サクラ管理方法 | グリーンスケープのブログ

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2005年に中目黒でスタートした
植物を中心としたインテリアショップ
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開花のしくみ

春に咲くサクラの花芽は、前年の夏に形成されます。夏以降生成されることなく、

その後、「休眠」という状態になります。

休眠した花芽は、一定期間、低温にさらされることで、眠りからさめ、開花の準備を始めます。

 

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 管理ポイント

 

 

1. 開花するまで必ず外で管理します。(冬の寒さが必要)

 

2. 早くお花を楽しみたい方は、3月頃から夜だけ室内で管理します。

(日中は、日当たりの良い外で管理)

 

3. 花後は葉が芽吹きます。翌年の開花まで日当たり・風通しの良い外で管理しましょう。

 

 

 

置き場所

 

 花後は屋外で管理し、翌年の開花に備えます

 

年間通して日当たりと風通しの良い場所で管理します。

日照は、最低でも3~4時間必要です。

夏は強い日差しを避け、朝日程度または日陰に置いて下さい。

 

 

水遣りのコツ

 桜は乾燥に弱い樹種なので、たっぷり与えましょう

 

桜・苔玉の水やり方法はこちら

一度水切れをさせると樹勢を回復させるのが大変難しい木です。

晩秋まで枝に葉が残っていれば、手入れは成功したと思って間違いありません。

 

 

 

肥料の与え方

 肥料:4月〜7月、9月〜11月

 

桜は夏に花芽を形成します。花後からしっかり肥料を与えましょう。

長い期間与えますので固形タイプの置き肥がお勧めです。

バイオ オリジナルゴールドの場合、約2カ月効果が持続します。

溶けてなくなったら再び追加し10月まで与えましょう。)

 

 

 
 

 

 

 苔玉場合(10日に一度)、ハイポネックス等の液肥を水に薄めて使用します

 

 

 

植え替え時期

 芽出し前(2月中~3月上旬頃)が適期になります

 

バラ科の樹は秋の植え替えも多いですが、

冬の保護の心配がないので、初心者でも安心です。

2〜3年に1度が植え替えの目安になります。

※苔玉の場合、仕立て直しになりますのでご相談ください。

 

 

剪定のポイント

 4月〜6月頃、他の枝とのバランスを見て伸びすぎた枝を剪定します

図①

強く伸びすぎている枝は先端だけとめておくと

他の枝にも栄養がいき、全体のバランス・花付きがよくなります。

 

図②

小さく作りこみたい方は、画像のように2〜3節残して剪定しましょう。

 

 

 遅くとも6月の梅雨入り頃までに、剪定を終わらせましょう

 

 

桜は剪定痕から水分が逃げたり、病気や害虫が侵入することがあるので

傷口には必ず保護剤を塗っておきましょう。

 

 

 

よくあるご質問

桜の狂い咲きについて

春と秋の気候は似ているので、

夏に形成した花芽が、秋に一部開花することがあります。

問題ありませんので、しっかり屋外で管理し、秋肥を与えましょう。

(※ジュウガツサクラ・八重の輝きは、秋にも開花する樹種です)