ネーミングから内容まで北欧神話要素てんこ盛りの絶対LIVE!!!!!!
でも「失楽園」から「処女懐胎」に至る聖書成分こそが健気で儚いハヤフレ恋物語のエッセンス!!

 

前回記事では「聖母フレイア処女懐胎劇」を成立させるために、未来のバイオテクノロジーで星の子をハヤフレの実子にしてしまえ……というお話をしたけど、今回はリアル実子仮説のお話……🍎

 

 

 

「聖母マリア処女懐胎」を信じられるか否かというところが、キリスト教徒か否かの境界線……と言われているらしいけど……

 

懐胎劇がキリスト教徒向け宣教作品ならともかく……

娯楽作品としての「聖母処女懐胎劇」では……

聖母子マリア・イエスの崇高と処女懐胎の神秘性を表側で最大限に賛美しながらも……

ヨセフと婚約した処女マリアが既にお相手不明の赤子を身籠っていたという……本人や周囲が困惑する妊娠と懐疑という副題を……影のように伏在させる必要があるんじゃないかなと……思ったりする🍎

 

そもそも自由恋愛がご法度だった時代……秘密のお付き合いにおける不時の妊娠は本人や家族にとって社会的ダメージ甚大な訳で……

そこで考えられたのが「処女懐胎」だったり……

「処女懐胎」がキリスト教教義に組み込まれた後は「夢魔(インキュバス)」……

 

お相手が「神様」や「夢魔」なら仕方がないよね……

ということで……生まれた子供はそのまま修道院へ……

あとはそれなりの宗教的儀式を経て……「夢魔」の場合は悪魔祓いとか……

 

「夢魔」John Henry Fuseli 1781年 wikipediaより

 

当事者女性にはある種の証明というか……教会認定生娘証明書……みたいなお墨付きを与えて本人・家族の尊厳や社会的立場を守る……

あくまでそれなりのお布施ができる場合だけだろうけど……汗うさぎ

 

そんな背景が……特にルネサンス期以降は……存在すると一部では言われている訳で……

 

 

それならば……

絶対LIVE!!!!!!の「聖母フレイア処女懐胎劇」にもハヤフレは既にデキていたという……裏テーマを埋め込む必要があると力説したい……かも🍎

 

そんな観点から絶対LIVE!!!!!!を見ていくと……

まずは前に書いた記事【絶対LIVE!!!!!! ハヤテ・フレイアの「失楽園」】
 

 

フレイアの誘惑バックステップ……林檎のやり取り……宇宙の子宮・渦巻き銀河での逢瀬……飛び出すハート

奥手なハヤフレにも関わらず意味深・濃厚な「失楽園」描写の連続ハート

 

さらにこれを裏付けるのが……

エンディングテーマ「ルンに花咲く恋もある」の歌詞!!

 

進むしかないでしょルンルン覚悟はできた音符純情で狂乱なBABYルンルン傲慢で従順なBABY音符禁断の林檎ってゆーかルンルンすべてはOh Yeah音符大胆に抱いたっていいねルンルン最高の最後っていいね音符

 

 

ハッキリと“禁断の林檎”って言っちゃう……爆  笑

寿命問題の所為なのか、果たして周囲の反対でもあるのか、かなりヤケクソ暴走気味かな……汗うさぎ💦

 

あのレイブングラス村の林檎園での描写が意味するところ……

実際にはそれなりの時間をかけて二人はすでに既成事実を積み上げつつあったことの隠喩だったのかも……Σ(゚∀゚ノ)ノキャーラブラブラブラブラブラブ

 

 

さらにレイブングラス村を追われてマクロス・ギガシオン艦内……

フレイアの短寿命という深刻な問題を交えながらも受胎の象徴である種を宿した林檎のやり取り……りんご

林檎が萎びているのはフレイア自身が急速に消耗しつつあることの暗示かなはてなマーク

 

そして私が決定的と感じるシーンが……この過去記事のコレ🍎

 

 

この胎児化フレイアが示唆することは……

フレイアがすでに身籠っていること……ラブラブ

映画エンブリヨのヒロイン同様の死を賭した出産になること……🤱!?

生まれてくる子もフレイアと同じ原罪を背負っていること……ルンルン

なんかかも……🍎

 

 

ここまでくると……

ハヤフレは既に内縁関係でフレイアはオメデタということに……

 

でもそれは許されざる関係……

あくまで「処女懐胎劇」の裏側である限りハヤフレの関係は周囲の理解を得られていないということになってしまうかも🍎

 

 

そして「星の子」=「ハヤフレの実子」の誕生

ハヤテが人工子宮から彼女を取り上げるシーンは、フレイアの出産が厳しく人工保育器等の医療的支援の介在を仄めかしているのかも🍎

 

 

 

なぜハヤフレの関係が周囲の理解を得られなかったのか……

なぜハヤフレの関係は禁断の林檎に依存したのか……

 

「聖母フレイア処女懐胎劇」の表側ルートでも裏側ルートでもこの点は残ってしまうわけで……おそらくマクロス・サーガ上の重要テーマになる予感目

 

 

 

単に若すぎるとか……デビュー1年でのスキャンダルは……なんてものではないような気がする……
 

そこで気になるのがヴァリュアブルファイター・マスターファイルの内容……

絶対LIVE!!!!!!で描写された内容が真実に近いなら……ケイオス出版はもっとハヤフレと星の子を祝福していたはず……と思うんだよね……びっくり

 

マクロス・サーガ的には深い深い原罪を二人は背負っているのでは……🤔

もしかすると「ギュルヴィのたぶらかし」……50万年前のプロトカルチャー時代も二人は恋人同士で問題の当事者だったのかも……🍎!?