グランディメモリー社長 木野島ブログ -1750ページ目

話術上達は書く訓練にあり!

葬儀司会の研修会では、発声や滑舌訓練の基本はもちろん「話す」ことと同様、「書く」ことも私はたいへん重視しています。

これは実体験があるから言えること。

NHK衛星放送開局時から主にヨーロッパの情報番組を紹介するリポーターやキャスターの業務につかせていただきました。


その際に取材する(傾聴)→取材したものをベースに原稿を書く→伝える…このステップの重要性を生放送を通して徹底して学びました。


当初はインタビューの難しさ、上手く聞き出せないつらさ、書けないもどかしさ、迫るタイムリミットへの不安に胃痛、しゃべりが下手…などなど大変な思いをしましたが、今、私がお仕事を頂けているのはこうした積み重ねや実体験があったからこそだと思います。

しゃべりが苦手な人ほど、真逆のようですが話す訓練より「書く訓練」が必要。
話す言葉、表現、話す内容の順番(話の構成)がまとまっていないから上手く話せないのは当然、上手く話せないと思うから更に緊張する…この悪い連鎖を払拭してくれる手段が「話す前に内容を書いて頭で整理すること」です。


司会研修に参加いただいた60名から宿題の文章が届きました。
宿題のテーマが同じでも表現、内容の構成は人それぞれ個性があります。
ガッツを入れて今から添削作業、頑張ります!!



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東京観光専門学校 講師の日

毎週水曜日はフューネラル・プロデュース学科授業の日。

先週はフラワーアーティストを目指す韓国人のシンヒジュンさんをご紹介しました。
ブログアップ後、女性スタッフからこんな質問が…。「シンさんっていくつですか?」「独身?」等々。
大変でした(笑)!


今週は二年九組、クールビューティーな巣瀬(すのせ)夏子さんをクローズアップ!
ひいおじいさまの代から埼玉県で葬祭業を営まれているとか。

非常勤の体育講師を経て、ご葬儀のフラワーアーティストを目指すべく勉強中。

将来はご実家の葬儀社で生花担当として従事したいという具体的な目標があるだけに授業中はいつも熱心にメモを取ってくれています(喜)。

巣瀬さんが祭壇をお花で飾ってくれるとしたら……デンファレやカトレア、オンシジウムといったラン系統の華やかなお花をアレンジしている姿を想像します。

授業では(殆どの生徒さんが苦手という)敬語の使い方、立ち居振舞いと言葉の使い方、話し方について講義をさせていただきました。

その中で、巣瀬さんはさすが元非常勤講師、敬語テストとロールプレイの出来はダントツでした。


近い将来、巣瀬さんのアレンジしたお花の祭壇を拝見しながら、お仕事をご一緒する機会があるかもしれません!
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頑張るっ!女性シリーズ

優しく微笑みをたたえた荒木さん。




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式典の人材派遣から葬儀社に転職し、会館管理や式典を任されるだけではなく、ご納棺まで対応されています。

ご納棺の際には綿を使い、旅立ちのお着物や小物まで丹念に形を作り、その様は美しく非常に厳粛でもあります。


荒木さんの信条は、「何事にも気持ちを込めて」。シンプルな言葉の中に真っ直ぐで純粋なお人柄が表れています。

そんな荒木さんの企画で行われたお葬式セミナー。

今回は仏式葬儀の式次第に沿った実演とマナー作法のご紹介、また、その合間に追悼の生演奏やありし日の足跡紹介を実演。
さらに白木の祭壇から花祭壇まで様々な式典を映像でご覧頂きました。

東京はあいにくの冷たい雨でしたが、会場はお客様で満席となりました。


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そして、今日は来場のお客様から嬉しいお言葉を頂戴しました。

「十年ほど前にあなたに葬儀司会をしてもらいました。親族として、とても印象に残るお式でした」

このお言葉に元気を頂きました!
本当に嬉しかったです。

ブログではこれからも葬儀業界で頑張っている女性たちを紹介していきたいと思います!