今年最後の投稿🍎
今年は多くの皆様に当ブログにご訪問いただきありがとうございました
来年もブログは続ける予定なので……たぶん……よろしくお願い申し上げます
皆様にご多幸あれ
ところで……来年2024年1月4日23:30~ よりBS日テレで再放送が始まるTV版「マクロスΔ」……
もしかするとサンライズで制作されるというマクロス新作情報も出てくるかも
青円盤持ってても見逃せない……楽しみスギル
その前に視聴手段を考えないと…🤔
今回は妄想ばっかりだけど一応……
以下ネタバレ神話バレ注意
今回のお題は……TV版Δ第13話と「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」にも登場したアレ……
激情ダイビング
ただの“ダイビング”ではありません……
区別するために“激情ダイビング”と名付けました……ハイ……
アニメ題13話のタイトルに“激情”が付き……
劇場版でもタイトルを“激情の~”と名付けたぐらいだから……
“激情”と言う言葉にはこだわったということかも……
いやそれ以上に“激情ダイビング”にこだわりがあったはず
アニメ版第13話ではフレイアだけが“激情ダイビング”したけど「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」ではフレイアに触発されてカナメ・マキナ・レイナも一斉に“激情ダイビング”
TV版でも激ワルでも最大のピンチ場面……
そこで使われた“激情ダイビング”は一発大逆転劇の起点になった大技
テレビ版ではフレイアひとりで爆発的フォールド波を展開……
時空間掌握戦を一気に逆転……風の歌い手ハインツをぶっ飛ばし、シグル=バレンスの次元バリアを停止させ、能力拡張を果たしたハヤテを白騎士キースとの空戦勝利に導く……
「激情のワルキューレ」ではフレイアを筆頭に4人で“激情ダイビング”……
星の歌い手モード美雲「星の歌」とプロトカルチャーシステムと接続したロイド暴走による統一意識ネットワークを打ち破る……
このときのフレイアのセリフ……
届けなきゃ 私の歌届けなきゃ 飛べば飛べる
「飛べば飛べる」というフレイアの決め台詞……飛ぶというよりも飛び降りるなんだけど……“激情ダイビング”のために用意されていたようなもの
「Δでどうしても“激情ダイビング”をやりたかった」って感じかな
実は……この“激情ダイビング”……
……北欧神話に由来する魔法かも…たぶん……
『オーディンのワタリガラスの呪文歌』
(Hrafnagaldur Óðins)
14世紀から17世紀のいずれかの時期に成立したとされる古エッダ形式の詩文……北欧神話古典で一般的な古ノルド語じゃなくてアイスランド語の詩で構成される…近世の紙写本のみが37点……火災で焼失したものも……あるらしい……
その内容は……いくつかバリエーションがあるみたいだけど……
予言の女神たちによって知らされた最終決戦ラグナロク……その来るべき神々の試練の日に備えるため、アース神族主宰神オーディンは世界樹ユグドラシルの根元にある冥界ニヴルヘイムで得られるとされる重要情報を得るため、常若の黄金林檎女神イズンをニヴルヘイムに降下させる物語
世界樹の上位にあるアース神族の国アースガルドから転落?ダイビング?して死の壁を突破して冥界に降り立ったイズン……
さらにイズンを追って夫の歌番長ブラギ、ロキとヘイムダルが冥界入り……
イズンは冥界で困難に遭遇……狼の皮を神々からあてがわれると彼女は獣化して狡猾さを示すように……プロトデビルンみたくなったのかも……
やがて後を追った3神は冷たくなったイズンを発見しオーディンからの質問「世界について、天界、冥界、地界の起源・永続の長さ・終焉」等をイズンに尋ねるも……イズンは涙を流すのみの自失状態で一切の質問に答えず……
ロキとヘイムダルはアースガルドに帰還しオーディンに不首尾を「彼女から答えを得るには寄る知恵が足らぬ」と報告し、夫で歌番長のブラギのみがイズンの元に残った……
全てのものが最期の日・ラグナロクの到来を悟り……夜明けとともにヘイムダルが虹の橋ビフレストでギャラルホルンを吹き鳴らす……
以上が……『オージンのワタリガラスの呪文歌』における“イズンの冥界下り”の概要
『オージンのワタリガラスの呪文歌』の一節
イズンとロキ、ヘイムダル、ブラギ
Lorenz Frølich画(1906)
原典写本が37点あってそれなりにバリエーションがあるみたい……
イズンも事故で転落したような表現やオーディンが積極的にダイブさせたような表現もあるらしい……
世界樹の根元・凍てつく冥界ニヴルヘイムは本来は死者のみが行ける場所……死者や冥界神との霊的通信でごくわずかな情報が得られるのみ……
ニブルヘイムにあるといわれる重要情報を得るためには、肉体を持ったまま死なずに冥界に行って帰ってくる必要がある……
常若の黄金林檎魔法のただ一人の使い手イズンなら、常若バリアーでもって生きたままニヴルヘイムに行ける……死の壁を突破できる可能性があるとオーディンが判断したのかも
実際イズンは仮死状態様に陥り計画は失敗したけど……後を追った3神がニブルヘイムに行って、ロキとヘイムダルがアースガルドに帰ってきているということは……
おそらくアースガルドとニブルヘイムの間に死の壁を超える回廊を作ることにイズンは成功したのかも
これをマクロスワールドに置き換えると……冥界はサブユニバースとして……
イズンに相当する歌姫は黄金林檎呪歌魔法を伴ったダイビングによって現宇宙とサブユニバース間のバース障壁を突破して回廊を構築したことになるかも……もしかすると……プロトデビルンの元になったエネルギー生命体だけでなく直接マクロス艦やVFがサブユニバースに突撃できるかも……
これが“激情ダイビング”の原型だと思いたい
ある意味……不可能を可能にする大逆転魔法技
テレビ版13話ではメッサーにさえ勝った白騎士にハヤテが勝利……
小説版マクロスΔだと……メッサーが死してなお持ち帰った機体に残った白騎士戦の空戦データを基にした戦闘シュミレーションにハヤテが励むシーンがあって……
あの勝利がメッサーの戦いを糧に本来は天才のハヤテが猛特訓で積み上げた部分と“フレイアの呪歌魔法“というフォールド波支援が重なってできたものと分かるけど……
アニメ版だとミラージュの「ハヤテの飛び方が変わった……フレイアの歌があるから……」だけで表現されているので何か飛躍し過ぎにも感じてしまうかも
でも北欧神話魔法的には「フレイアの歌があるから……」というよりも「フレイアが魔法歌を歌いながらダイビングしたから……」の方が正確かも
フレイアが十全な状態なら……バース間障壁を突破できるその威力は……ハヤテ勝利どころか……シグル=バレンスが沈むぐらいでは済まなかったはず……
でもこの魔法技は神話通りの一度しか使えない特攻技の可能性……神話でもイズン仮死状態だし……あの場面でフレイアが歌ったのが「一度だけの恋なら」なのはその暗喩かも
そしてもうひとつサーガ上重要な視点……
絶対LIVE!!!!!!において……フレイアは女神フレイヤ役……
疾風の旅人ロキ(ハヤテ)を“鷹の羽衣呪歌魔法”というフォールドウェーブでブーストし、闇巨人スィアチ(クロムウェル)を支援するセイレーンデルタシステムのコアとなった黄金林檎女神イズン(Yami_Q_ray)の“鷲の羽衣呪歌魔法”を打ち破った……
フレイアは北欧神話最強女神フレイヤ役を全うしたわけだけど……
それに加えてフレイアは黄金林檎女神イズンの魔法“激情ダイビング”さえ披露していた……
フレイアはフレイヤ魔法だけでなくイズン固有魔法も使えるということ……
さらに……
フレイアは徹頭徹尾“林檎娘”
……彼女の周囲には常に林檎があった……ということは……
フレイアは最強女神フレイヤと黄金林檎女神イズンの能力を合せ持った女神
そしてそのことが連想させる仮説……
フレイア=「ニーベルングの指環」の女神フライア
おおお……リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』序夜「ラインの黄金」に登場する女神様……
……の可能性がでてきた
リヒャルト・ワーグナー楽劇『ラインの黄金』書籍版に
収録された挿絵「女神フライア」アーサー・ラッカム作(1911)
同じく「ニーベルングの指環」の第一日「ワルキューレ」以降を展開中と予想される劇場版マクロスFシリーズと繋がって来るかも……
そしてフレイアとハヤテが背負う“プロトカルチャー人の原罪”とも関連しそう…
さらに私の妄想では……
時代を超えて死と再生と事象を繰り返す北欧神話「ギュルヴィだぶらかし」の法則が適用されるなら……
おそらく50万年前のプロトカルチャー時代……その時代のフレイアも“激情ダイビング”にトライしていたのかも……
……もしかすると……フレイアちゃん……
前世でサブユニバースから逆に現宇宙へ“激情ダイビング”で“密航”してきたのかも……プロトカルチャー人とサブユニバース勢力が戦ってるのに紛れてこっちへ来ちゃった可能性もあるよね……サブユニバースの黄金林檎園から……ベースとなる神話はおそらくギリシャ神話……ヘスペリデスの林檎園の可能性……こちらではマクロスゼロの掟の女神たちと関わるのかも
彼女もシビルに近いグルヴェイグだった可能性もあるかな……最初はね……
そして再びマクロスサーガで“激情ダイビング”を見ることになりそうな気がする……
ロキ(ハヤテ)が奪回した大クルミ(人工子宮ポッド)から生まれた黄金林檎女神
次のチャレンジャーは…きっと…星の子
絶対LIVE!!!!!!!ラストは彼女がサブユニバース回廊をぶち抜く予告かも
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)