株式会社G'dayHoofCare -6ページ目

COW HAPPY削蹄勉強会2016

2016年9月26日から30日まで
COW HAPPY社主催の削蹄勉強会が行われました
今回で、アドバンスコース(上級者コース)を含めて第12回目です!
{D0477EBF-741A-4D83-B618-42245AAF18F6}

{180DCEF2-B2C2-4237-BB13-F5549173DD2A}

私も、まだまだ人に偉そうに教えるほどの技量ではないですが、インストラクターというポジションを授かっておりますので、責任を持って
出来る限り、生徒に分かりやすく伝わるように努めました‼︎
キチンと教えようと考えれば考えるほど、理屈責めになり、師匠に「話が長い‼︎」と怒られますΣ(-᷅_-᷄๑)
今回は削蹄枠5台稼働で、新規の生徒が12人ぐらいだったので、1人当たりの削蹄頭数が多くて
初日から最終日の完成度は、かなりの違いがあり
皆んな上手に削蹄出来るようになっていました
やっぱり、どう削れば良いかを知れば、あとは数切る事ですね!
{9B3C160E-89EE-4A2A-80D9-6FE41D7C9A7A}

{236D8881-7E4A-4F62-847D-9DBC8B810E7E}

今回の参加者の大半が、牧場スタッフでした!
やはり、牛の頭数に対して削蹄師の数が足りません
また長命連産で、治療コストや牛に負担がかかり損失を被る事を考えれば、牧場スタッフが削蹄知識を持って、蹄病治療が早期発見&早期治療出来るのがベストであり、この先はマストになるでしょう
{F724B223-C16D-4B45-8DC2-235FEF7C58CA}

実は、私 、第1回からお手伝いさせて頂いております(>_<)
もう12回もやったのか〜という感想と
久々に自分のブログの「第4回削蹄勉強会」を読み返して、その当時の自分の初々しい勉強会への熱意に恥ずかしいと思いながら・・・
今は、その熱意は何処に行ったのか?と思ってしまいます
やはり年月の経過は凄いな!と思わざるおえない
その当時、今の自分の考えを想像出来なかったし
今となっては、その8年前の自分の熱意や甘い考えが嘘のように記憶にない(*´-`)
ちゃんと 成長と老化を段階踏んで来たんだな〜と思いました(^∀^)

{64A2252B-AFB6-4C12-B96A-8306580EAC3D}
あくまでCOW HAPPYの削蹄勉強会ですが
第1回から携わる唯一の弟子として
今後は、これからを担う若者に勉強会後継者となるように意識を持ってもらう事と、私は、いつまでもサポートに回りたいと考えています
(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎師匠が、まだまだ頑張ってくれるとは思いますが(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

必要とされてる以上は、継続しなくちゃね
これからも牛達の護蹄環境を維持してもらえるように、我々削蹄師も、ただ爪を切るだけでは駄目ですよ
牛の数より削蹄師が少ない現状は、この先
さらにシビアな状況になるでしょう
削蹄に少しでも興味のある人は、プロの削蹄師になるという道だけでなく、自家削蹄をする為にも、1度プロの門を叩いてみては、いかがですか?
{E73E1D27-18D9-457E-B4C6-0F4FC2C08553}

自家削蹄

このブログを読んで頂いている宮崎県のNOSAIの獣医さんからメッセージがあり
今後、増頭・増築予定の牧場が自家削蹄したいという事で、削蹄を教えて欲しいとありました
1・5・9月に宮崎県での定期削蹄があるので、9月の削蹄の時なら伺える事を伝えて
1日目削蹄講習(座学)
2日目削蹄実技講習を行いました
{9B981BCC-1A01-4F85-9313-518934EE84BA}

{5E754467-9387-4752-B76F-EC93DB38A218}

初めて伺う地域の牧場だったのですが、まず目に飛び込んできた素晴らしいベッドコンディションに感動しました☆
しかもコンポスト
とても乾燥した地域なら分かりますが、割と湿度が高い地域で、これほどまでに乾いたベッドは初めて見ました‼︎
当然、乳房炎も居ないそうです‼︎
牛体が綺麗で、何より牛が人なつこい(^_^)
これは、普段
牧場の人達が、どのように牛に接しているのかが分かります
{F069B737-F4FB-4F65-8B26-63EA47EFA2D4}

餌槽通路のゴムマットが非常に滑りやすい状態でしたが、普段穏やかに扱われているおかげで、事故も少ないそうです
{4CB1512E-8A68-4595-8EBC-8469BE5A8475}

皆さん、初めてのグラインダーにも関わらず
削蹄が上手い‼︎
{42B17008-1C23-4491-89EB-D2BF0D6DBDE1}

おそらく、数をこなせば削蹄師顔負けの腕前になるでしょう(^∀^)
{5B88F2F1-7304-4186-8577-A715DC1C9C36}

毎日、忙しい中でも私なんかの為に飲み会もして頂きましたm(__)m
皆さん、とっても優しくて、何より牛が大好きなようで、牛の話ばかり!
私も負けてられん!とばかりに牛の話をしてしまいました( ̄▽ ̄)

メガファームになっても、皆さんの牛への愛情やモチベーションなら素晴らしい牧場をキープ出来ると思います!
削蹄実技も何気に体力を使う大変な作業でしたが、誰1人文句を言う事なく
「削蹄楽しい!もっと削蹄したい!」と話してましたo(^▽^)o

酪農発展も願って
地域内では他にない自家削蹄で、モデル牧場として活躍して欲しいと、勝手に願っております(o^^o)
現在、牛の数に対して削蹄師の数が、かなり少ないです
削蹄を人に教える事は、生業の障害になると思いがちですが、削蹄が間に合っていない状況で、牛が辛い思いをする方が、削蹄師として悲しいと感じます


牧場の方も話していました
この2日間で、削蹄が出来るようになるとは思えない
自分達が削蹄した事で、蹄病が増えるのが怖い

この感覚は、とっても大事な事です
欲を出せば、たった2日間で技術を習得して、削蹄代を削れると思う方が多いです
それを、不安に感じると言うことは、何より牛の事を思っている証拠です

教える側として、数日間の講習だけで放置するのは身勝手で無責任だと感じています
年に1回だけでも、牧場を訪問し、技術確認する必要があるかと考えております
今はSNSやLINEという便利がツールがあるので、質問や悩んだ時は、ディスカッション出来る場を設けたいと思います‼︎


皆んな、牛の為に頑張りましょうね*\(^o^)/*

母校での削蹄

今日は、私の出身校である大阪の農芸高校での定期削蹄がありました!
{37B6337D-FD14-4C55-9E51-4137E1391F44}

高校の牛部担当の先生達は、熱意が非常にありまして(悲しいかな、私の年下という)
まず年2回の削蹄でしたが、爪に良いと聞くと
年3回削蹄に変わりました(^∀^)
{8833D628-FCB1-41E0-9127-5F0EAC9A79A7}

さらに、生徒に色んな知識を提供して欲しいと言うことで、削蹄を直で見る事は、もちろんのこと
今回は、削蹄セミナーもさせて頂きました
途中、私が熱く語りすぎて、生徒にドン引きされる事態が起こりました(T▽T)私も熱くなり過ぎて、ふと途中から「アレ?何の話してたっけ??」となってしまったので・・・
ブレイクとして牛の動画を流したら、また食い付いてくれました(^o^)/
皆んな牛が好きなんですね〜
{8D79108A-FE1C-4846-B224-40536C1847CB}

{24E56715-40DB-4DC1-9C2C-9266DB85B53A}
今回は、初めて誘導通路を組んで、追い込み式にしたら、断然楽チンで出来ました‼︎
ただ和牛は例外です(♯`∧´)
{FE59F356-45FC-4B1C-B1A0-6A7B09915BA6}

{16EB0714-4FDE-4270-80D7-14230B319927}

今も昔も、農芸の生徒達は牛が好きです
これからの酪農を支える若い子達には、是非とも牛に携わる仕事に就いて欲しいと思います!
その為には、我々のような業者が酪農の魅力を伝えると共に、求人で困っている牧場に紹介するなど、出来ることを見つけて実行すべきだと思います
{8C71FEF7-4BA4-4DE1-A5E8-9F4871045163}

牛が快適に寝起きできて、歩行できる削蹄
機能的削蹄が、もっと普及するように
素人丸出しですが、講習会や削蹄演習していきたいと思います‼︎

牧場視察2016

毎年恒例の(株)G'dayHoofCare社企画の牧場視察を行いました

この会の目的は、酪農技術向上の為で
広範囲で削蹄を回る自社の得点を生かし、地域にこだわらず色んな工夫をしている牧場を、普段なかなか外に出れない農家さんに
見て聞いて感じてもらえる場としております

主に私が削蹄でお世話になっている農家さんを対象に、より新鮮さを求めて、地域はバラバラにして、視察を受け入れて頂ける牧場は、出来るなら私が削蹄で回っていない所に行くようにしています
何故なら、私が削蹄で回っていると
現状を知っているので、私の主観が出て、視察した農家さん自身が直感で感じる部分を消してしまう可能性がある為です

牧場視察受け入れ先に迷惑をかける事と、大人数だと知りたい事が分からなかったり、見たいところが見れなかったりするので
出来る限り少人数で実施します
{4F20B8E9-D8A6-4012-9238-41445A58FBD6}

1日目は2件の牧場を視察しました
今回、牧場視察に来られた農家さん達は
鳥取、島根、香川、宮崎、鹿児島、静岡県のバラバラの地域からの参加でしたので
気候の違いや、牛舎環境の違い、自給飼料をされているので、餌の違いなど
まず、自分達の環境の違いを体感されてました

写真は載せれませんが、夜もディープに飲み明かし(^∀^)
農家さん同士は初対面ばかりですが、このノミニケーションで交流を深め、それぞれの工夫を聞いたり質問をぶつけ合います
{B628EDD2-F813-4C02-9586-47B2DAD85798}

{95D5FC36-331E-45E0-BD48-DED4492C3D02}

翌日は、岡山から静岡県へ長距離移動!
毎年必ず視察でお世話になる朝霧メイプルファームさんです
{5DD7300D-C5D9-4C70-8E19-040E3BA22F2E}

スタッフが沢山いる牧場でDIY(Do it yourself)する為のシステム作りを教えてもらいます
大規模農家さんが増える酪農業界にとって、ヒトの雇用とマニュアル化など見える化のシステム作りが、今後最重要課題となると思います
それらの事を先進的に行っている朝霧メイプルファームは、毎年必ず視察に入れさせて頂いております
{333777F2-9285-408A-8C52-785A8253920F}

{EB49A46C-EB64-44CA-B62F-67520F39051D}

今回も参加された農家さんは勿論の事、視察を受け入れてもらった農家さんにとっても有益となる情報交換が出来たと、お言葉を皆さんから頂いて
視察を企画した身としましては、この上ない喜びです‼︎(*^_^*)

何が正しくて、こうすれば良いと言う形式はありません
環境や牛の状態は、各牧場で違います
それを「これをすれば成功する」と真似をするだけだと失敗するからです
{BA6C1317-8DD5-47D1-98FB-8562463D7657}


牧場視察の後に、個人的に
某大動物の病院で削蹄講習会をさせて頂きました
その中で、機能的削蹄には誰でも分かるように基準として、理想の長さ・角度というのが数字化されています
しかし、それを丸暗記してるだけでは
牧場それぞれで違う変化に応用が出来なくなります
自然界での本来の牛の爪の状態と構造を、時間をかけて説明して、それから牛が置かれている蹄環境に合わせる(コンクリートの上なのかゴムマットの上なのか等)機能的削蹄が目指している事を理解する為の基礎を話しさせて頂きました

どうして、そうするのか?
どうすれば良くなるのか?悪くなるのか?
こういう構造だから〜
自社でのデータに基づいて〜
方法は何でも良いのです

牛にとって何が良いのか?

考えながら答えを求める事が大事なのです

{62CF8184-194B-4575-BF91-AE0727DFE888}

つまり正解は、牛に聞かなければ分からない
自分の牧場、牛達に合っていれば、その牧場の正解です
しかし、情報が無ければ、より良い成功はないと思います
引き出しを多く持っている事は強みです
その為の、年1回で
限定された人数や場所での牧場視察ですが
酪農業界発展の為、酪農家さんやスタッフ達のモチベーションアップの為、牛達が常に豊かで生きていく為
私が出来うる限り、この活動を続けていきたいと思います

牧場視察を受け入れて頂いた牧場様に感謝申し上げます
そして、日々忙しい中で、ご足労願い参加してくれた農家さんに感謝致します
ありがとうございました(^_^)

人も牛も豊かな世界を目指します‼︎

削蹄講習

昨日、鳥取県の琴浦青年部さんから依頼を受けて削蹄講習会をさせて頂きました
{853B7691-C111-43D2-B856-ADD6DF85B7B8}

蹄病治療と予防をテーマに依頼を受けていたのですが、私の講習を初めて聞く方ばかりでしたので、基礎中の基礎を話しさせて頂きました!

何故、削蹄が大事なのか?
蹄病になると、どれだけ損失が出て、どれだけ牛に負担をかけるのか?
爪の構造を理解していない状態で、蹄病治療だけ聞いても意味はないと思います

講習後、沢山の質問を頂いて、有意義な時間を共有出来てたら幸せです

1月、8月は、削蹄業務が少ないので
積極的に削蹄講習会をさせて頂きます

もし、興味のある方は
個人でも、企業でも気軽に要請下さい
座学のみの場合は、全国どこでも行きます‼︎
{910E3FC6-DAA7-40AE-9386-ADAB65D4BE34}

(料金)
座学のみの場合
5万円プラス宿泊費、交通費

座学プラス実技
基本は1日目座学、2日目実技の流れになります
10万円プラス宿泊費、交通費

(テーマ)
機能的削蹄
機能的蹄病処置
ハンドリング

興味のある方は、まずメールに連絡下さい
g-daycow@hello.zaq.jp
(株)G'dayHoofCare 代表 佐藤麻耶
{E36430A2-A680-4D8A-AF5D-2F67B76F7EAB}