BS日テレでTV版「マクロスΔ」の再放送中!!
毎週木曜日の23:30から二話連続放送
いよいよ次回は前半クライマックス“激情 ダイビング”
あれが北欧神話のワンシーンだと気付いた人は果たして何人いるかなぁ……
ワルキューレのネーミングに仕掛けられたギミックについて二回続けて記事投稿したけど……今回はフレイアちゃんのお名前について妄想してみた……
神話妄想バレ注意かも
「フレイア」の名前の由来は過去記事でいろいろ予想妄想したけど……フレイヤじゃなくてフレイアになったのは……きっと……
女神フレイヤ+聖母マリア=林檎娘フレイア
絶対LIVE!!!!!!!でフレイアのモデルになったと思われるSF映画エンブリヨの高能力寿命100日ヒロイン・ビクトリアも入ってるかも🍎
あとは……TVアニメ13話と「劇場版マクロスΔ激情のワルキューレ」で披露した黄金林檎女神イズン固有魔法“激情ダイビング”と「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」で披露した女神フレイヤ固有魔法“鷹の羽衣”……つまりフレイアは女神イズンと女神フレイヤの能力を併せ持った女神……その名は……
黄金林檎女神フライア
劇場版マクロスFで展開中の楽劇「ニーベルングの指環」に登場する女神とも合わせてきている可能性もあったりする……
以上のような要素もあって“フレイア誕生”となったのかも
参照過去記事→
絶対LIVE!!!!!! 女神フレイヤ+聖母マリア=林檎娘フレイア だったりして❓
マクロスΔ 激情ダイビング!!黄金林檎女神の異界突破魔法かも?
フレイアが“林檎娘”として強調されていたこと 林檎は“原罪の果実”
フレイアが恋愛に奥手だったり幼さを強調されていたこと 処女性の告知
さらには「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」からハヤフレの恋愛要素がバッサリ削られてしまったこと ハヤフレは恋愛禁止
以上の事が気になったので、続編「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」を見る以前から……新約聖書「処女懐胎」の聖母マリア役を演じてフレイアが何らかの形で母親になることは予想してたかも……
でも女神イズン役・ヘル役・フライア役・カグツチ役であり救世主キリスト役でもある“星の子”があのような形で登場するとは全く予想を超えてて、多重神話学劇マクロスの神髄を見せつけられた気がする……
でもフレイアちゃんの名前に仕掛けられたギミックはむしろラストネームの方かもしれない……
“ヴィオン(Wion)”
“ヴィオン”の由来……それはおそらく……
ベネディクト会史解説書「生命の木」(Lignum Vitae) の著者
ベネディクト会修道士 アルノルド・ヴィオン
Arnold Wion 1554~1610
……ではないかと疑っているかも🍎
フランス出身のベネディクト会修道士である彼の1600頁を超える大著『生命の木』 (Lignum Vitae) ……
生命の木 (Lignum Vitae) 1595年
そして……その書籍に収録される「全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言」という文書は某界隈の人たちから次のように呼ばれている……
『聖マラキの預言』
……1143年に就任した第165代ローマ教皇ケレスティヌス二世以降の歴代教皇に関する預言書……オカルト好きの間では『ノストラダムスの大予言』と同じぐらい有名なテキスト……“最後の法王は「オリーブの栄冠」”なんかは私もどこかで聞いたことがあるような気がする……
そして多くの研究者から“偽書”として認定されている最も有名なもののひとつ……
『生命の木』に掲載された聖マラキの予言の一部
1590年の開催されたコンクラーヴェ(法王選挙)に合わせて偽作されたものであり、
ヴィオン自身は「聖マラキの予言」の作者ではないというのが研究者の多数意見だけど……聡明だった彼は後の世に……
「偽りの情報を流布した者」
……として残念な評価をされるようになってしまう……
フレイア・ヴィオンと言う名前は……
「偽りの情報を流布したフレイア」
……つまり彼女もシェリル同様……むしろシェリル以上に……
「イツワリノウタヒメ」
……と言うことになってしまうのかも……
そう言えば……気になるのはヴァリュアブル・ファイター・マスターファイルの内容とか……
ヘイムダル戦役後の2072年にケイオス出版部から発行されたことになっている「VF-31 ジークフリード」ではワルキューレ大絶賛で特集記事が数ページにわたって組まれるほどで、新人フレイアにも期待していた内容なのに……
2085年に同じくケイオス出版部から発行されたことになっている「VF-31AX カイロスプラス」……内容はヘイムダル戦役中心のはずなのに……あれほど活躍して風に召されたフレイアに関する記述が……無い……ワルキューレに関してもテンション激落ち……ハヤテのみ僅かに称賛されているという謎展開……
2072年以降にフレイアに関して何かマズイことがあったのか……
それとも絶対LIVE!!!!!!に描かれた歴史とケイオス出版部が知る歴史が大きく違っているのか……
勘ぐってしまいそうなテンションの変わり様……
参照過去記事→
果たしてフレイアは何を偽ったのか……「偽りの情報」とは何なのか
……ということが重要になってくるはず……
たとえば……
フレイア自身が何らかの偽物……例えばハヤテの愛したフレイアはスパイだったとか……
誰かが作ったバイオノイドやハリーポッターに出てきたような黄泉女帝フレイヤの分霊箱で……別に本体が存在するみたいなことは神話上も十分ありうるけど……
ヴィオンによる「聖マラキの預言」の流布はニセ予言による法王選挙への干渉に繋がるもの……カソリックの歴史と未来の改ざんを企図したものということになるかも……しかも本人は無自覚で利用されただけの可能性が高い……
「偽りの情報」が“歴史の改ざん”目的だとすると……
例えば……「絶対LIVE!!!!!!」の内容自体が現実を反映しない架空の物語…「愛・おぼえていますか」パターンで……
実際にはフレイアは全く活躍していなかったとか、参戦すらしていなかったとか…
星の子は実際にはハヤフレ出来チャッタ実子でフレイア妊娠で参戦できずとかならまだ許せるけど……
それだったらマスターファイルにフレイアの記述が無くなったのも頷けるかも……おそらくケイオスは怒っている……
もっとマクロスサーガ上、重要な歴史改ざんであれば……
プロトカルチャー神話に関するもの……今現在マクロス公式年表に語られているプロトカルチャー時代の事象はフレイアが原因で改ざんされたものとか……
う~ん……例えば知的生命体プロトカルチャーは実は滅んでないとか……
逆に……プロトカルチャー人なんて存在してなかったとか……
それがフレイアとどう絡むのか……いくつか思いつくけど……まだ情報不足
「偽りの情報」が“未来の改ざん”目的だとすると……フレイアが原因で何かの歴史が大きく変わってしまった……
もしかするとフレイアが原因でプロトカルチャーが滅んだ……とか……
それだったら50万年前のフレイアの前世のお話だとか……
まあ……現時点では全然分からないけど……
何かフレイアを中心に大きなどんでん返しが用意されているような気がする……
それを予告するのが“Wion”の名前かも
そこで思い起こされるのは過去記事で触れた……
ハヤテ・フレイアの原罪
「エデンの園」において原初男性アダムと原初女性イブは悪魔サタンの口車にのって「禁断の林檎・知恵の実」を齧るという禁忌を犯してしまう……二人は神によって「エデンの園」を追放されて人類の祖としての歩みを始める……旧約聖書『失楽園』……
この物語を「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」レイブングラス村林檎園の場面において演じたハヤテとフレイア……
その「原罪」と「イツワリノウタヒメ」は全く無関係なものでは無い気がする……むしろマクロスサーガにおける超重要テーマになるんじゃないかなぁ……
参照過去記事→
『絶対LIVE!!!!!! 「聖母フレイア処女懐胎劇」の裏側……許されざる関係なの?』