良さがなかなか光っておりました。ですからこちらも期待してよいでしょう。
抜栓してグラスに注ぎます。スクリューキャップなので簡単・・・と思いいきや、なかなかキャップが取れないし、だからといって力を入れたら全体がくるくる回ってしまって少し往生しましたが、何とか開きました。色は、かなり薄目の黄色です(ま、これはボトルが透明なので事前にわかっていたとおりですが)。香りはどうでしょうか。グラスに鼻を近づけ確認すると、何とも分厚い果実の香りです。これは何だろう、柑橘系はまちがいなくてグレープフルーツかな、でも少し違うな、こういう香りの果物が何かあったはずなんだけど、何だろうなあ・・・、あとラ・フランスのような感じもあるなぁ。という感じで、とにかくフルーティな香り満々です。この品種らしい草っぽさは、私にはこの時点では確認できません。
では飲みます。微発泡。香りが示唆するとおり、実に果実味が分厚いです。この品種によく感じられる清涼感は飲んですぐの第一印象ではほとんどなく、このあたりはやっぱり南米のワインということでしょうか。しかしながら、ワインが口の中からさらに奥に流れると、口の中には先ほどの果実味はあまり残らず、意外とさわやかというかキレのあるワインと同じような後味で、若干の苦味も感じられます。こういうところはやっぱりソーヴィニヨン・ブランなのですかね(とはいえやっぱり草っぽさはあまりないように思いますが)。何にせよこの落差はなかなか面白いかもしれません。
グラス2杯分ほど残して翌日に持ち越し。昼食とともにいただきましたが(休みだしまあ良いでしょう・・・)、ヘタりは微塵も感じられず、相変わらずの果実味です。さすがに最初の微発泡感はもうありませんけど、それは当然ですし別に問題ありません。さらっと飲んで完飲。ここでようやく最初っから引っかかっていた果物名が思い出されました。そう、これ、スウィーティーの香りと味ですね。この果物は結構すきなのですが、最近ご無沙汰なのでてっきり忘れていました。
というわけで、分厚い果実味が印象的で、かといって決してべったりとしてなくて基本は辛口なので、後口は良いです。この価格ですから、コストパフォーマンスは相当なものだと思います。これからの季節によく冷やしていただくのにちょうどよさそうですね。
追記:このボトルを1週間後に捨てたのですが、そのとき、スクリューキャップを外して中を嗅いでみると、その時点でもまだあの分厚い香りが生きていました。もちろんキャップでしっかりと封印されているからでしょうが、それにしたってこれは凄いことのような気がします。