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年始早々世界も日本も大変だけど……本年もよろしくお願いします
そして 本日2024年1月4日23:30～ よりBS日テレで再放送が始まるTV版「マクロスΔ」……コチラもよろしくお願いします
新作情報も出ないかな
……
今回は“星の子”のお話……
二人目の星の歌い手クローン“星の子”……その登場シーンはまさに北欧神話「黄金林檎の物語 女神イズン奪回」の再現物語……
女神フレイヤ（フレイア）の“鷹の羽衣魔法”を纏った疾風の旅人ロキ（ハヤテ）が誘拐された黄金林檎女神イズン（星の子）を閉じ込めた大クルミを片手に脱出……
誘拐したイズンを利用して世界征服を企んでいた敵巨人スィアチ（クロムウェル）も“鷲の羽衣魔法（Yami_Q_ray）”で反撃……
最後はフレイヤ魔法が上回り、追いすがるスィアチは待ち構えるアース神族（マックス様率いるマクロス艦隊）の一斉攻撃を受けて撃墜
大クルミから元の姿に戻ったイズンはその唯一無二の魔法アイテム“常若の黄金林檎”で急激な老いに見舞われるアース神族の神々を救済する……以上が北欧神話原典『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』に記された物語の概略
絶対LIVE!!!!!!は私の記念すべき初リアタイ作品……しかもテレビでなく劇場……
ワルキューレがYami_Q_rayを制圧しハヤテ単機突撃からマクロス艦隊の一斉射撃までの展開……
ハヤテのVF-31AXがコアポッド片手に脱出する場面で初めて……“もしかして黄金林檎物語では
”……と疑い……
さらにルン持ち赤ちゃん登場シーンで映画館で鑑賞中にも関わらず…
イズン キター
……って小さくガッツポーズして友達と一緒に叫びそうになったこのシーン……
(マクロス７でバサラ様演じる避戦の歌番長ブラギの妻神イズンの登場を予想してました)
フレイア最大のピンチ状況での“常若の黄金林檎女神”登場……北欧神話通りならフレイア絶対助かる
……からの特に大逆転ギミックも無く悲しい展開に……
鑑賞後３日ぐらい泣いて鬱になって……4日目ぐらいで回復して、覚えている範囲で冷静に振り返ってみたんだけど……例えば下の記事とか……
それにしても……もし“星の子”
が女神イズンだとしたら……
Yami_Q_rayが強すぎる
女神イズンは常若の黄金林檎という超強力魔法アイテムを扱える唯一の存在ではあるものの……およそ女神フレイヤのような戦闘に長けた女神ではない……
北欧神話研究者の間でも「アース神族のガールフレンド」と呼ばれる戦争とは縁遠い存在……
呑気でおっちょこちょいで素直すぎて……神話でも簡単に騙されて誘拐されてしまうアイドル系キャラクター……
私が英語版原典『詩語法』読んでてもKawaii雰囲気が伝わって来るほど
もしも北欧神話女神と付き合うなら……
アメリカ人ならセクシー女神フレイヤを選ぶ野郎多そうだけど……
日本男子ならKawaii & Yasasii みんなの妹イズンを選ぶかも……
イドゥンとリンゴ ドナルドA.マケンジー 1890年
……とすると……セイレーンデルタシステムのコアとなっていた彼女の戦闘力……特にYami_Q_rayを展開するようになってからの攻撃力……
いくら人工知能シャロンアップルの支援を受けていたとはいえ……そして女神フレイヤ役のフレイアがすでに大きく消耗していたとはいえ……
女神イズンが戦闘魔法で最強女神フレイヤに対抗可能とは思えない
星の子はおそらくマクロス・フレイヤのひとり
マクロス・フレイヤは私が作った造語……女神フレイヤ役を演じたマクロスヒロイン……
あとねぇ……気になったのがYami_Q_rayの性格
特に足ブーラブーラさせてた闇フレイア
シャロンアップルと言うか……イプシロンやヘイムダルの胎教の問題もあるけど…
性格も優しくてホンワカした女神イズンよりも……
女神フレイヤに近い挑発的で狡猾そうな振る舞い……恰好もどちらかと言えば奔放な女神フレイヤを彷彿とさせるセクシーさを強調したもの……
“星の子”の性格はフレイア以上に女神フレイヤに近い
これまでのマクロス・フレイヤを演じた歌姫キャラの中で一番、“星の子”が女神フレイヤに近い性格かも
それに彼女がルンを持った赤子として生まれた経緯……
元々ウィンダミアのプロトカルチャー遺跡で保管されていた星の歌い手クローン細胞が元だから、もしかするとその元となった星の歌い手はウィンダミアに関係があったり、“伝説の歌”も初めから覚えていた可能性もある……
マックス様の「ただの天才だ」でたじろいだ闇雲の発言「これが……」
こちらもマックス様の過去や正体をマックス様本人以上に知っている可能性も……
もしかするとまだ劇中で明かされていないフレイアの正体にも気付いたかも
フレイアと星の子はおそらく遺伝子もルン（魂）も極めて近い存在……
セイレーンデルタシステムのコアとなる星の歌い手胎児は過去記事「シャロン・アップル…人工生命体はそもそもヤバいものかも？」でも書いたように、戦況が不利に傾く中で「自己保存本能」を最優先に行動を決めたはず……抜け目なくて頭の回転も速そうだしね……
各種情報からクロムウェルとハヤフレのどちらに組するべきかを冷静に計算した上で、ヘイムダル・イプシロンを裏切り、ハヤフレの遺伝子情報を参考に内包されたフォールド細菌で自身の遺伝子を書き換えてウィンダミア人に近い容姿を持つ赤子として生まれてきたシャロンアップルの実体存在……
ハヤフレと戦いハヤフレを親とした……
「シャロン・ゴールデンアップル（楽園の黄金林檎）」
もしかするとフレイアの寿命が残り少ないことも感知してたのかも……
フレイアが風に召された直後にワルキューレメンバーが歌う「宇宙のかけら」に合わせてミラージュに抱かれた星の子が口ずさみはじめる場面……まるでフレイアと入れ替わるように……私も歌う～分霊箱みたい💦
女神フレイヤ（グルヴェイグ）の三度殺しても蘇る属性なのかも
ルンの半分はフレイアから来てても驚かないよ
あともうひとつ……これは劇場版マクロスＦとの絡みなんだけど……ブレア様とランカ様の生き別れでお互いを知らない兄妹の関係やバジュラ戦役後眠り続けるシェリル様……
おそらくこれは北欧神話やギリシャ神話の要素を取り入れたリヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第一日『ワルキューレ』をモチーフにした展開……
リヒャルト・ワーグナー
……とすると……その前段に当たる『ニーベルングの指環』序夜『ラインの黄金』に相当する物語が用意されるはず……その重要な登場キャラクターは……女神フレイヤと黄金林檎女神イズンの能力を併せ持った女神フライア……
女神フライア
フライアを連れ去る巨人
書籍｢ニーベルングの指環 ラインの黄金｣挿絵
アーサー・ラッカム作(1910)
そうなんです……おそらく……
フレイアと星の子の北欧神話属性は同一
消耗し風に召されたフレイアに代わって“星の子”は女神フライア役を演じることになるはず……
最強女神フレイヤとしての能力……もしかするとシビル級+αになれるかも
黄金林檎女神イズンとしての能力……過去記事「熱気バサラ(2) 避戦の最強音楽神と黄金林檎」で書いたようにアニマスピリチアさえも作り出せるような強力な不老常若魔法が使えるかも🍎
そしてひとつ前の記事「マクロスΔ 激情ダイビング!!黄金林檎女神の異界突破魔法かも？」で書いたようなサブユニバース障壁さえ突破できる激情ダイビング魔法も……
一方で上の挿絵「フライアを連れ去る巨人」のような過酷な運命にも晒される可能性も……
あと記事「マクロスΔ 激情ダイビング!!黄金林檎女神の異界突破魔法かも？」で書いたようにフレイアがサブユニバース出身の可能性があるなら……星の子も同様のはず……シドニー・ハントもサブユニバース・アクセスツールっぽいゴールデン・コンパス使ってたぐらいだし……
実は彼女向けのピッタリの神話があるんだよね……ギリシャ神話に……
北欧神話におけるバサラ様と星の子の夫婦関係の馴れ初めとかバサラ様の避戦呪縛の大元に使えそうな……バサラ様大活躍な……
しかも“星の子”が背負う神話属性はフライア以外にも複数あって……北欧神話以外の神話属性はフレイアとは異なっているけど……どれも過酷なモノばかり……こちらは別の記事で書くかも
実は私……女神イズンの登場を待っていたこともあって……星の子ちゃんが大好きなんです
だから彼女の厳しい未来を予想させる神話属性を思うと……
心配で仕方がない
……それでも持ち前の性格で明るくこなしそうだけど……💦
……めっちゃあくどかったりすると却って安心するかも
