株式会社G'dayHoofCare -4ページ目

今年の目標

2018年 明けまして、早くも1週間が経ちました

新成人の皆様は、おめでとうございます㊗️
これからの長い人生のスタート地点
自分のやりたい事を見つけて、自分自身の判断でやりたい仕事に就けたら良いですね

私は、もちろん我慢した時もありましたが
比較的、好きな事をやり遂げてきた人生です

周りの支えや環境のお陰で、好き勝手出来たのだと思います
この先は、歳を重ねるごとに
健康管理に重点をおきながらになりますが、まだまだ、やりたい事をやり通したいと思います!
もう若輩者とは言いづらくなりましたが、先輩方には甘えながら色々と指導して頂き、若人からは刺激を貰いながら、足元を支えて貰いたいと思います

「株式会社G'day Hoof Care」
昨年は社員が怪我をしたり、機械やトラックの故障など、様々な事がありましたが
無事に予定通りの削蹄頭数はこなしました

2018年、今年は沢山の課題を掲げて新たなチャレンジに挑む事にしました!

それは、今まで以上にニーズに応えること

削蹄業は技術職ゆえに、簡単には乗り越えれない事も多々あります
しかし、今いる社員一同
牛の為、農家さんの為に削蹄を行うことを喜びに感じています
今だからこそ、新しいチャレンジに挑めると思います‼︎

まず1つ目のチャレンジは、2チーム編成を作ること
今は1チーム3人で回っているのを、もう1チームを作りたいと思います
この取り組みにより、ずっと夢に掲げていた
鳥取県に支店を構えることも、夢で終わらずに実現出来ると思います!
さらに蹄病で困っている牛達や、定期削蹄が実施出来てない牧場のニーズにも応える事が出来ると思います

我が社のスローガンである
「常に進化し続ける」を有言実行すべく
永遠にテーマを掲げて、夢を成していく会社であり続けたいと思います

継続して社員募集していますので
興味のある方は連絡ください

今年は大きく動く年にします‼︎

株式会社G'day Hoof Careグッデイ ホフ ケア
代表取締役 佐藤麻耶
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削蹄師を増やしたい!

報告遅れましたが💦
広島で行われた第3回広島大学酪農技術セミナーでの講演が無事に終了しました!
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沢山の顔見知りの方々も参加されていて、感想を聞くと「分かりやすくて、凄く良かったよ〜」と言って頂けて、嬉しさと共に、講演出来て、本当に良かったと思います!
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実は・・

9月末に行われたサッケンでリハーサルも兼ねて、発表させてもらったのですが
グズグスのズタボロな結果に終わりました😅
言い訳を勝手に言いますと😚
これまでに何回か講演をさせて頂いて、内容が頭の中でゴチャついているにも関わらず、練習もせずに、一発本番を目指したものの・・
まさかのアガリ症で、心拍数は上がるは、頭はテンパるはで、何を話して良いのか分からなくなってしまいました😂
その大失敗を参考にし、セミナーでは300人もの参加者がいると事前に聞いていたので、これは恥を忍んで原稿をガッツリ読もう!!と結論付けて、本番は原稿をただ読むことで何とかクリアしたのでした😝
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この日、名刺交換したのが30枚ほど😲
市場調査とまではいきませんが、皆さんの話を聞く限り、蹄に関しての情報は、まだまだ足りておらず、それでいて蹄病に困っている牧場が沢山いることが分かりました
私は、このような活動を通して、機能的削蹄の必要性と、酪農関係者と削蹄師でコミュニケーションを密に取り、より良い酪農&人も牛も豊かになる世界を目指そう!と提唱することは出来ますが
実際、削蹄の依頼を受けると・・・
とても新規で伺えるほどスケジュールは空いていません😭
嬉しい悲鳴なんですが、期待に応えられない悔しさも同じぐらい感じます!
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削蹄はハッキリ言って技術職です
経験と感性と勘が必要だと思っています
この3つは、誰でも出来るものではありません
それ故に、全国的にも削蹄師の後継者が不足しているのではないかと思います
経験は仕方ないとしても、感性や勘ではなくマニュアルを作り、マニュアル通り同じ蹄の形を全ての牛に当てはめ、誰でも出来る削蹄を目指すべきなのでしょう
ただ、私は本当に牛が好きだし、酪農家さんも大好きです
期待に応える為には、不満が出ない削蹄を目指したいです
技術レベルを下げずに、後継者も育つ環境を作らなければ、私が怪我や病気をして仕事が継続出来なければ、結局多くの牛達や人達に迷惑をかけます
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包み隠さず言うと、厳しい世界だと思います
(間違いなく私は厳しい削蹄師の方です😅)
お金を貰う事も必要だと思いますが、仕事のやりがいと楽しさが無ければ続けられない仕事だと思います
自己満足だと言われれば、そうかも知れません

私は削蹄と出会って約13年
やり甲斐は断つことがなく、体力さえあれば永遠続けたいと思えるほど、素晴らしい職業です!

もし、少しでも削蹄に興味のある人は
私と一緒に削蹄してみませんか?

私は年齢と体力を考えて、今のペースを永くは続けられません
また、上記のような削蹄を世間に知ってもらえるような場にも積極的に出たいし、海外にも酪農の勉強に行きたいです
その為には現場で削蹄してくれるスタッフを、募集します‼︎
もちろん、やる気のある方は積極的に勉学の場に参加してもらいます!


興味のある方は、是非連絡下さい
また、削蹄師を募集していることをシェアして貰えると嬉しいです😊
(あくまで、我が社で削蹄を継続して貰える方に限ります)
宜しくお願いします

株式会社G'dayHoofCare 
              グッデイホフケア    
                                            代表取締役  佐藤麻耶

国際蹄病学会in ドイツ

今月7日から開催された、2年に一度行われる国際蹄病学会inドイツに行って来ました!
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4年前のイギリスでの学会以来です
まず最新の蹄病事情と、日本でも増加傾向にあるロボット牛舎の護蹄管理のヒント、ゴムマットは蹄に良いのか?等を知りたくて参加しました
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私的には得た情報から、現場で活かせるような気がしてます
色んなところで話をしていますが、削蹄師が定期削蹄しているだけでは蹄病はゼロにはならないと思います
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注✳︎これは、あくまで私の見解です
「ゴムマットは柔らかくて蹄には良い」というのが世間で蔓延っているようですが
安易に思い込むのは危険です
コンクリート床、ゴムマット床、どんな飼養環境でも管理やシステムが機能していなければ蹄病を発症します
ここで簡潔に言える事は
牛は柔らかい所を好んで佇みます
しかし蹄の構造上、長期間立ち続けると蹄底出血し、進行すれば蹄底潰瘍になります
潰瘍の問題点は、機能的削蹄を定期的に実施すれば、ある程度の予防も完治も可能ですが
蹄骨が変形してしまえば、いくら定期削蹄を続けても蹄病を繰り返してしまいます
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圧のかかる状態が、長期間続けば蹄骨は変形します
ゴムマットのような柔らかい所で長期間立ち続ければ、どうなるでしょう?

とても簡単な話です

では、どうすれば蹄病を作らない環境が出来るのか?
これが難しい‼︎
ゴムマットが駄目ではありません
なぜなら、滑るコンクリート床だと滑走し、転倒するだけではなく白帯病も多発します
そして何より、コンクリート上でも長期間立ち続ければ潰瘍になります
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草地で飼養出来るのが1番、蹄には良いとされますが、全ての牧場で適用出来ません
出来る工夫とすれば、立ち続けない環境を作ること
先ほど述べたように、牛は柔らかい所や快適な場所を好みます
柔らかい床より、快適なベッドがあれば
牛は横臥することを選択すると想像できます
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餌を食べて、水を飲んだ牛は
発情や仲間とのコミュニケーション以外、寝ているのが当然です
何年も前から推奨されているのは、1日の横臥時間はトータル12時間です
人間と同じように睡眠時間は牛達にとっても大事なことなのです
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快適なベッド作りと、定期削蹄の実施と
フットバスの実施が護蹄管理に必要な項目ではないかと思います
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世界には牛達の為に、日々研究し
よりよい快適な環境作りと護蹄環境作りを提唱し
蹄病を無くそうと活躍する人達が沢山います
そんな尊敬すべき方達と出会えるのも国際蹄病学会の醍醐味
次の開催地は日本です🇯🇵
世界の人達とディスカッション出来る日が待ち遠しいです👍
それまで、私は
農家さん達と一緒に蹄病ゼロ、牛達も人も豊かになる環境作りを目指したいと思います‼︎

酪農技術セミナー

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少し先ですが、10月10日に広島大学で酪農技術セミナーが開催されます
私みたいな若輩者も発表する事になりました💦
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会社名が間違っていますが、正式にはG'dayHoofCareです😊

「テーマはロボット牛舎」
実は、私の現場には1件もありません
ただ修行時代に多くの現場を経験させて頂き、また削蹄師仲間と情報交換をする中で
ある1つの提議みたいなものがあります
それを発表して、護蹄管理のアドバイスが出来ればと思っています

是非、興味のある方、お時間のある方
ご参加下さい‼︎




しかし
ここ最近
講習や削蹄本など、イレギュラーな活動を増やしていると、ふと私は何者だ!?と思ってしまう
ハッキリ言って、高卒で、学も品もない
ただ、がむしゃらに好きな事をやり続けていたら、今に至っただけ
偉そうに人に教える事や、説教なんて出来る位ではない
なのに、今の若い子達や、やる気の無い人達を見てると黙ってはいられない!
私なんて、もっとクズなガキだったのに😅
自分のこと置いといて、今の子達に
もっと頑張れ‼︎もっと意志を持って働け‼︎と思ってしまう
だけど面と向かって、偉そうに伝えても受け入れてもらえない
何故なら私も、そうだから笑

私が仕事に関しては師匠と呼べる人が2人いる
1人は酪農を教えてくれた牧場の社長
1人は、削蹄と牛とは、を教えてくれた師匠
前述にある通り、20代前半の私はワガママな荒くれ者だった
そんな私に色々と教えてくれた2人を想うと、私みたいな奴でも次に教えていかなくてはと思う
伝統とは意味が違うけど、人は人へと繋げていかなればいけないと思う
だから勉学だけ出来たって駄目で、人と交流することで沢山学ばなくてはいけないはず

まず興味を持ってもらうこと
こんな学も品もない人間でも、好きな事をやり通したら、何か得る物があると分かって欲しい!
私の講習の内容は正直、真面目過ぎて何も面白くない!キャッチーでポップな内容を目指すのに、出来上がったら「真面目過ぎて、つまらん」
自分でも嫌になる
8月には母校での講習も待っていますが、多分シーンってなる😂
おそらくセンスが無いんですね〜

もっと人に上手に伝えられるように努力します!
オバちゃんも、まだまだ頑張るんで
若い人達は、パワーがあるから
一生懸命になれることを見つけて、頑張って欲しいな〜
特に私みたいな人間もいるから、自分はもっと出来ると思って欲しい
冷めた感情・・私も分かるけどね笑
周りの大人の影響って大きい
私は周りの人達のおかげで、今があると思ってます
だから大人の人たちも、パワハラ、セクハラに臆せず!熱く!😀

削蹄本

この度、酪農家、獣医師と共に削蹄本を出版することとなりました

http://dairyjapan.com/stuff/archives/3538

以前、連載をさせて頂いていたデーリィジャパン社から、依頼がありまして
ずっと酪農関係者と連携を密にしよう!と投げかけてきた身としては、関係者一丸となって「蹄」をテーマに本を出版出来た事は最高の気分です

贅沢を言えば、自分が受け持っている農家さんや、獣医さんなどとデータを共有した説得力のあるものが欲しかったですが
まだまだ人生長いので、先の夢として実現に向け
更に現場でのコミュニケーションを密にし、よりよい牛達の快適性を求めたいと思います‼︎
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私の牛友も載ってます😉

是非、興味のある方は、お買い求め下さい!