ご訪問ありがとうございます。
グリーンフォレストの森口です。
先日息子から、
ある「相談」を持ちかけられたんです。
その相談とは、
バイトでの出来事について。
1年の浪人生活を経て今春大学に入学し、
気の合う仲間たちに恵まれ、
楽しそうにキャンパスライフを過ごす息子。
5月から始めたバイトでは、
はじめてのことに戸惑いながらも、
いろんな人との出会いのなかで、
自分でお金を稼ぐという体験を、
楽しんでいるようです。
その息子が先日、
「なー聞いてよ―」と、
多少怒りながら、
バイトでの出来事を教えてくれたんです。
いつも楽しそうに、
バイトに行ってましたからね。
その様子にどうしたのかなと思いつつ、
話に耳を傾けると…。
要約するとこんな感じ。
①マニュアル通り、決められた方法で、
バイトの勤務日を友人と交代した。
②その交代した友人が当日風邪をひいた。
③責任を感じた息子が店長に謝罪した。
④なぜかその行為を全グループにさらされて非難された。
途中までは、
なるほどなるほどと聞いていたんです。
そうなんだねと。
そこから徐々に、
雲行きが怪しくなったのは、
③④くらいのところですよね。
息子が自分の用事と重なったことで、
早めに交代申請を出し、
友人がシフトを変わると申し出てくれて、
そこで勤務日の変更が確定。
交代してくれた友人がたまたま、
その日に風邪をひいて、
バイトに行けなくなってしまった。
今 風邪がはやってますからね。
ありますよね、そういうことも。
ただ、そこからなんですよね。
徐々に雲行きが怪しくなってきたのは。
勤務日もすでに交代確定しているから、
本来ならばそのお友達が、
風邪に伴い交代申請を誰かに出す というのが、
バイト先のマニュアルらしいんですが、
その友人はそれをせぬまま、
息子に言ってきたらしいんです。
今日風邪で行けなくなったと。
交代が確定した時点でもう、
息子からしたら終了している話。
なので、
バイトに行けないと当日急に言われても、
自分に言われても困惑でしかない。
本来ならバイト先にその友達が、
自分で連絡しないといけないことですから。
ただ、息子からしてみれば、
シフトを変わってもらった負い目というか、
なにかそんなおもいもあったんでしょう。
関係ないと言えば関係ないんだけれど、
慌ててその友人に変わって、
LINEグループにシフト交代申請を出して。
交代してくれる人を求めたけれども、
当日ということもあって誰もいない。
なので、
なぜか息子がバイト先に連絡して、
自分が悪かったと連絡したそうなんです。
申し訳ありませんと。
そこでいったん話が、
終わったように見えたんですが、
バイト先の店長がどうも、
それが気に入らなかったようで。
息子のことを取り上げて、
全グループに対し、
こういうことはやめてほしいと、
急なシフト変更は迷惑だと発信したと。
その背景としては、
シフト交代や急な病欠、遅刻、
そういう人が最近多いと。
たしかに仕事内容からしても、
シフトに入っている人数が必要だから、
病欠や遅刻が多いと店側も困るんでしょう。
だからその風紀の乱れというか、
気のゆるみ、気の引き締めもかねて、
たまたまそうして、
連絡してきた息子にからめ、
息子にというよりも、
全グループのバイト生に、
同時にアナウンスしたんでしょう。
私もいろんなバイトをしてきただけに、
店側の気持ちもすごく理解できるし納得もできる。
ただ、
息子からしてみれば、ですよね。
マニュアル通りの方法で、
だいぶ前から交代申請をして、
すでに交代もきまり終了した件で、
本来ならば交代した友人が、
しなくてはならないことまで引き受けて。
ご丁寧にその友人に変わって、
店長に謝罪までしたことに対して、
いわば「みせしめ」にされたことが、
納得がいかなかったんでしょう。
怒り心頭、ご立腹だと。
そりゃそうですよね。
シフトを変わってもらったとはいえ、
自分はやることはすべてやった上でのことですから。
じゃあこれ以上どうしたらよかったん？！と、
怒る気持ちも当然だし、
決まり通りにやったのに、
こんな見せしめにまでされるんだったら、
なにを信じていいんだかわからない。
不信感ですよね。
息子とはいえ、
仕事柄どうしても、
中立の立場で話を聴く癖が私はついてるので、
うんうんうんうんと、
話を聴きつつ、
ムカつく息子の気持ちもすごく理解できる。
一方、
LINEグループ上でさらされた、
その内容も見せもらいましたけど、
その内容から、
店長のメンタルバランス、
ストレスが蓄積されているその様子も見て取れる。
なのでね。
どちらが正しくて何が正解、
それがこの件では求められてないんです。
ですからとりあえずは、
息子の言い分に寄り添って。
息子が本当に腹がたった部分、
なにが悲しくてなにが悔しくて、
なにがやるせなかったのか。
やんわりと聞きながら、
じゃあこれからどうしようかと、
どうしたらまた、
こんなイヤなおもいをしなくてもすむのか。
そんな話をしていったんです。
息子は幼いころから、
私がこういう仕事をしていることも知ってますし、
潜在意識という言葉を用いなくても、
目の前に出現する人、もの、出来事には、
なんらかのメッセージ、
気づきの促しがあるんだということ、
幼いころから耳にして、
なんとなくは理解しています。
私に相談を持ち掛けてくる時は、
友達に相談を持ち掛けて、
ある程度一般的なとらえ方は、
すでに耳にしている状態。
今回の件に関しても、
私に相談を持ち掛けてくる前に、
友人に今回の事の顛末を話して、
店長やばいやろーとか、
その変わってくれた友人が、
そもそもおかしいやろーとか、
なんで○○が（息子が）そこまでして、
謝罪する必要があったん？とか、
いろんな意見は聞いているんです。
そのうえで、
私の視点が知りたいと。
お母さんはこの出来事から、
どう思う？どう思った？
それを聞きたくて、
私に相談を持ち掛けてきたと。
違う視点、とらえ方を聞きたいんだ と。
…またまた長くなりすぎましたね。
この続きはまた、
次の記事でシェアしますね。
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