グリーンライフ カフェ

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ー 人生に革命を起こす、ヒューマンバリューなブログ -

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場所は南アフリカのクルーガー国立公園、使用されてない鉄橋に改装した列車をホテルにしてしまったらしいです。この国立公園には、象やライオン、サイとかバッファロー等、たくさんの野生動物が住み、正に大自然そのもので、このような雄大な自然にぽつりと旅してきたような感覚が味わえるに違いありません!

 

 

とにかくこの発想がすばらしいです。

もうすでに出来上がっている立派な構造物を全く違う用途に改装するだけで、なんとすごいホテルが出来てしまったのでしょうか。高級ホテルとのことです;

 

 

列車とはいえ、現代の建築家に頼めばいかなる設計も可能です。使い古しの列車を購入し、それをホテルに改修する・・・・いいアイディアですね。使われてない列車とかは廃棄にお金がかかるので、日本でなんかは発展途上国に1両数万円のような感じで売られており、東南アジア諸国には昔のJR車両が走ってたりします!なので、このホテルを計画するのも、元手はかなり安くできてると思います。優秀な建築家に設計を託し、どこかで製造し、引っ張ってきたのでしょう。輸送費がかかりそうですが、既存の構造を活用してしまうことで、新規建設に必要な建設がものの見事に削除されてます。

 

 

 

 

こうゆう発案者と話合いができたら、何か突拍子もないことがピョコピョコ出てきそうで楽しそうですね。

 

キャロライン・ケネディ駐日米大使は、短文投稿サイトのツイッターで
「イルカ追い込み漁の非人道性を深く懸念している。米政府は反対だ」と書き込みをしました。
国際司法裁判所においては、日本の調査捕鯨は「研究目的ではない」と述べ、
条約違反と認定、今後実施しないよう命令。

私も高い知能を持ち合わせる鯨そしてイルカが殺される非人道性について深く懸念します。
私達は皆くじらやイルカがどれ程高い意識レベルを持ちお互いを慈しみ合い
人間に対してでさえその愛をシェアする生物であるか知っています。

そのような高次の意識を持ち合わせる生命を
この飽食の時代に食料として殺戮するのは
決して人間的な行為ではないと思います。
 

イルカの追い込み漁・捕鯨反対


この星に住む人間以外の何万もの生命体に尊重の想いを持ち、
生命を慈しむ、大切にする道徳心を日本人は行動に移して世界に示すべきです。

なぜ、世界中の人が捕鯨・イルカの追い込み漁に反対するのでしょうか?
それはこれら動物が高次の意識レベルを持ち人間の友として認識されているからです。

以下のYouTube動画などはどれほど鯨が愛されているか、
どれほど鯨の友愛が素晴らしいかが心から伝わってきます。

 

 救出された鯨と人間の微笑ましい出来事
 

このような人道的な想いを、時代遅れの金銭的感覚や自分のお腹を満たす欲望を主張して
無視しようとするのは、世界に日本人の恥をさらすようなものです。

逆に、このようなときこそ、そのような人道的な意見を大切に扱い、
世界に発言や行動で示すことこそ、日本人の人間としての価値を示すことが出来るのです。

世界の人道的な想いを持つ人々に賛同して良い思いをシェアすべきです!

私も捕鯨そしてイルカの追い込み漁に反対します!
 鯨やイルカはもう食料ではありません。
そのような原始時代とは別れを告げましょう。

 

 

 


森に入り木々に囲まれると、そこに留まるだけで癒されます。いろいろな理由が考えられますが、また理由など関係ないのかもしれませんが(笑)、私の性格上そうしたいい感覚をついつい追求してしまいます。このシャンデリアは、結論から言って私たちの生活空間のなかで人工物としてその感覚を手に入れることを考えたとき、かなりいい線行っています。この影、森に入った時のと同じです。デザイナーの感覚に、おめでとうの一言を送りたいと思います。

 


このシャンデリア、「Forms in Nature Chandelier」は、ティラ・ヒルデンさんとピオ・ディアスさんが運営するコラボスタジオHildenDiazによるものです。この影を計算しつくした小枝の配置、そしてそのシャンデリア自身の美的感覚も素晴らしいです。このようなシャンデリアはやっぱりアーティストでないと作れないですね。通常の電気屋さんでは販売できるようなものではなく、繊細な美的感覚と微妙なセンスを生かして発案され製品化されるものの価値は高いと思います。そのような製品から生活の質の向上が生まれます。
 

自然フォームのシャンデリア



アーティストのウェブサイトで個別販売をしているようです。興味のある方は英語でメール送ってみてはどうですか?Forms in Nature chandelier販売

さて話は変わりますが、最近ブログずっと休んでまして大変申し訳ありません。三日坊主とは言わすとも、3ヶ月坊主辺りで本職のほうが忙しくなってしまい、出張が重なりブログ離れとなった次第であります。ファンの皆様すみませんでした。これからは本数は少なくなるかもですが、少しずつすばらしいものを紹介して行きたいと思ってます。

これからもよろしくお願いします。
 

 


建築家やデザイナーは歴史を通じていかに空間の質を向上させるかを考えてきました。そのひとつの手法として過去多く用いられてきたのが、彫刻を通して抽象的にその空間の意味を作り上げることでした。現代に入り、近代建築では装飾を空間から完全に削除して、装飾がもたらす潜在的なメッセージ性を一掃することにより空間そのものの美や力を追求しました。しかしその過程でいろいろ美しくすばらしいとされてきたものまで現代の建築空間からなくなってしまいました。ちょっと一度振り返って、歴史から学ぶ建築空間での彫刻、特に動物の彫刻に目を当ててみました。

ライオン噴水


これは、スペインにあるアルハンブラ宮殿のライオン噴水。14世紀に作られた代表的なイスラム建築とされています。この噴水は、動物の彫刻を通した空間の意味が巧みに作り上げられています。ライオンは自然界の王者としてその力、知性、勇気があるものとして認識されます。そのライオンを、秩序正しく中庭の噴水に何匹も生命の源である水の周りに配置することにより、語らずとしてこの噴水が置かれた空間にメッセージ性が発生します。“王者が規律正しく水を守る”というような意味合いが、何もなかったところに発生しているのです。これが動物の彫刻の力です。自然のミステリアスな力が、言葉を使わない形を通して抽象的にその空間に彷彿させます。あれ?ちょっと風格がある・・とか、何だかミステリアスだわ、とか潜在意識的にその力は作用します。ましかし、その潜在的力があまりに強く巧みなため、この力を乱用した宮殿などが近代建築の標的となり、隠し事はやめよう的な勢いで装飾性が一掃されたこともあるとは思います。

中庭


ちょっとした中庭も柱に刻まれた彫刻により、気付かぬ内にその空間の質が一変します。たとえばもし上の写真の空間に柱に刻まれた繊細な彫刻がなかったとしたら、今漂っている神秘的な雰囲気は感じられず恐らくただの空き地としか感じられないはずです。言葉を使わずしてここまでの雰囲気を潜在意識に働きかけて達成するのは、彫刻の力であり建築設計士、デザイナーの技です。

このように考えてみると、近代建築で捨て去られた装飾性も捨てたものではないことがわかります。このようなスキルを使わないのはもったいないですよね。私たち一般庶民の生活の質を向上するのに、この歴代使われてきた手法を活用する手はないでしょうか?

アニマルテーブル


そこで登場するのが、こうした動物モチーフ家具です。この彫刻テーブルはちょっと派手すぎるかもしれませんが、良く出来てるのではと思います。これは、彫刻家のMarkStoddartさんが作った銅製の彫刻テーブル。かわいい動物が水面を模写したガラスのテーブルトップから顔をだします。

アニマルテーブル


カバ君を囲んで食事、会議、とか、それがいい意味なのかどうかは別として(笑)、ちょっとした自然のエネルギーが注入されてないでしょうか!?「おーい、カバ君の回りに集合!」とか不思議な生活環境になること間違いなしです(笑)!


カバ君テーブル


彫刻家が作った彫刻作品として販売されてるため値段は超高いしょうけど、私たちの生活の質の向上にヒントを与える作品です。このような動物テーブルや動物彫刻が私たちの家の中にあったら、その動物の言葉に表されない自然の力が、潜在意識的に生活空間の中に満ち溢れます。テーブルでなくとも、動物のモチーフを使った家具・彫刻はたくさんあります。皆さんも自分の部屋にこのような動物彫刻シリーズを導入してはいかがですか?



参照:MARK STODDART, FRESHHOME


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Mercatorスポーツプラザ


Mercatorスポーツプラザは、オランダ・アムステルダムにあるDeBaarsjesエリアに建設されたスポーツセンターです。もともと敷地が公園の一部であったため、設計事務所のVenhoevenCSは、人々が慣れ親しんだ景観と同じ雰囲気をかもし出すために建物全体を花・植物で完全にカモフラージュしました。DeBaarsjesの街は、アムステルダム街の一角にある多国籍人種が住まうコスモポリタンなエリアで、市がそのコミュニティの生活を豊かにするためこのMercatorスポーツプラザを2006年に建設しました。2012年には、グリーンビルディング・アワードにノミネートされるなど、グリーンなビルディングとして注目を浴びています。


この施設は、スイミングプール、ジム、サウナ、パーティルーム、保育所、カフェ、レストラン、とあらゆるコミュニティ機能が満載されており、DeBaarsjesの住人に健康と生活の質を提供します。施設は完全に植物によって埋め尽くされ、自然の山のような風格を持っています。この山のような緑の壁には、色とりどりの植物や花が一面に植えられ一見したところ建物のように感じられません。建築もやればここまで人工的に自然を作り出すことができるのですね。このサイズのグリーンを養うためにおそらく自動灌漑システムも完備してることでしょう。いい感じです。山が作られてしまっています。多くの花も植えてあるので、季節になれば花で多い尽くされた人口の花の山にもなります。“山の中に集う”、だなんて新しい近代性を持ち備えていて知的なおしゃれに満ちています。


このようなグリーンビルディングが周囲にもたらす影響や環境的貢献などエコな建物として すばらしいことはたくさんありますが、その中でもグリーンビルディング企画・設計に対するその考え方・姿勢が特に大切です。市と建築家が、そこに住む住民 の大切にしているものを細やかに扱いそれを大きな予算と行動力をもって実現する、そのような高貴な思想がこうしたグリーンビルディングから窺い知ることが 出来ます。自然を大切にする、緑を愛する、花を貴重に感じる、このような感情は私たち人間に備わる大切な美徳です。そうした美徳は、実践され多くの人がそ の実践を目撃することにより、更に社会・コミュニティとしての一体性をつくりだしモラルの向上に繋がります。


設 計事務所のVenhoevenCSは、環境循環型の建築設計を長年行ってきました。ヘッドアーキテクトのトム・ヴェンホーベンさんは言います。


建築は静 止した孤立したものではなく、生きた生命体のようにその置かれた環境と互いに交流します。デザイナーは自然界からインスピレーションを受け我々のテクノロ ジー進化のためにそれを使います。そのような
バイオミミックリー(生体模倣)、は新しいタイプの機能主義の基礎を作り出します。現在世界中で生まれつつある新しいタイプの機能主義、エコ機能主義、は、機能と使用の多様性を繋ぎ、知的なエネルギー発電を分散化させ、自然との関係を最適化します。このアプローチは、低価格でローテックな手法を利益率の高い高度なテクノロジーの利点を繋ぐことを可能とします。」 


正にそのとおり、惚れ惚れとする分析です。


Mercatorスポーツプラザ


こうした人間味あふれる建築・都市計画・デザインっていいですよね。やれ水をやるのが大変だとか、落ち葉はどうする、掃除が大変だとか、すぐ官僚的にデザインを批評してしまってはなりません。日々時代は進化し、その時代に住む私たちも更に人間的に進化し、人の大切にしているもの、自然を大切にする細やかな美徳、そうした文化高い高貴な人間味ある考え方に優先順位をつける時代になってもらいたいものです。お金や組織の運営のために人間性が無視される時代にはもう幕を閉じていただきたいものです。そういった時代遅れの感覚にはもううんざりですよね。


写真コピーライト:VENHOEVEN CS
参照:DEZEEN, VENHOEVEN CS



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「とうとう来たか」と思わずには入れないヘルメットデザイン。ワイヤレスがありとあらゆるアクセサリーと共に発展してきた今の時代、しかしこのような最も機能的で効率の良いヘルメットを考えつく人はいませんでした。何と簡潔で機能的なのでしょうか!


このヘルメット、DORA、はブラジル人デザイナーの
Balázs Filczerにより、IBDC 2013 - 国際自転車デザインコンペティションで発表された自転車用ヘルメットデザイン。Balazsさん、彼のブログ見る限り、まだ非常に若い!
自転車は夕方や夜暗闇の中では車から見えなかったりすると非常に危険です。頭あたりを光らせることにより、これほど目立つものもありません。安全度が愕然違ってきます。



DORAは、Bluetoothによってハンドルのコントローラと接続されます。ヘッドライト・左右照明灯・バックライトに連動し信号を送ります。バッテリーも充電できるようになっており毎日の使用に対応します。すべて持ち運びの出来るものなので、高価な器具だとしても安心です。ヘッドライトがヘルメットに付くと便利ですよね。自転車取りつけのヘッドライトは範囲狭いので見えない箇所が多いので、これなら頭を動かすだけで前方が確認できます。


しかし、何といってもこのデザインがすばらしい。さりげなく機能を全体デザインの中に隠しているところがにくいです。クールなルックスの中に驚きが秘められています。まだコンセプトモデルらしいですが、これが商品化されたら町中に頭をチカチカさせている自転車運転者がたくさん出てくることでしょう。ヘルメットを必要とする活動は以外と多いものです。自転車のみならず、オートバイク、スキー、スノボー、工事現場、等々、このアイディアの応用性には可能性が大きいですね。デザイナーのBalázs Filczerさんも早めに特許取っておいたほうがいいのでは・・。


参照:yankodesign.com



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イバンファ・プロジェクト


私たちが日々浴びている太陽光線ーその光は私たちの生活のすべてを支えています。一体その光はどのくらいの力があるのでしょうか?あるアメリカの物理の大学院生が実験をしました。ソーラーパワーとはものすごい力があることが再認識されます!




ソーラーパワーって凝縮するとものすごい熱量を発します。ここまで瞬間的に火を作ることが出来るとは、この巨大TVスクリーンも興味深いですが、太陽光線の力を再認識させられます。瞬間目玉焼き、硬貨溶鉱炉、瞬間沸騰ビールなどなど、ものすごい熱量です!!このような日々たくさん降り注ぐ太陽光を使った発電の開発ももっと盛んに行われればいいと思いますが、中々その手の革命的開発のニュースを日本で聞くことが無いのは残念で仕方ありません。

最近では、世界中で太陽光発電の比重が上がり、国を挙げて太陽光発電に取り組んでいる国々は多いです。たとえば最近稼動し始めたアメリカ・カリフォルニア州、イバンファドライレイクに建設された世界一大きな太陽光発電施設、イバンファ・プロジェクト。ものすごい規模です。

イバンファ・プロジェクト


このソーラーパワープラントは、NRGエネルギー・グーグル・ブライトソースエネルギー社により共同開発されたもので、全てのユニットが完成すれば合計でアメリカの一般家庭140,000軒分の電力を日々作り出すといいます。このソーラーパワープランは従来の太陽光発電とは少し違い、通常のソーラーパワーパネルは使わず、太陽の動きを追跡する30万枚の鏡が、太陽光線を中心に設置されたボイラータワーへと反射させ、その熱力で沸騰した液体の蒸気がタービンを回転させ発電します。

巨大太陽光発電施設


最初の動画を見ていかに太陽光線を集中させると巨大な熱力になるか理解した上でこの施設を見ると、その熱量のすざまじさが理解していただけると思います。おそらく、中心にあるタワーの黒い部屋に立ち入ったらその瞬間に焼き果てさられ天国へテレポーテーションとなるかと想定されます(笑)。

世界最大ソーラーパワープラント


しかしこれこそ、革新的で勇気ある真のフロンティア精神です。やれ原発廃棄すると電力会社が破綻するだの、既存電力産業の利権を守るだの、曇りの日はどうするのだとか、電池が足りない等などもうそんなこと言ってる暇はありません。地震がある、原発は危ない、廃棄物の解決方法が確立してない、とかわかった時点で新しい方法を心を新たにしてオープンマインドで必死に開発してゆこうではありませんか。電力発電のみならず、開拓精神の大切さをもっと国や社会が認識して、そうしたデザイナーや芸術家を保護して大切にしてゆかないとならないのかと思います。






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仏陀格言


      「 ある日、ある男が仏陀に聞きました

        私は幸せが欲しい

        それに対し仏陀はこのように述べました

        まず最初に、“私”を取り除きなさい “私”とはエゴ心です

        そして次に、 “欲しい”を取り除きなさい “欲しい”とは欲です


        そうすれば、あなたに残されたものは “幸せ” のみです  」




写真家のサミュエル・オアさんは、アメリカ・インディアナ州の自分の自宅の窓から見える景色を15ヶ月(2006-2008)かけて写真撮影しました。動画のタイトルは、「Forest year (森の一年)」。一定の時間間隔をおいて撮影された写真は、タイムラプスとよばれる動画に編集され、まるで時を旅しているかのようなポエティックで普通の写真や動画からは得られない独特な感情を作り出します。

サミュエルオア家


サミュエルさんは、上の写真にあるアメリカ・インディアナ州にあるブルーミングトンの家に引越ししてきて、この撮影を始めたそうです。毎日、同じ角度・同じポジションにて、10秒に一枚、10分に一枚という設定で、季節ごとに撮影。それらの写真が4万枚に達したところで、各季節ごとに8秒ほどの動画にまとめ全ての季節をつなぎ合わせ、イメージにあった音楽をつけて完成です。15ヶ月もの期間を通して撮影するとは、何と気の長いことを出来る人なのでしょう!



こうして1年以上の季節の移り変わりをまるで数分の出来事として動画としてみることが出来るのは、このような長い年月のこつこととした写真家の努力があるからなのですね。普通の自然の動画からは得ることの出来ない、時の経過、自然の移り変る力、自然の生命力、を感じることができます。


参照:petapixel




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タクティル・キーボード


毎日何十時間も費やすコンピューター作業。世界中何億人ものユーザーがありとあらゆる情報をコンピューター上に投稿し、日々数えきらないほどのビジネス・新アイディアの提示・コミュニケーションが行われます。世界は狭くなり技術革命による生活の向上の最たる例です。しかし、その作業のほとんどがキーボードを通して行われ、これら莫大な情報がこの万国共通”タイプする”という単純な動作から行われます。そこに更なるこの近代テクノロジーの向上は見られるでしょうか?マイケル・ルーペニアンさんは、この情報入力活動とキーボードの間にある距離を、キーボードの触感を向上させることにより、更に縮小します。



本来出版作業とは、鉛筆やペンを使い紙上に書いて行うものでした。鉛筆・シャープペン・ペンも、ひとりひとりの手に合った感触を求められるほどその種類は莫大なものがあり、そしてその使用方法にも、書道という芸術があるほど奥の深いものであります。”書く”という動作は私たち人間の思考能力と直結しているといっても過言ではありません。その手と活動の関係を分析すれば、動かし方、力の加減、などに加えて、触感も非常に大切なものであることがわかります。ピアノ、バイオリン、車のハンドル、ゴルフのグリップ、などなどこの手の感触を追求したことによる技の追求・向上の例は歴史が示すとおりです。そう考えると、現代に入り爆発的に進歩を遂げたコンピューターにかけているものが浮き彫りになってきます。今私たちが使っているキーボードは、そのほとんどがプラスチックで手に馴染むものを選ぶとしても、それは形状くらいなものです。そこに目をつけたのが、この触感/タクティル・キーボードです。いい方向性を持っていると思います。


マイケルさんは、なにやら各キーにいろいろな部材を取り付けたりして、数々の実験を行っている模様です。いろいろな触感を試しているのがわかります。フエルトや砂利やファイバーなどなどが各キーに取り付けたりされています。各指ごとに違った素材を使うことを考えたりするのも面白いですね。まあタイプするときは、ほとんどがキーボードを見ないで行うことが多いでしょうから、覚えるのにもいいと思います。


触感キーボード


木の木目をそのまま表面に露出したキーボードなどを作成しています。木を手で触るって、感触以上に何かスピリチュアルなものを感じたりすることもあるものです。自然の素材には、人間との相性がよく、そして進化してきた太古からの友である木には遺伝子的にも何か深いリンクがあるのでは。私たちも昔は木の上でモンキーとして生活してきたのですからね。木製のキーボードは以前にも紹介しましたが(自然タッチな道具)、この触感を更に追求したマイケルさんの試みも新たな方向性かと思います。キーボードには、まだまだ発展の余地があるようですね。


参照:coroflot.com


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