佐藤卓史 京都公演 シューベルト ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D576 ほか | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「秋の変奏曲」

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年9月13日(火) 開演 20:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ピアノ:佐藤卓史

 

【プログラム】

シューベルト:トリオ ホ長調 D610

シューベルト:ドイツ舞曲とエコセーズ D643

シューベルト:アルバムの綴り ト長調 D844

シューベルト:10の変奏曲 ヘ長調 D156

シューベルト:ディアベリのワルツによる変奏 ハ短調 D718

シューベルト:アレグロ・モデラート ハ長調 D347 (佐藤卓史による補筆完成版)

シューベルト:アンダンティーノ ハ長調 D348 (佐藤卓史による補筆完成版)

シューベルト:ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D576

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催のコンサートをオンライン配信で聴いた。

佐藤卓史による、シューベルトのピアノ作品全曲シリーズのVol.22である。

ソロ・ピアノによる小品や変奏曲を並べたプログラム。

なお、このシューベルト全曲シリーズのこれまでの演奏会のうち、私が聴けたのは以下のものである。

 

→ 番外編 2017年 「ウィーンの夜会」

→ Vol.9 2017年 「人生の嵐」 w/川島基

→ Vol.12 2018年 「グランド・ソナタ」 w/中桐望

→ Vol.20 2021年 「大行進」 w/崎谷明弘

→ 番外編 2022年 「夜と夢」 w/安達真理

→ Vol.21 2022年 「最後のワルツ」

→ 番外編 2022年 「五月の歌」 w/安達真理

→ 番外編 2022年 「ザ・グレート」 w/松本和将

 

 

 

 

 

シューベルトのピアノ作品全曲という偉業だけあって(なんと未完曲の補筆までしてしまっている)、今回も知っている曲が一つもない。

こうした曲たちが佐藤卓史による質の高い演奏と解説で聴けるのは、贅沢きわまりないことである。

 

 

余談だが、ディアベリのワルツによる変奏、今回はシューベルトによるものが奏され、素晴らしい演奏だったが、ベートーヴェンによる大曲こそは、佐藤卓史にふさわしいだろう。

いつか演奏してほしいものである。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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