林悠介 佐藤卓史 京都公演 シューベルト ヴァイオリン・ソナタ第1~4番 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「F.シューベルト」 VOL.23

- 特別編- 《歩き続けるシューベルト》

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2023年4月20日(木) 開演 19:30

2023年4月21日(金) 開演 19:30

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ヴァイオリン:林悠介

ピアノ:佐藤卓史

 

【プログラム】

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 D384 op.137-1

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 D385 op.137-2

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ト短調 D408 op.137-3

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ長調 D574 op.162 「デュオ」

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催のコンサートをオンライン配信で聴いた。

佐藤卓史による、シューベルトのピアノ作品全曲シリーズのVol.23である。

林悠介のヴァイオリンと佐藤卓史のピアノによる、シューベルトのヴァイオリン・ソナタ全曲プログラム。

なお、このシューベルト全曲シリーズのこれまでの演奏会のうち、私が聴けたのは以下のものである。

 

→ 番外編 2017年 「ウィーンの夜会」

→ Vol.9 2017年 「人生の嵐」 w/川島基

→ Vol.12 2018年 「グランド・ソナタ」 w/中桐望

→ Vol.20 2021年 「大行進」 w/崎谷明弘

→ 番外編 2022年 「夜と夢」 w/安達真理

→ Vol.21 2022年 「最後のワルツ」

→ 番外編 2022年 「五月の歌」 w/安達真理

→ 番外編 2022年 「ザ・グレート」 w/松本和将

→ Vol.22 2022年 「秋の変奏曲」

 

 

 

 

 

シューベルトのヴァイオリン・ソナタ全集というと、

 

●J.フィッシャー(Vn) ヘルムヒェン(Pf) 2009年1月3-5日、7月3-5日セッション盤(NML1NML2Apple MusicCDYouTube

●イブラギモヴァ(Vn) ティベルギアン(Pf) 2012年7月27-29日、8月3-4日セッション盤(NMLApple MusicCDYouTube

 

の2種がとんでもなくハイレベルで緻密な出来。

今回の林悠介は、フィッシャーやイブラギモヴァには敵わないにせよ、けっこうがんばっていたようには思う。

安定感はそれなりにあるし、何より音が明るいのが良い。

ピアノの佐藤卓史は、ヘルムヒェンやティベルギアンにも負けない出来。

この2人の共演、また他の曲でも聴いてみたく感じた。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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