Logan Weemala Shiraz/Viognier 2005

【名 称】 Logan Weemala Shiraz/Viognier 2005
【価 格】 1,350円(税込)
【購入場所】 Wine-nets おおはし
【飲んだ日】 2008/05/21、23
オーストラリアワインは久しぶりですね。赤ワインでのこの国の代表品種と言えばやはりシラーズということになるでしょうし、そのシラーズの本籍地と言えばローヌということになるでしょう。そしてローヌを代表するAOCの一つがコート・ロティ。シラーに白ワインのヴィオニエをブレンドすることが認められているこの地のワインは値段が高くて本プロジェクトでは手が出ません。そこでその気分を少しでも味わえそうなのが今回のワインです。すなわちコート・ロティ風ブレンド。ま、全くの別物であるのは承知の上ですが、それでもその「気分」が大切なのです、本プロジェクトは。
さて抜栓。オーストラリアワインではかなり一般的なスクリューキャップであります。やはり開けるのが楽ですね。グラスに注いでみます。色は、すこし赤みが強いかなという感じの紫で、まだ若い感じ。で、思ったほど透明度は低くありません。香りはどうでしょうか。オーストラリアのシラーズらしく、フランスのそれよりもずっと果実香がたっぷりと言った趣はもちろんありますが、そこに何というか華やかな気配があります。
続いてテイスティング。やはり若々しい感じかつ甘味を感じるくらいの果実味の中に、独特のエレガントさというような感触を感じます。このあたりがヴィオニエのブレンドによる影響なのでしょうか。尤も、ブレンド比率はたったの6%ということですから、実はただの思い込みの可能性も無きにしも非ずですが、ここはやはりブレンドの妙味であるとしておきましょう。で、酸もそこそこにあって、風味と相俟ってなかなか飲みやすいです(なお、スパイシーさとかタンニンはやや控えめ)。普段ならこういうのはずるずると飲んでしまうのですが、この日は自省心が強く働き、半分ほどを小瓶に移し変えて封印。翌々日に飲みましたが、抜栓当日よりも酸味が強く出てその分香りとか風味は控えめな感じになっているようでした。金曜日なこともあり、抜栓日とは打って変わってあっさりと飲み干し完飲。
ということでこのワイン、やっぱり当たり前ではありますが基本的にはこの価格、このヴィンテージのオーストラリアのシラーズらしく果実味が前面に出たものですが、それをヴィオニエのブレンドによりうまい感じで包んだうえで華やかさを醸し出しているのかな、という感じでした。この値段ならコストパフォーマンスは高いといって問題なしでしょうね。同銘柄の多品種も試してみたいと思います。
Ledgewood Creek PicniQue Chardonnay 2006

【名 称】 Ledgewood Creek PicniQue Chardonnay 2006
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/05/18
最近ヴィノスやまざきにはよく行くのですが、ワインバーでテイスティングをするのが主体(試飲もいっぱいさせてもらってますが(^^;・・・)で、あまりワインを買うことはありませんでした。ですが、ちょうど4月からここの「蔵直ワイン倶楽部」の新しい期間が始まりますので、とってみることにしました。
もちろん本プロジェクトの範囲に収まらないといけないので、2本で3,675円の「赤白ワインコース」を選択、第1回目はカリフォルニアはスースン・ヴァレーというとてもマイナーな産地との場所にあるワイナリーの2本です。夕食のグラタンにあわせて(?)白ワイン、シャルドネを選択。カジュアルラインの位置付けのものらしく、樽を使わずに作られたものとのことです。
抜栓してグラスに注ぎます。スクリューキャップなので簡単・・・と言いたいところですが、ネックの部分をしっかり押さえていなかったので、キャップと一緒に台座の部分も一緒に回ってしまい少し手間取りました。これスクリューキャップの欠点ですね。まあそれはともかくとして、色はやや薄め。わずかに緑がかったところもあるかどうか。これは樽を使っていないことに起因するのでしょうね。香りは、先日のこれよりは分かりやすいというか、リンゴやパイナップルといった感じの果実香が主体です。
では飲みます。香りと同様の果実味がありますが、香りから思うほどには酸味は感じられず、このあたりはやっぱりカリフォルニア産という気がします。お店の人のオススメに従ってよく冷やしておいたのですが、そのせいか風味は少し控えめな感があります。余韻にすこしミルキーな感触があり、樽を効かせていないはずだよね?と思いましたが、少し考えてみてこれは樽というよりマロラクティック醗酵に由来するものかな、と思いました(このワインが実際にMLFをされているのかはわかりませんが)。
時間が経つにつれてだんだんと温度も上がり、それに伴い香りや風味が最初よりしっかりしてきました。尤も、しっかりしてきたといってもそんなに力強いということはなくて全体のトーンとしてはすっきり~フルーティというところ。あまり複雑なところもありませんが、その分飲み易さがありますので難しいことを考えずにサクサク飲めるタイプです。なので例によってこの日もさらっと完飲。
てなことで「赤白ワインセット」の第1本目でありました。名前のとおりピクニックにでも行って気軽に飲むのにぴったりそうな、お手軽なタイプのワインでありました。ただその分、単純平均で1,800円を超える価格と釣り合うかというとちょっと違うかなぁという気もしますね。私の場合、その値段だとどうしてもある程度構えて飲んでしまいますので、それに見合うものを期待してしまいます。現地での価格がいくらなのかはわかりませんが、まあそこは輸入経費とか店の利益を考えると仕方がないのでしょうけども。
Rutini Wines Trumpeter Malbec 2006

【名 称】 Rutini Wines Trumpeter Malbec 2006
【価 格】 1,380円(税込)
【購入場所】 明治屋
【飲んだ日】 2008/05/14、16-17
久々のアルゼンチン、マルベックです。この国のこの品種のワインはなかなかよいと思いつつも、なかなか飲む機会がないのですが、その分満を持しての登場、と言ってしまいましょう。ちなみにこのワイン、通常価格は1,582円のようですが、セール価格で上記の価格となっておりました。
抜栓してグラスに注ぎます。とその前に、ここのところ1本をあっさり空けることが多いので、今回は最初から300mlの小瓶に小分けしてこれを保存に回すことにします。さて色ですが、さすがにこの品種、色は濃いです。深い紫色で透明度も低く、品種の特徴がよく出ているように思われます。香りは、こういう色調のワインらしい黒いベリー系果実のそれが主体ながらも、赤い果実を連想させる意外なくらいの軽やかさもあります。これに樽の影響でしょうか、バニラというかクリーミーな感じの甘い香りが乗っています。
では飲みましょう。うん、じゅわっとしっかりした黒い果実の甘さが感じられますが、同時に酸も高めなので重苦しさはありませんでむしろフレッシュさを感じますし、さらにスパイスの要素もあったりします。渋みも比較的まろやかな方というか、タンニン分は感じますがざらっとしたいやな感じではありません。このあたりはアルゼンチン産のこの品種のワインに期待するとおりの結果です。よいですね、やっぱりこの感じは好みです。
ボトルに残した分をちびちびと飲んでいきますが、しっかりタイプながら新鮮さもある果実味主体の傾向はあまり変わらず、ゆっくりではありながらも杯が進みます。で、抜栓後4時間ぐらいでボトルが空いたのですが、その前に残っていたわずかな量をグラスに注いだところ、抜栓時からずっと明確な果実香であったものが、この最後の少量については一気に複雑というか、鼻腔をひりつかせるような高いワインに感じられる香りに変わっていました。ごく少しをしばし放置していたからでしょうが、こんな感じに変化するとは驚きです。小瓶に移した分が楽しみと思いながらこの日は終了。
翌々日、外で飲んで帰ったので家では飲まないかなあと思っていましたが、誘惑に負けて寝酒に1杯だけ飲むことにしました。グラスに注ぐと、前々日の最後に感じたあの高そうな香りがやっぱりします。味わいも高級ワインっぽくなっており、これがこのワインの真の姿なのかなとちょっとうれしくなりました。ただ余韻がないのが「もどき」っぽさを感じさせるのですが、これはさすがに仕方がないでしょう。で、寝酒なので少量を注いだ1杯で終了。
さらにその翌日、残りを飲もうと思ってグラスに注いだのですが、前日のあの高いワインのような香りはなくなり、抜栓時のような単なる果実香に戻っていました。正確には、酸化が進んだのか新鮮さも失われてしまっていたというべきでしょうか。この状態のものだけ飲むとひどくまずいというわけではないのでしょうが、これまでに比べると明らかに味と香りが落ちています。あーあ、最高の状態は長続きしませんでした。こんなことなら、前日の夜には飲むべきではなかったかもしれません・・・・・(><)。まあそう言っても仕方がないので、粛々と飲んで完飲しました。
ということで最後は少し残念でしたが、おおむね期待通りというか、期待を上回る瞬間もあり、全体的には十分満足できるものであったと言えます。このセール価格でこの内容なら、十分すぎるものといってよいでしょうね。
Stonehedge Chardonnay 2005

【名 称】 Stonehedge Chardonnay 2005
【価 格】 1,680円の20%Off(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/05/11
3月末のある日、年度末だからか珍しくアウトレット品がヴィノスやまざきの店頭に置いてありました。その中から購入したのがこれです。ちょうどシャルドネの少し濃い目の味のものがほしいかなあとちょっと考えていたときでしたので、カリフォルニア産なら大きく期待を外さないだろうと思い、若干迷いましたが結局購入しました。バーカウンターで1杯飲んで気が大きくなったからでしょうけど。
さて本題。抜栓してグラスに注ぎます。色は濃いめで、黄金色。カリフォルニアのシャルドネらしいと言えばその通りなのでしょうか。香りは、「これ」と言えるようなものが思い当たらないというか、いろいろな果物の香りが混ざったような感じです。しいて言えばトロピカルな傾向が強めかもしれません。これに樽の要素もあるように思われました。
では飲んでみます。うーん、香りもそうでしたが、やはり複雑な感じの味。トロピカルフルーツっぽさがやや目立つものの、少しハーブというかスパイスというかそういったものの気配もあり、樽っぽいニュアンスもやはりあるようです。しかもなかなかに濃いというか、赤ワインの凝縮感とはまた違った力の強さを感じます。これはアルコールも強めなのでしょうね、と思ってボトルを見るとやはり14.5%の表示。
このように強めのボディと味わいなので、カリフォルニアでも温暖なところのブドウから作られたのかな、と思いきや、お店にあったこのワインの紹介の紙には「モントレーの冷涼地で収穫されたブドウ」とあります。これは少し意外な感じですが、醸造法がブドウ自体の個性よりも強めに出ているのでしょうか?この辺りはよくわかりませんがこういうのもワインの面白いところと言ってよいのかなと思いました。
てなことでこのワイン、「いかにも」な感じのわかりやすいカリフォルニア・シャルドネを期待していたことからすれば、その予想とは少し感じが違うかなという気もしましたが、なかなかに強いワインの割には飲み易さもあり、自分の好みからしてもどうやら相当に美味しいと思ったようで、1時間程度で空っぽになってしまいました。ここまでは約1本空けてしまうのも珍しいことです。あまりに早く飲んだので結局どういう言葉でこのワインを語ればよいのかをつかめずじまいなところもありましたが、まあそういうこともあるってことで。次にもう1回飲む機会があれば、今度はもう少しゆっくり飲んでみたいと思います。
Cave de Rasteau Cotes du Rhone Les Viguiers 2005

【名 称】 Cave de Rasteau Cotes du Rhone Les Viguiers 2005
【価 格】 6本5,990円セット(税込)(単品価格1,890円)
【購入場所】 ノムリエ ザ・ネット
【飲んだ日】 2008/05/10
この金賞ワイン6本セットも最後のワインとなりました。ACコート・デュ・ローヌの赤ワインです。前回は本題に入るまでが長すぎたので、今回はさっそく行きましょう。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、赤みの強い紫で、電球色の蛍光灯の下注ぐとかなりきれいに見えます。なお、この地域のワインとしては比較的透明度が高いほうかなと思います。香りは、チェリーなんかを思わせる、酸味を連想させる赤い果実の果実香です。ボトルには何の記載もないので正解は分かりませんが、この香りからするとグルナッシュ主体でサンソー、カリニャンあたりが多めかな、という気がします。シラーやムールヴェドルといった比較的「濃さ」「重さ」を伴う品種の特徴はあまり出ていないように思われます。
では飲んでみましょう。香りから予想されるとおり、比較的酸味があってさらっとした、赤い果実の果実味を感じる飲み口です。重さとか濃さはやっぱり感じませんし、タンニンも控えめ。とはいえそれなりに複雑な味ではあるような気がします。果実味だけではなく、スパイシーなところがあるのはやはりこの産地のワインかつ複数品種のブレンドだからでしょうか?念のためネットで検索してみたら、生産者のサイトらしいところで詳細が書いてありました。それによるとグルナッシュ70、カリニャン20、サンソー10のブレンドだそうです。おおぉ、当たってるじゃないですか、すごいですね!ま、偶然でしょうが(^^;。
全体的にあまりインパクトのある味のワインではないんですが、その分滋味があるように思います。なかなかクセになる感じですね、この手のワインは。そう、気がつかないうちにどんどん飲んでしまう、危険なワインです。って言いながら実のところ私にとってはほとんど全てがそうだという気もしますが・・・。まあそういうわけでこのワインも例によって2時間ほどでさらっと完飲。
ローヌのワインというと個人的にはシラーの特徴が前に出たものの方が好みかな、と思っていたのですが、このワインを飲んで見ると案外そうでもないというか、シラー無しでも十分においしかったです。その意味でこのワインは新たな発見をさせてくれたと言ってよいのかな、と思いました。正直なところ通常価格では少しコストパフォーマンス的には分が悪い気もしますが、その点を考慮して、まあ良しとしましょう。