Bodega J. & F. Lurton Land of Fire White 2007

【名 称】 Bodega J. & F. Lurton Land of Fire White 2007
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格850円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/21、23
またまたペログビセットの1本です。今度はアルゼンチンの白ワイン。以前同じシリーズの赤を飲みましたがお値段を考えるとなかなかよいワインでした。こちらの白も期待してもよいでしょうか?セパージュはトロンテス40、シュナン・ブラン40及びトカイフルミント20とのこと。どの品種も馴染みがないのでその点も楽しみです。ちなみに、このヴィンテージから名称がスペイン語から英語に変わったようです。とはいえロゴは前とよく似ています。うまく作ってますね。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、割と薄めの黄色。香りは、トロピカルな傾向のある柑橘系というところでしょうか。同じ生産者のこのチリ産白ワインはもっと強力な香りを発していましたが、こちらはそこまでのインパクトはありません。といってもこちらも十分な程度の香りを放っています。南半球の安旨系ワインらしい趣でしょうか。
飲んでみます。若干の微発泡感があり、フレッシュで厚みのある果実味です。酸も適度にあり、飲み口がよい感じです。果実味もやはりロス・アルボリトスの方がより分厚い感じでしたが、こちらはそこまでではなく、もう少しバランスがよいタイプです。冷蔵庫で冷やしておくとどれだけでも飲めそうな感じですが、それはそれでヤバいので、半分ほどで封印しました。
2日後、再度飲みます。初日のような微発泡感はさすがになくなっていて、その分クリスピーな印象は引っ込みましたが、それだけに果実味が前面に感じられるように思います。それ以外に特に味や香りが落ちた印象はなく、ロス・アルボリトス同様に生命力の強いワインではないでしょうか。そちらとこのワインとは産地も品種も違いますが、全体的によく似たタイプなのは生産者の個性でしょうか。ともあれおいしいのでさらっと飲み干しました。
てなことで価格なりといえばそれまでですが、よくできたワインだと思いました。気軽においしく飲めてこの値段なので、デイリーワインにはよいかもしれません。真夏だともう少し味のないタイプの方が飲みやすいかもしれませんけど、このワインも十分いけると思います。
Tempo Al Vino Palmento Rosso 2004

【名 称】 Tempo Al Vino Palmento Rosso 2004
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/06/18、22
先日のこれとセットで購入したものです。こちらも同じく南イタリアはプーリア州産のワインで、品種はこの州の赤ワインと言えばこれ、という趣のプリミティーヴォ。以前にも一度飲みましたが、久しぶりですね。この品種はなかなか濃厚な果実味が魅力的ですが、さてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色はやはり濃いめですこし黒さを感じさせる紫色。透明度も低いです。香りは、グラスに鼻を近づけて息を吸い込むと、思わずちょっとむせてしまうほどのじゅくっとした果実の香りです。これは期待できそうです。早速飲んでみましょう。
一口含んでみると、やはり濃厚な黒い果実の甘味と、イタリアワインらしい酸味、それに加えて何というか鉄っぽい(あるいは血っぽい?)風味が感じられます。渋味も割としっかりしていますが、舌をざらつかせるようなほどまでではありません。全体に力強い若さを感じるワインで、ヴィンテージを考えるとちょっと意外というか、もっと若いときは一体どんな感じだったのでしょうかと思わず思ってしまいます。もっとも、抜栓後1時間もするとヴィンテージ相応の落ち着きを見せてきました。樽由来と思しきバニラ香がだんだんと現れてきて、その分よりワインらしい味わいになってきたようです。この感じもまた良し。このワインなら数日後どうなっているかも試してみたく、グラス2杯分ほどを小瓶に差し替えて封印しました。(といってもこの後もこれを飲んでたのですが)。
少し間があいて4日後の日曜日の午後。まっ昼間ですが天気も悪いしじめじめしてて何か気分が乗らないのでワインでも飲んで少し元気になれば、と思い飲みました(困ったことです・・・)。しかしながら、抜栓当日のような若々しい果実味はやや後退して、その分濃さと重さだけが残ってしまった感じ。樽香もどこかに行ってしまったようです。劣化したわけではないのでしょうが、何というか焦点の定まらない感じでした。思うに少し間があきすぎてしまったのかもしれませんね。
ということで最後の2杯は残念でしたが、抜栓時の印象はかなりのものでした。やっぱり南イタリアのワインはこうでなきゃ、という濃厚さがよかったです。なるべく早く飲み切ることが条件かもしれませんが、これなら価格からしても十分なワインと言えそうです。
Felix Solis Juan Francisco Reserva 2000

【名 称】 Felix Solis Juan Francisco Reserva 2000
【価 格】 980円(税込)
【購入場所】 東急ストア
【飲んだ日】 2008/06/14、15、18
スーパーで少し安くなっていたのでついつい買ってしまったワインです。この価格でレセルバ、それも2000年ヴィンテージということでやや不安もありますが、スペインの赤ワインは3桁でもそれなりに飲めるものが多いような印象がありますので、そこはポジティブに考えるということで。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、やや透明度の高い赤紫で、さすがにヴィンテージがヴィンテージだけにやや赤茶けた感じもあるように見受けられます。香りは、まあいかにもスペイン赤ワイン、いかにもテンプラニーリョな感じです。香りの強さはさほどでもありません。続いて飲んでみると、この品種独特の香味が広がります。また、それなりに濃いものの重さは感じられず渋味もまずまずで、バランスがよい飲み口ではないでしょうか。いい感じで熟成して雑実が落ちたのでしょうか。余韻はあんまりないですが、この値段ですしOKでしょう。この日は少し遅くなったこともあり、2杯半程度の量で封印。
翌日客人の来る前、グラス1杯ほど飲みました。あまり変化はなく、安定しています。ここで小瓶に差し替えたのですが、澱はほとんどありませんでした。これは意外。さらに3日後にこのワインのあとこちらに移行。さすがに少し酸化してしまっていましたが、元々果実味豊かな若さを感じるワインではないので、さほど違和感はありませんでした。少し酔っぱらっていたこともあってか、ごくごく飲んで完飲しました。
ということで価格とヴィンテージを考えるとなかなかのワインだったと思います。この価格のワインでこの程度のヴィンテージだとピークを過ぎているものも多くあるように思いますが、これはバッチリ飲み頃な感時でした。まあ個人的にはこの品種にはもう少し濃さと重さがある方がいいかなあとも思いますが、そこはまあ仕方がないでしょうね。これ以上を望むのは少し贅沢な気がします。
Marquis de Beau Rond Chardonnay 2007

【名 称】 Marquis de Beau Rond Chardonnay 2007
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格790円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/06/14、15、17
またまたペログビセットの1本です。土曜日の日中ですが、この日はえらく蒸し暑かったので、ついつい冷たい白ワインを飲みたくなってしまいました。ということで冷蔵庫で待機していたこのワインを開けてしまいました。困ったことです(^^;。マルキドボーランのシリーズはシラー、メルロに続いて3つ目。メルロはちょっと残念な印象もありましたが、こちらはどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は薄めで、少し黄緑がかった感じの麦わら色。香りは、柑橘系でない酸味のある果物(というか酸味の全くない果物の方が珍しいか?)のそれで、具体的には青リンゴやラフランスあたりの香りでしょうか。香り自体の強さは大したことはないですが、何というか澄んだ感じでこれはちょっと期待してもいいかも?
では飲んでみます。うむ、香りと同じく青リンゴのような果実味があります。一方酸味は思ったほどはありません。価格的には当然でしょうが樽の影響はなさそう。それもあってかきりっとしててクリアな飲み口。それでいてこのクラスとしては余韻が強さはないものの長めに残る感じ。これはなかなかよろしいのではないでしょうか?とても790円のワインとは思えません。もう1杯だけ軽めにいただきましたが、やはりいい感じです。温度が上がると多少トロピカルな感触が出てくるようで、バナナのニュアンスを感じました。とりあえずここで封印。
次の日にアクアパッツァを作るのに使い、そのときにまた1杯。多少重い口当たりになったようには思いますが、でもあまり大きな変化は感じません。変わらずおいしいです。さらに翌々日、抜栓から3日後、残りをいただきました。最初はまだリンゴのニュアンスが良く感じられたのですが、だんだんアルコール感が強くなり果実味が後退した感じで、かなりドライな口当たりに変わりました。クラス的にここらがライフの限界なのかもしれませんが、これはこれでまずまずに思われます。てなことでするすると飲み終えました。
以上数日にわたってちびちびと飲みました。上にも書きましたが、この値段でこの味だというのはとても良かったですね。1200円くらいでも不思議はないと思います。また、南仏のシャルドネにしてはトロピカルな感じはあんまりなく、むしろ冷涼な土地のそれに近いスタイルだったのも興味深いところでしたね。同銘柄のシラーに続いて、これはかなりの安旨ワインだと思いました(その分ますますメルロが少し残念に思えますが)。
Aziende Vinicole Miceli Salgalaluna 2007

【名 称】 Aziende Vinicole Miceli Salgalaluna 2007
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/06/15
この日はお客様をお招きの日。ペンネのチキングラタンと真鯛のアクアパッツァでおもてなしです。そんなにいっぱい飲むことはないだろうし、この料理に合いそうなものが1本あればいいかなと思いセラーを見ると、アクアパッツァという南イタリアの料理に合うのはやっぱり南イタリアはシチリア島の白ワイン、ということでこれを選びました(正確には他にイタリア白ワインの在庫はないんですが)。もちろんグラタンとも喧嘩しないでしょうしね。ちなみに地場品種のグリッロという葡萄100%で、樽は使っていないとのこと。
抜栓してグラスに注ぎます。樹脂コルクでこれまで見たことのない黄色のものでした。抜きやすさはごく普通の樹脂コルクのそれで見た目以外に珍しいところはなかったです。一方、ワインの色は割と素直で薄めの金色。香りはレモン。柑橘系の香りがするときは複数の果物の香りが混ざっていることが多いように思いますが、これについては正にレモンの香りという傾向。
飲んでみます。味は、香りから想像するほどは酸味が強くなく、むしろ弱め。冷やしているからか、すっきりした飲み口で実にさらっと喉の奥に流れていきます。いわゆる「味のない白ワイン」的な感じもありますが、やはりレモンの香りが残るのでそれとはまた少し違うでしょうか。とはいえ水のように飲めるのは共通しているように思います。こんなタイプですから、料理とは全く喧嘩せず。グラタン、アクアパッツァともに美味しくいただけました。まあ素直な味すぎて、逆にマリアージュといえるほどまでの相性のよさはなかったように思うのですが・・・。
温度が上がるにつれだんだん果実味も増してきたように思いましたが、基本的なスタイルは変わらず。実にさらさらしたワインです。そういう味わいでもあり、アルコール感も高くないので、あっさりとなくなってしまいました。もっとも、この日は3人で飲んでいるわけで、単純計算でも普段よりは消費が1.5倍になるからそれは仕方がないかもしれません。
ということで明確な個性をいまいちつかみかねてしまったのですが、料理やシチュエーションには合っていたかとは思います。正直なところ、少しコストパフォーマンスの面では物足りない気もしましたが、味そのものはまずまずだったので良しとします。ただ少し思ったのは、このワインは樽は使ってないとのことでしたが、あるいは樽熟成させてみたらもっと面白いワインだったのかな、と。良いアクセントになる気がしました。