家族葬に特化した会場で研修会
お笑いのU字工事と、美味しい餃子でかねてからすっかり有名な栃木。
この日は、ご家族中心の専門ホールでの女性スタッフの研修が行なわれました。
入社したばかりの新人さんをメインに女性20数名に囲まれての華やかな研修となりました。
家族中心のお葬式は、『家族葬』とよばれていますが、何親等までを家族葬とよぶのか・・・など、式の定義はなく、親しい一般の方がいらしても少人数であれば家族葬とよばれています。つまり、ご家族と故人と、本当に親しかった方が故人のために集い、しめやかに温かく送ってさしあげるお式です。
会場は、会館の離れになっており、おしゃれなリゾートホテルの一室のよう。キッチン付でバス・トイレも完備。ご家族だけの空間です。それだけに、心理面を配慮したきめ細かい対応が必要になります。
研修では、厳粛なお葬式において、バタバタしないよう、まずは静かに歩くコツなどもレクチャーしますが、入ったばかりの新人さんは、歩く際には右手右足が一緒に出てしまうほどの緊張感・・・。 ご遺族にお声をかけてさしあげたいけど、言葉が出ない・・・・実は、かくゆう 私もはじめはそうでした。
気持ちはあるけど動けない・・・。そんな私に一歩踏み出す勇気をくださったのもご遺族でした。
新人の頃は、何か質問されたらどうしよう・・・こんなことばかりを考え、体がひいてしまします。
克服するためには、ほんのちょっと勇気。 お客様に一歩近づこうという気持ちが大切。ご遺影のお写真から生前どんな方だったのだろう、ご家族とどのように過ごされたんだろう・・・と意識し、ご家族に歩み寄りましょう。
不安と悲しみの中、その日を迎えているのは私たちスタッフではなく残されたご家族なのだから。