二十四節気の一つ、

 

大暑を経て

 

昨日は土用の丑の日。

 

暑い夏は望むところです。

 

「夏に、冬に向けた心身を培う」

 

恩師が道場でずっと伝え続けていること。

 

「冬に、夏に向けた心身を培う」も同じ。

 

さきの冬の取り組みが、いまこの夏にある。

 

積み重ねこそが “いま” であるという、

 

頭だけの理解ではない、

 

この感覚は得難いものだと改めて思います。

 

この心身で培ったものは、

 

生涯にわたって軸となり、

 

揺らぐことのない財産となるのです。

 

 

昨日、神田錬成館で師範方と話し、

 

目標としているものや課題などを

 

伺ってきました。

 

絶え間のない修養を続けている者であるとともに、

 

指導者としての立ち位置や考えることがある。

 

私もその一人です。

 

 

      修養する者であるとともに指導者として

 

 

どこに立ち返り、思い至るのか。

 

指針はやはり恩師であり、

 

これまで出会った多くの先輩方や仲間たち、

 

そしてこれまで学び続けている

 

己自身であるとの思いを強くしています。

 

 

私たちは道場で

 

考える力を学んできているとも言える。

 

この “考える” という

 

ことこそが

 

武道の本質なのかもしれません。

 

 

追記

 

3年に及んだコロナ禍を経て

 

7月15日(土)、16日(日)に

 

地元が一番熱くなる夏祭り、

 

祇園祭を4年ぶりに開催しました。

 

神輿を担ぎながら、かつては

 

江戸時代から続く二百八十有余年の

 

歴史の一端を担っていると感じたものですが、

 

いまでは自分がこの地元を担ぐような

 

思いが加わっています。

 

 

今年の夏は一段と暑い。

 

総じて暑さに対するネガティブな報道や

 

警戒ばかりが聞こえてきますが、

 

さらなる成長の時季であることに疑いはありません。

 

決して精神論ではなく、

 

冷静に状況を分析して自分で考えながら、

 

できることをやるのです。

 

 

私たちはまだまだ成長できる。

 

8月に入ります。

 

これからが夏本番です。

 

 

5つ、再掲します。

 

桶川祇園祭

 

普遍的なもの

 

 

真髄(考える)