写真家のサミュエル・オアさんは、アメリカ・インディアナ州の自分の自宅の窓から見える景色を15ヶ月(2006-2008)かけて写真撮影しました。動画のタイトルは、「Forest year (森の一年)」。一定の時間間隔をおいて撮影された写真は、タイムラプスとよばれる動画に編集され、まるで時を旅しているかのようなポエティックで普通の写真や動画からは得られない独特な感情を作り出します。
サミュエルさんは、上の写真にあるアメリカ・インディアナ州にあるブルーミングトンの家に引越ししてきて、この撮影を始めたそうです。毎日、同じ角度・同じポジションにて、10秒に一枚、10分に一枚という設定で、季節ごとに撮影。それらの写真が4万枚に達したところで、各季節ごとに8秒ほどの動画にまとめ全ての季節をつなぎ合わせ、イメージにあった音楽をつけて完成です。15ヶ月もの期間を通して撮影するとは、何と気の長いことを出来る人なのでしょう!
こうして1年以上の季節の移り変わりをまるで数分の出来事として動画としてみることが出来るのは、このような長い年月のこつこととした写真家の努力があるからなのですね。普通の自然の動画からは得ることの出来ない、時の経過、自然の移り変る力、自然の生命力、を感じることができます。
参照:petapixel
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