Domaine Le Roche Buissiere "Le Claux" 2004

【名 称】 Domaine La Roche Buissiere "Le Claux" 2004
【価 格】 1,890円(税込)
【購入場所】 坂戸屋
【飲んだ日】 2008/07/13
前日は結婚記念日ということで麹町のオー・グー・ドゥ・ジュールにて美味しいフレンチとワイン(食前酒のフィノに、南仏のヴィオニエとポマールの赤を各1杯ずつ)をいただきました(とても満足できました)が、この日もやっぱりワインを飲みます。レストランで飲むワインも良いですが、自宅で飲むのも良いですよね。
そんなこの日のワインはローヌのワイン。ネットで検索したところ、古くからいわゆる「自然派」なワインを作っている生産者だそうです。ネット上の情報で見る限りですが、品種はシラーとグルナッシュでブレンドの比率はグルナッシュ3:シラー1なようですが、ネットではどうも異なる記述も見かけられ、正確なところはよくわかりません。まあいずれにせよ、この産地とこの辺りの品種の自然派ワインは、当たりを引くと濃厚で凝縮感がありながらフルーティさときれいな酸味を兼ね備えた個人的にたいへんよろしいワインが飲めますけれど、さてこのワインはどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色はなかなか濃いめで透明度も低めな紫色で、若干ながら赤紫系かと思われます。香りは、パーッと広がる感じこそないもののしっかり目の黒いベリーやスパイスを思わせる香りがします。ブレンド比率は低いもののシラーの影響がよく出ているのでしょうか?では飲んでみましょう。
一口飲むと、これは「アタリ」であると思いました。上記のローヌ自然派ワインの特徴が実によく出ています。凝縮された濃厚な果実の甘味がありますが、酸とスパイス感が重さを感じさせません。各要素のバランスがよくとれているようです。余韻もそれなりにありますし、なかなか飲み応えがあります。かといってコクがありすぎるわけではなく、スルスルと飲み続けたくなるしそうすることができるタイプのワインであると思います。実際、そのようにしてしまい、あっさりとボトルは空いてしまいました。最近にしては所要時間が短かったですね。
てなことで味のインパクトはそれなりにあるものの、バランスが良くて何か特定の要素だけを強く感じさせることがないので、かえって記憶に残りづらいという何とも困った感じさえ有るようにも思いましたが、これがローヌの自然派ワインの良さであるかと思いますので、これはこれで問題ないです。同生産者の他の銘柄も試してみたいと思います。
Pangolin Cabernet Sauvignon 2006

【名 称】 Pangolin Cabernet Sauvignon 2006
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)(単品価格880円)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/07/09、11
先月購入したペログビアウトレットセット、これが確か9本目となります。このワインは同じヴィンテージを昨年11月に飲んでおります。そのときは適度な濃厚さと果実味のバランスがなかなかだったと記憶しておりますが、今度はどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、赤みの強い紫です。熟成したワインを思わせるような色調に見えなくもない感じがしますが、さすがにたかだか7ヶ月くらいでそんなに熟成が進むはずはないでしょうから、おそらくはもともとそういう色合いなんでしょう。香りは、いかにもカベルネ・ソーヴィニヨンという感じのもので、なかなか力強いものです。以前飲んだときよりもより品種の特徴が出ているように思われます。では飲みましょう。
一口飲んでみると、これは紛れもなくカベルネ・ソーヴィニヨン。しかも、以前飲んだときに比べてずっとボルドーのワインを思わせてくれます。前は果実味の強いいかにもニューワールドのワインという感じでしたが、今回はもちろんニューワールド的な要素は持っているものの、よりボルドー的な渋味と深みがあるように思われます。果実味飲みに拠っていなくてバランスが良いですね。時間が経つにつれより落ち着きが出てきて、さらにいい感じです。
いつものごとく4割ほどを小瓶に差し替え。休肝日をはさんで2日後にいただきました。新鮮さを感じさせる果実味は抜栓当日よりおとなしくなったようですが、全体のトーンとして特に劣ってしまったという感じはありません。グラスに注いで時間が経つにつれ香りも出てきましたし、飲み口も相変わらずしっかりしています。この日はかなり疲れていたためか、酔いが回るのが早く食事を終えるとすぐにダウンしてしまいました。もちろんワインはしっかり飲み終えましたが・・・。
ということで2度目の挑戦となりましたが、1回目よりもさらに評価アップでした。この価格でこれだけ楽しめるのは実にありがたいですね。
Les Hautes Vallees Chardonnay 2006

【名 称】 Les Hautes Vallees Chardonnay 2006
【価 格】 670円(税込) ※アウトレット価格
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/07/06-07
今回はこの南仏産・ビオロジックのシャルドネ。5月にビックサイトの「ホビークッキングフェア」でのアウトレットセールで購入したワインです。裏ラベルにはがれたところが一部あるものの、30%以上も割引ですので、これはすごくお買い得価格だったですね。
さてこの日の夕食はカレー。前日から赤ワイン(チリ産のカルメネール種。ちなみにこのワインも別の店でラベル不良による20%Offで購入したもの(ハーフボトル416円)です。ハーフボトルだったので一口テイスティングする分しか飲めませんでしたが、なかなかおいしかったです。なお、このときに感じたように、このワインもどっちかというとメルロよりカベルネっぽさが勝っていました。何でこの味でメルロと混同されるのか、より分からなくなりました。)でマリナードしておいたラムの肩肉を使ったカレーです。あるいはカレーに負けてしまうかもしれませんが、敢えてこのワインを選びました。
抜栓(但しスクリューキャップ)してグラスに注ぎます。色は、思ってたよりはやや濃い目ですが、産地と品種を反映しているといえばそんな感じの、麦わら色です。香りは南仏のワインにしてはあまりボリューミーな香りではなく、すーっとした切れのよさを感じるこの品種本来の香りといったところでしょうか。樽の影響もなさそうです。では飲みましょう。
飲んでみると香りから感じたのと同様に、南のワインにしてはすっきりとした味わいです。青リンゴのような香りと適度な酸味、それにミネラル感がやや強めのアルコール感と相俟って割りとドライ・辛口なテイスト。そういったところがあるためか、残り香にはどこかしらブランデーのような気配もあるように思いました。こういう感じなので案外とカレーにはよく合います(もっともカレー自体も1日マリナードしたラム肉のおかげかそれに用いたワインのためか、辛さの中に甘味があるものだったのでそのあたりも要因でしょうか)。全体的な印象としてはインパクトはありませんが上品でさらさらと飲めてしまうワインというところです。とはいえこの日に全部飲むことはせず、例によって300mlの小瓶に差し替えて封印。
翌日もやはり前日の残りのカレーとともにいただきます。ワインもカレーもどちらも1日置いたことで味がまろやかになった気がします。特に昨日感じたやや強めのアルコール間は影を潜め、その分ドライさが後退して甘さが見えてきた感じです。とはいえ基本的なスタイルはやはりすっきり系でさらさら感の強い飲み口でした。なのでさらっと完飲。
ということでなかなか良いワインであったと思います。南仏のシャルドネというとトロピカル系の果実の香りと甘さ、それに樽を効かせたスタイルを想像してしまいますが、これはその反対側のスタイル。定価でも1,000円かそこらですから、お買い得感は高いと思いました。
Sanguineti Nessun Dorma Rosso 2004

【名 称】 Sanguineti Nessun Dorma Rosso 2004
【価 格】 1,880円(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/07/5-6
本日の夕食はトマトベースのチキンとアスパラガスのリゾット。手軽に作れてしっかり美味しいので、我が家の定番のひとつです。ついつい食べ過ぎてしまうので危険ではありますが(^^;。こんな料理にもやっぱりワインを合わせます。イタリア風の食事ですので、イタリアワインが良いでしょうということで取り出したのがこのワイン。トスカーナ産の赤ワインで、サンジョヴェーゼ50、メルロ30、そしてシラー20というセパージュで、いわゆる「スーパータスカン」風のブレンドです。というかラベルにも堂々と「SUPER TUSCAN」と表示されてますね。あまりこの手のワインは飲んだことがないのですが、さてどうでしょうか。期待を抱きつついただきます。
抜栓してグラスに注ぎます。このワインの樹脂コルクは硬めで抜きにくいタイプ。こういうのはあまりソムリエナイフにも良くないでしょうから、何とかしてほしいものです。それはさておき、色はややダークな色調の赤紫で、このあたりはシラーとサンジョヴェーゼのブレンドというのがさもありなんと思えなくもないです。そこそこの量を注いでもグラスのそこがうっすら見える程度で、透明度は少し高めといえるでしょう。香りは、やや甘い樽香と黒い果実的な果実香の組み合わせという感じで、メルロとシラーの影響が強めに出ているように思われます。
では飲んでみましょう。思ってたよりはずっとソフトな口当たり。抜栓前はもっとサンジョヴェーゼ的な酸味が出ていたり、あるいはシラーの濃厚さの要素が出ているかと思っていたんですが、実に落ち着いた感じです。味の傾向としては香りと同様にシラーっぽさとメルロっぽさがややシラー優勢で出ているかなあという感じで、サンジョヴェーゼがやっぱり見えません。凝縮感というようなものも感じられず。熟成した落ち着きのある滑らかさというわけではなくて、落ち着きすぎてて「ちょっと物足りないかなあ」とすら思ってしまうほど。余韻もそれほど強くないし、おいしいといえばおいしいけども、ちょっと好みとは違いますね。
例によってグラス2杯半ほどを小瓶に差し替えて次の日にいただいたのですが、前日よりさらに特徴のつかみにくい感じが増しているように思われました。あるいはちょっと質自体が落ちてしまったかなという気もします。この時点で感じたのは、このボトル、少し過熟成気味でピークを超えつつあったのかも、ということ。ネットでいくつか検索すると、もともとこういう傾向のワインではあるようですが、もう少し力強さがある印象があるもののようですし。
てなことでもともとの質自体は高そうな感じは受けたのですが、ことこのボトルに関しては本来の姿ではなくて、今回の印象をそのまま受け取ることはやや憚られるような気がしました。そのうち再挑戦してみるほうが良いかもしれませんね。そうは言ってもなかなか売れ筋のワインのようで買えないかもしれませんが・・・。
Bodega J. & F. Lurton Land of Fire Red 2007

【名 称】 Bodega J. & F. Lurton Land of Fire Red 2007
【価 格】 12本10,000円セットの1本(税込)※単品価格850円
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/07/04-05
週末の夜、ちょっと疲れ気味なので楽に作れてスタミナのつきそうなものをということで、ラムロースの炒め物と野菜グリル、これにお惣菜のペンネの明太子サラダ。ラムに合うかどうかはよく分かりませんでしたがお肉ということで選んだのがアルゼンチン産のこのワイン。以前2006年ものをいただきましたが、今度は2007年。前回は好印象を残してこのワイン、さてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色はやはり濃い目で透明度もそこそこ低い紫色。香りは、あまり強いものではありませんが新鮮味のあるはつらつとした印象の果実香があるようです。ただ前回ほどは樽っぽい感じは受けませんでした。続いてテイスティング。一口飲むと、サンジョヴェーゼらしいきりっとした酸となめらかさを感じながらも、これにマルベックとボナルダが豊かな果実味で厚みとコクを乗せているという感じの味わいで、このあたりも前回飲んだときと同様の印象。安定して美味しいワインですね、これは。
ちょっと酸の印象が強いようでそこが肉とどうかなという気もしましたが、ラム特有のクセには意外と合っているようです。イタリアンハーブミックスで風味付けているのがサンジョヴェーゼに合ってたりするのでしょうか?また、炒めてるときにこのワインを少し振りかけているのもマッチングに影響したのかもしれませんね。
この日は冒頭にも書いたように少し疲れ気味でもあり、とても全部は飲めなかったのですが、それでも気がついてみたら1/3ほどしか残っていませんでした。これを小瓶に差し替え封印、翌日のお昼、またも誘惑にあっさりと負けてしまい、焼き飯(チャーハンというよりは焼き飯というほうがしっくり来る味付け)を食べながら飲みます。すると、料理とのマッチング云々より、前日よりやや味が落ちた感が。といっても、酸味が落ち着いたことで印象が丸くなって、その分おとなしめの飲み口になっただけのような気も。これはこれでなかなかじっくり飲める味かと思いますが、この価格帯のワインということもありますし、やはり抜栓直後のようなはつらつとした果実味と酸味がこのワインのよさというべきと思われます。
以上、2度目の登場でしたが、ヴィンテージが変わってもやはりこの値段を考えるとコストパフォーマンスの良いワインだと思いました。酸味がありながらも厚みがあるというところが結構良いです。3桁の価格帯のワインでは上位の1本かと。