今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなピアニスト、クレア・フアンチの新譜が発売された（Apple Music）。
曲目は、ベートーヴェン／リストの交響曲第6番「田園」である。
詳細は以下の通り。
Beethoven/Liszt: Pastorale (Symphony No. 6 for Piano Solo)
Claire Huangci
Beethoven: Symphony No.6, Op. 68 "Pastorale" (Arr. by Liszt)
- I. Erwachen heiterer Empfindungen bei der Ankunft auf dem Lande. Allegro ma non troppo
- II. Scene am Bach. Andante molto moto
- III. Lustiges Zusammensein der Landleute. Allegro
- IV. Gewitter. Sturm. Allegro
- V. Hirtengesang. Frohe und dankbare Gefühle nach dem Sturm. Allegretto
以上、アマゾンのサイトより引用した（引用元のページはこちら）。
ベートーヴェン／リストの「田園」交響曲（ピアノ版）というと、先日に書いたフアンチによる終楽章の美しいライヴ演奏が忘れがたいが（その記事はこちら）、今回嬉しいことに全楽章版がリリースされた。
グールド盤のゆったりとした悠久の大自然も悪くないのだが、それ以上に今回のフアンチ盤の、身近な自然の中を楽しく散歩するような自然体のテンポ、小気味よいアーティキュレーション、快活なリズム感が私は好きである。
彼女のピアノは、聴き手に元気をくれる。
※YouTubeのページに飛ぶと全曲聴けます。飛ばない場合は以下のURLへ。
https://www.youtube.com/watch?v=vqepGJydWbI&list=OLAK5uy_k8datDHNhk4XJbeUglZRD7VPjDXQnXFjM
なお、クレア・フアンチのこれまでのCDについての記事はこちら。
（クレア・フアンチの3rdアルバム「A Chopin Diary」）
（クレア・フアンチの新譜 シューベルト／カバレフスキー ピアノと管弦楽のための幻想曲へ短調）
（クレア・フアンチの新譜 パデレフスキ ピアノ協奏曲 ショパン ピアノ協奏曲第1番）
（クレア・フアンチの新譜 ラヴェル ピアノ三重奏曲 ショーソン ピアノ四重奏曲）
また、クレア・フアンチの演奏会記録についての記事はこちら。
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