自家削蹄 | 株式会社G'dayHoofCare

自家削蹄

このブログを読んで頂いている宮崎県のNOSAIの獣医さんからメッセージがあり
今後、増頭・増築予定の牧場が自家削蹄したいという事で、削蹄を教えて欲しいとありました
1・5・9月に宮崎県での定期削蹄があるので、9月の削蹄の時なら伺える事を伝えて
1日目削蹄講習(座学)
2日目削蹄実技講習を行いました
{9B981BCC-1A01-4F85-9313-518934EE84BA}

{5E754467-9387-4752-B76F-EC93DB38A218}

初めて伺う地域の牧場だったのですが、まず目に飛び込んできた素晴らしいベッドコンディションに感動しました☆
しかもコンポスト
とても乾燥した地域なら分かりますが、割と湿度が高い地域で、これほどまでに乾いたベッドは初めて見ました‼︎
当然、乳房炎も居ないそうです‼︎
牛体が綺麗で、何より牛が人なつこい(^_^)
これは、普段
牧場の人達が、どのように牛に接しているのかが分かります
{F069B737-F4FB-4F65-8B26-63EA47EFA2D4}

餌槽通路のゴムマットが非常に滑りやすい状態でしたが、普段穏やかに扱われているおかげで、事故も少ないそうです
{4CB1512E-8A68-4595-8EBC-8469BE5A8475}

皆さん、初めてのグラインダーにも関わらず
削蹄が上手い‼︎
{42B17008-1C23-4491-89EB-D2BF0D6DBDE1}

おそらく、数をこなせば削蹄師顔負けの腕前になるでしょう(^∀^)
{5B88F2F1-7304-4186-8577-A715DC1C9C36}

毎日、忙しい中でも私なんかの為に飲み会もして頂きましたm(__)m
皆さん、とっても優しくて、何より牛が大好きなようで、牛の話ばかり!
私も負けてられん!とばかりに牛の話をしてしまいました( ̄▽ ̄)

メガファームになっても、皆さんの牛への愛情やモチベーションなら素晴らしい牧場をキープ出来ると思います!
削蹄実技も何気に体力を使う大変な作業でしたが、誰1人文句を言う事なく
「削蹄楽しい!もっと削蹄したい!」と話してましたo(^▽^)o

酪農発展も願って
地域内では他にない自家削蹄で、モデル牧場として活躍して欲しいと、勝手に願っております(o^^o)
現在、牛の数に対して削蹄師の数が、かなり少ないです
削蹄を人に教える事は、生業の障害になると思いがちですが、削蹄が間に合っていない状況で、牛が辛い思いをする方が、削蹄師として悲しいと感じます


牧場の方も話していました
この2日間で、削蹄が出来るようになるとは思えない
自分達が削蹄した事で、蹄病が増えるのが怖い

この感覚は、とっても大事な事です
欲を出せば、たった2日間で技術を習得して、削蹄代を削れると思う方が多いです
それを、不安に感じると言うことは、何より牛の事を思っている証拠です

教える側として、数日間の講習だけで放置するのは身勝手で無責任だと感じています
年に1回だけでも、牧場を訪問し、技術確認する必要があるかと考えております
今はSNSやLINEという便利がツールがあるので、質問や悩んだ時は、ディスカッション出来る場を設けたいと思います‼︎


皆んな、牛の為に頑張りましょうね*\(^o^)/*