「失敗しないお葬式から」Q&A
明日は、都内で大規模のお葬式セミナーが開催されます。
私は、その中で午前と午後、セミナーを担当させていただきます。
午前中、まずは、仏式での模擬葬儀セミナーを、このあと、すぐに失敗しないお葬式セミナーも行います。
愛する方を亡くされたご家族にとっては、葬儀の二日間はあっという間に過ぎ、故人をゆっくり偲ぶどころか、その際の祭壇などもほとんど覚えていない・・・というのが現状。
そこで、セミナーでは、実際の祭壇を前に仏式のお葬式の流れの解説や僧侶のお経が終った後、故人をゆっくり追悼するための生演奏や足跡紹介などをいくつか実演させていただきます。
なお、このお葬式セミナーの模様は後日ブログでご紹介させていただきます!
さて、こうしたセミナーでは、お客様から様々な質問を承ります。今日は、ご質問の中でも上位ランキングにあがる内容をご紹介します。皆さんの参考になれば幸いです。
A.お葬式は故人の遺志を尊重するべきもの。しかし、お兄様など身内の社会的なお立場から、多くの弔問客が来られることが予測される場合あるでしょう。弔問が多いとなると、式場の設備や規模をまず第一に考えねばなりません。もしお父上の遺志を尊重されたい場合は、お勤め先の会社に事前に「家族主体のお葬式のためご参列やご香典のご辞退」をお伝えされたほうがいいでしょう。>
いずれにせよ、ご長男のお立場などもあるでしょうから、ご家族でしっかりと話し合い、
葬儀社に事前に相談しておくことをおすすめします。
最近は特に家族間でお葬式の規模について意見が分かれることが多く、さまざまな事例や実績のある葬儀社に相談することで、一番良い形を選択されることがベストかと思います。
時代とともにご家族構成も変わりお葬式の形態が変化すると、こうしたご質問は今後さらに増えていくと思われます。
セミナーなどで皆さんからお寄せいただいたご質問は、著書『失敗しないお葬式』でも取り上げ、私なりのアドバイスを掲載させていただきました。
お葬式に関する心配事は、弊社までご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
東京観光専門学校
東京の市ヶ谷に開校から42年を迎えた東京観光専門学校があります。
ブライダルビジネス学科、ホテル学科、旅行学科、鉄道学科(最近は鉄道業界で働きたい!という十代が多く人気の学科)、エアライン学科、カフェサービス学科など11学科があり、今日はその中のヒューネラル(お葬式)プロデュース学科の小野学科長さんとお話することができました。
私の講習会に複数名の生徒さんが参加下さったのがご縁の始まり。
高校卒業後は専門職に就いて活躍したい…大志を抱き全国から生徒さんが集まってきます。
これまでに三万人の卒業生が業界の第一線で活躍。
ヒューネラルプロデュース学科では葬祭儀礼、接客マナーやフラワーアレンジメントを学び、資格を取得し式典の即戦力として彼らは羽ばたいていきます。
この時代だからこそ、具体的な夢を持って頑張れることは素晴らしい!と思います。
週刊女性でも冠婚葬祭マナー
主婦と生活社「週刊女性」のライター太田さんが弊社に取材にいらっしゃいました。
週刊女性のシリーズ企画「おばあちゃんの知恵」が好評だそうで、今回は冠婚葬祭のマナーがテーマ。
「おばあちゃんの知恵」…というくくりからも、冠婚葬祭マナーについては、誰に相談すればいいのか見当がつかない、という方が急増。
太田さんからは下記の質問が出ました。
○訃報を聞いたらどうすればいい?必ず行くべき?
○弔問の服装は?
○お香典の表書きはどう書けばいい?
○上司の代理で出席した場合、受付などでどう振る舞う?
○お供えの花の手配を上司に頼まれたらどうしたらいい?
○お焼香の正式なお作法は?
○送る側の家族として心にとめる5ケ条は?
などなど、働く女性目線の素朴な疑問が中心。
確かに上司の代理で式典に参列ともなれば緊張します。
代理とはいえ、無作法をしてしまったらご本人だけではなく、会社の品格も疑われてしまいます。
アドバイスさせていただいた内容が掲載されるのは来月の4月20日発売号。
ブログをご覧の皆さんには、追ってマナーやお作法についてもどんどん公開していきます♪
来月の週刊女性、お楽しみに!