でるトコという教材 | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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伊藤塾行政書士試験科で講師をしている平林勉のブログ。合格後資格を通してどのような生き方があるのかを日々模索中!
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司法書士試験の受験業界において、あまり有名とまではいかないものの、直前期に秀逸な教材があります。

それが、でるトコです。


① 過去問ではなくオリジナル問題である
② 問題文と解説が短い
③ 重要な論点はほぼ全て網羅されている

ことです。

問題と解説が短いため、サクサクと知識を確認することができます。そのため、直前期にザーッと解いていき、何か知識の抜け漏れがないかをチェックするには最適です。

直前期に一番不安になるのは、とにかく知識の抜け漏れです。重要なところが抜けているのではないか。そんな不安が常につきまといます。

したがって、本教材のようにガンガン回せて、知識の確認をすることができるものは貴重ですね。
(なお、直前期にこれをザーッと回せないとすれば、それは合格ラインにいないことを意味します。)

ここに、3300選を重ねると、Aランク・B+ランクの論点の抜け落ちは考えられません。

最後の健康診断という意味で、でるトコ+3300選を潰せると、精神的に圧倒的に優位に立てるかなと思います。

この辺りは…もう少し詳しく書きたいところですね。

なお、行政書士試験の受験業界には、まだこういう教材が開発されていません。(惜しいものに、1000本ノックというものがありますが、あれだと全然足りないので知識の抜け漏れの確認になりません。なお、3300選に相当するものは、既にスピチェテキストを開発済みです。)

……次に開発するのは、行政書士試験版でるトコだなと。

話がちょっと逸れました。
司法書士試験の範囲は本当に膨大ですから、基本テキストを一からずっと読み続けている時間は、どんどん無くなっていきます。(専業で受験をしたという経験がないので分かりませんが、専業の受験であればもしかしたらずっと回せるかもしれません。)

したがって、基本テキストの習得済の部分をどんどん削っていく。習得出来ていないところしか残さない。

抜け漏れは、でるトコと3300選をザーッとやって確認する。こんな感じでやると良いかもしれません。