この写真は2018年4月に池袋西口公園で写したもの。この10年間、池袋(と、豊島区)は、街のイメージアップに必死でした。その成果か? いまは東京で「一番住みたい街」らしいです。私は、それはどうかな?と思いますが・・・。
で、池袋で「老後のお手伝い」をしている私。水曜日に続いて、金曜日に池袋の事務所の事務所に出る前に「さくらトラム」に乗ってみました。
この日は小雨の日、雨の日はバスで近くの駅までいってから池袋に向かうのですが、どうせなら、いつもと違うバスでと、王子駅行きの「長距離バス」に乗りました。このバス、私の家の近くからだと、道が混んでいる時には王子駅まで1時間以上かかるのですが・・・。コロナ自粛のせい? まだ道はすいていたので、1時間はかかりませんでした。
そして、王子駅から池袋へ。といっても「さくらトラムは」池袋にぴったりと着かないので、「東池袋4丁目」駅で降りました。が・・・。駅まで結構距離がありました。サンシャイン60の裏の方に着くのです。地理感がないと迷うかもしれません。
さくらトラムは、私がこの日に乗った「王子」と、水曜日に乗った「学習院下」の間が面白いところです。起伏のある場所を、トラムが「よっこらしょ」って感じで進んでいきます。王子からだと、まず飛鳥山を左手に見ながら、長い坂を左折しながら昇り、登り切ったかと思うとすぐ右折して、池袋方向へ。それで、池袋に行くかと思うと~・・・、また西巣鴨あたりから大塚へと坂をゆっくり下り、やっと坂を下りきった大塚駅(ここで、かなりの人が降ります)から、また向原へと急な坂を登ります(この坂は、沿線に薔薇が植えられていて、薔薇が咲く頃はきれいです)。
で、ようやく向原で坂を登り切ると・・・しばらく池袋市街の東隅をとことこ走ったあと、雑司ヶ谷辺りから、とても長い坂を下り始めます。で、学習院下~面影橋と坂の下に進んで。早稲田で終点。
さくらトラムは、いつも混んでいます。
お年寄りが沢山利用しているので、66歳の私でも、なかなか座ることは出来ません(座っても、すぐに席を譲ることになるので座れません)
。コロナ事態が深刻化した4月~5月は乗客が少なかったと思いますが、いまはまた従来に近く乗客が戻っています。
とくに大塚~三ノ輪橋区間は大体混雑しています。混雑しているので、乗降は(特に降車には)素早い動きが求められます。東京都のバスなどは、下車する時「お客さん、バスが止まってから席をお立ち下さい」などと言われますが、さくらトラムは、そんなにゆっくりしていると降り損ないかねません。だから乗客は降りる少し前に、出口の方に、徐々に移動していきます。この動きは慣れていないと少し戸惑います。
さくらトラム、楽しんで乗るのは早稲田~王子区間(早稲田~大塚間でもよい)がお薦めです。
なんとなく、オレンジ色の電車が目立つ(桜色は?)さくらトラム。「都営」の乗り物の色は、常に論議がありますが・・・・。都電はもともと濃い黄色系。その後都バスが緑になったりいて・・・。いまでは、車体ラッピング技術が向上したこともあり、色はさまざま。
ところで、東武東上線のカラーも、いつの間にか「オレンジ色」になっていますが、オレンジは元気が出る色なのかな?
☆写真は2枚目王子駅に停まるさくらトラム『早稲田」行き。王子駅はJRの駅からの乗り換えが歩道橋を使うか、遠い横断歩道を使うか、とわりと不便です。
3枚目は「東池袋4丁目」駅で2台揃ったさくらトラム。運転本数が多いので、すれ違いは多いのです。
4枚目は東池袋の車道を横切っているところ、こういう危険なところは、さっさと抜けていきます。東池袋はこの5年ほどで3回も車の帽舗装事故が起きている危険地帯です。事故が多いのは、東池袋の道の複雑さ(五叉路や六叉路が3箇所、明治通りが二つに分かれている、交差点の交差角度が変など)にも原因があると思うのですが・・・。