11月に昇級昇段審査会を行います。

 

今回が初めての仲間から、

 

三段を受ける熟練者まで。

 

いま一級でキャリアの長い

 

小学校高学年の男女2人も

 

初段審査の対象です。

 

 

昇級昇段の対象に考えて

 

案内文を準備して名前を書いて、

 

仲間たちに審査会の案内をすることは、

 

受ける者のこれまでの

 

努力、実力を認めてのもの。

 

併せて、それだけではありません。

 

この審査とそれを経たうえでの

 

昇級、昇段を新たなスタートとして

 

自信をつけて、

 

何事にも全力で頑張るきっかけ、

 

糧としてほしい。

 

本人たちの背中を押すものとなってほしい、

 

そのような願いが大きいのです。

 

純粋に応援の気持ち。

 

精一杯の私の心からの応援です。

 

 

思い返せば、

 

恩師もそのように考えて

 

取り計らってきてくれたのだと

 

よく理解することができます。

 

この道場に出会っていなければ、

 

いまの私はありません。

 

 

目標は、組手や型の試合に出場して

 

入賞、優勝することではありません。

 

人生という長距離走を生きていくための

 

その何かを培っていくものは、

 

試合を目指す稽古では絶対に得られない。

 

ほんとうの強さ、優しさ、

 

己の心身の軸となるものを

 

形づくっていく、

 

人生をゆたかに

 

よく生きていくための学びが

 

ここにあるのだと実感できます。

 

これからも一歩一歩、

 

ともに取り組んでまいりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

     何事も一歩一歩、前進することができます

 

 

追記

 

空手道の稽古はほんとうにたのしい。

 

恩師もよく言っている

 

源流はヨガであり、

 

能や狂言にも由来するもの。

 

基本、移動、組手など

 

稽古の種類は多岐にわたりますが、

 

その本質を呼吸法とともに学ぶことで、

 

心身は自在となり、

 

自分を持つことにつながります。

 

それは、とにかくたのしい。

 

稽古で身につけ、

 

培ったものは一生の財産です。

 

昨日の稽古でも、

 

小学生の成長に目を見張るものがありました。

 

号令をお願いした際の、

 

とても発声が良い小学3年生の女の子。

 

腹式呼吸で身体を使えており、

 

呼吸法を学んでいるからこその号令です。

 

小学5年生の男の子は、

 

すでに軸ができ始めている。

 

同じ小学生の時期に、

 

私はこの小さな仲間たちほどまで

 

できていただろうか

 

と思わせてくれるほどに、

 

うれしい成長です。

 

 

5つ、再掲します。

 

令和3年度 節目にあたり

 

自分の形(かた)をつくる

 

自己顕示から支える側へ

 

理念

 

稽古