先日の稽古は、

 

自分の形(かた)をもつ大切さを

 

みなで学びました。

 

高度な手技や連続技を

 

覚えることではありません。

 

それは、立ち方ひとつ、

 

基本の受け技ひとつでも

 

充分に学ぶことができるもの。

 

 

立ち方や正座においても、

 

形をもつことは

 

姿勢を整えること、

 

心を整えることにつながります。

 

その学びは

 

幅広く心身両面に及びます。

 

 

呼吸法の稽古とともに、

 

これら修練の過程で

 

自分の形というものを

 

時間をかけてじっくりと練り上げ、

 

つくり上げていくのです。

 

 

 

          形(かた)をもつ

 

 

自分の形をもつということは、

 

自分というものを持つということ、

 

自分をもつことにほかなりません。

 

精神、身体のいずれも軸を持ち、

 

柔軟にしなやかに

 

心身とも自在に動く。

 

これほど

 

充実の手応えある感覚はありません。

 

これは相対的ではなく、絶対的なもの。 

 

ここに

 

継続こそが力であると断言できるものがある。

 

改めてそう確信しています。

 

 

追記

 

稽古を締める指揮者に

 

一級の小学生を指名しました。

 

フォローとして隣に助教が入りましたが、

 

号令も動きも不慣れであることに

 

変わりはありません。

 

その指揮のもとで、

 

受ける私たちがどのように動くか。

 

自分を落とすのか、引き上げるのか。

 

 

自分の稽古は、

 

周囲にも必ず良い影響を及ぼします。

 

それは指揮者にも同様のこと。

 

互いに刺激し合い、及ぼし合って、

 

自分を、周囲の仲間を、全体を

 

一段と高めていくことができるのです。

 

それぞれが考える

 

たしかな時間ともなりました。

 

 

早くも夏至を迎える時季です。

 

今年は4年ぶりに祇園祭開催の予定で

 

6年ぶりの土日開催となります。

 

勢いのある暑い夏は望むところ。

 

稽古にも最良の季節です。

 

 

3つ、再掲します。

 

普遍的なもの

 

本質

 

桶川祇園祭