グランディメモリー社長 木野島ブログ -1776ページ目

日本でいま起こっていること

最近、「お葬式」や「死」に関してテレビで積極的に報道されることも多くなってきました。

その中で、先月放映された孤独死をテーマに扱ったNHKスペシャル「無縁社会」には衝撃を受けた方も多かったはず。

私自身、さらに驚いたのはこの番組で紹介されていた「引き取り手のないご遺骨の送骨供養システム」を扱うNPO団体から早速、何を勘違いされたのか弊社に案内状が郵送されてきたこと。
何事もスピード時代・・・とはいえ、複雑な思いで郵送されてきたパンフレットを手にしました。

番組では、社会との接点をなくした人の無縁死に対して、自治体が対応することも難しい中、自治体の依頼や将来の無縁死を恐れる多くの人からの生前予約などの需要が高まっている・・・・と報じていましたが、何よりも大切な「いのち」が軽んじられている実態が分かった一方、ご遺族の引き取り手がなくても無縁死された方に対して最期の送りを丁重になさっている葬儀社さんの姿も番組で取り上げていただきたかったと思いました。
また、テレビ東京では、新しい視点で自宅でのお葬式について番組で取り上げていました。

これまで、お葬式は暗いイメージ、視聴率が取れないテーマであったのが、今や日本人の関心事になりつつあります。

そんな中、今月21日(日)には京王線「飛田給」にある会場でお葬式セミナーが行われます。参加いただく皆さんにたくさんの情報をご提供できるよう頑張ります!
ご興味のある方は弊社までお気軽にお問い合わせくださいませ。

家族葬に特化した会場で研修会

お笑いのU字工事と、美味しい餃子でかねてからすっかり有名な栃木。


この日は、ご家族中心の専門ホールでの女性スタッフの研修が行なわれました。



入社したばかりの新人さんをメインに女性20数名に囲まれての華やかな研修となりました。

家族中心のお葬式は、『家族葬』とよばれていますが、何親等までを家族葬とよぶのか・・・など、式の定義はなく、親しい一般の方がいらしても少人数であれば家族葬とよばれています。つまり、ご家族と故人と、本当に親しかった方が故人のために集い、しめやかに温かく送ってさしあげるお式です。


会場は、会館の離れになっており、おしゃれなリゾートホテルの一室のよう。キッチン付でバス・トイレも完備。ご家族だけの空間です。それだけに、心理面を配慮したきめ細かい対応が必要になります。



研修では、厳粛なお葬式において、バタバタしないよう、まずは静かに歩くコツなどもレクチャーしますが、入ったばかりの新人さんは、歩く際には右手右足が一緒に出てしまうほどの緊張感・・・。 ご遺族にお声をかけてさしあげたいけど、言葉が出ない・・・・実は、かくゆう 私もはじめはそうでした。

気持ちはあるけど動けない・・・。そんな私に一歩踏み出す勇気をくださったのもご遺族でした。


新人の頃は、何か質問されたらどうしよう・・・こんなことばかりを考え、体がひいてしまします。

克服するためには、ほんのちょっと勇気。 お客様に一歩近づこうという気持ちが大切。ご遺影のお写真から生前どんな方だったのだろう、ご家族とどのように過ごされたんだろう・・・と意識し、ご家族に歩み寄りましょう。


不安と悲しみの中、その日を迎えているのは私たちスタッフではなく残されたご家族なのだから。

『エチカの鏡』出演につき、お問い合わせベスト1・・・・25項目をもう一度教えて!!



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 前回は、エチカの鏡に出演させていただいた経緯をご紹介しました。
今回は、番組を見ていただいた視聴者の皆さんから、ご質問が多かった家族が亡くなった時にあなたがしなければならない25のこと(タイトルでは、『夫が亡くなった時』となっていましたがご質問のメールやお電話を頂いた方々の多くは男性でした)・・・その一つ一つを箇条書きにしてみました。

1.死亡診断書をもらう
2.葬儀社を選ぶ
3.遺体を安置する
4.寺に連絡する
5.葬儀の日程と場所を決める
6.葬儀のプランを選ぶ
7.手伝いを依頼する
8.故人の遺影を決める
9.通夜ぶるまいを決める
10.現金をおろしておく
11.手伝ってくれた人に心付けを渡す
12.線香の火を絶やさない
13.喪主あいさつをする
14.火葬許可証を用意しておく
15.お骨を拾う
16.精進おとしをする
17.僧侶にお布施をする
18.仏壇を用意する
19.世帯主の名義変更をする
20.クレジットカードの解約をする
21.医療費控除の申請をする
22.生命保険の申請をする
23.墓に納骨する
24.遺産の分配を決める
25.故人を想い続けること 


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25項目目は、ディレクターの感性で、私の感動したお葬式を再現してくださいました!あの喪主様のお顔や朗々とお話されるお姿を思い出し、改めて感動。


故人を思い続けること・・・これは、ジミー大西さんもかつて話されていました。初恋の女の子が8歳で亡くなった時のこと。ついこの間まで女の子の席だった机にジミーさんは、誰に言われたでもなく、毎日お花を手向けていたといいます。



『故人を思うこと、それは思い出してあげること・・・・』。