今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
イタリアのボルツァーノを本拠地として世界各地で開催された、ブゾーニ国際ピアノコンクールの予選(公式サイトはこちら)。
その結果が発表された。
ちなみに、2020/2021年ブゾーニ国際ピアノコンクールについてのこれまでの記事はこちら。
(2020/2021年ブゾーニ国際ピアノコンクール 予選詳細発表)
まず、審査員によって選ばれた25名は以下の通り。
第1~4日
Maxim KINASOV (1993- Russian) (Plays in LONDON)
Isak CHOI (2004- Republic of Korea) (Plays in SEOUL)
Kang Tae KIM (1997- Republic of Korea) (Plays in SEOUL)
Yeontaek OH (1992- Republic of Korea) (Plays in SEOUL) ○
Jae Hong PARK (1999- Republic of Korea) (Plays in SEOUL) ○
Jieun PARK (1999- Republic of Korea) (Plays in SEOUL)
Jihyung YOUN (1999- Republic of Korea) (Plays in SEOUL)
Ziyu LIU (1998- China) (Plays in HAMBURG)
Zhora SARGSYAN (1994- Armenia) (Plays in HAMBURG) ○
Xiaolu ZANG (1999- China) (Plays in HAMBURG) ○
Dina IVANOVA (1994- Russia) (Plays in MUNICH) ○
Junhyung KIM (1997- Republic of Korea) (Plays in MUNICH) ○
Jialin YAO (1999- China) (Plays in BEIJING)
第5~7日
Giovanni BERTOLAZZI (1998- Italy) (Plays in VERONA) ○
Elia CECINO (2001- Italy) (Plays in VERONA) ○
Eleonora DALLAGNESE (2000- Italy) (Plays in VERONA) ○
Francesco GRANATA (1998- Italy) (Plays in VERONA)
Davide RANALDI (2000- Italy) (Plays in VERONA) ○
Serena VALLUZZI (1994- Italy) (Plays in VERONA) ○
Do-Hyun KIM (1994- Republic of Korea) (Plays in CLEVELAND) ○
第8~11日
Hyelee KANG (1995- Republic of Korea) (Plays in WIEN) ○
Mitra KOTTE (1995- Austria) (Plays in WIEN) ○
Polina SASKO (1993- Ukraine) (Plays in WIEN)
Lukas STERNATH (2001- Austria) (Plays in WIEN) ○
Wenfang HAN (2000- China) (Plays in NEW YORK) ○
次に、オーディエンスによる投票で選ばれた6名は以下の通り。
Chang Gyu LEE (1998- Republic of Korea) (Plays in SEOUL)
Nour AYADI (1999- Morocco) (Plays in PARIS)
José NAVARRO (1995- Bolivia) (Plays in MUNICH)
Vladimir PETROV (1997- Russia/Mexico) (Plays in MOSCOW)
Raffaele BATTILORO (1999- Italy) (Plays in VERONA)
Lovre MARUSIC (1992- Croatia) (Plays in WIEN)
最後に、WFIMC(国際音楽コンクール世界連盟)加盟コンクールで第1位または第2位を受賞したために予選免除された2名は以下の通り。
Danilo MASCETTI
Illia OVCHARENKO
以上、全93名中31名、および2名追加で95名中33名が通過した。
なお、○をつけたのは私がセミファイナルに残ってほしかった27人の中の人である(実際には31人通過したが)。
27人中16人。
まぁだいたいいつも通りの的中率である。
私が投票した石井楓子とソン・ユルは落ちてしまい残念だが、これだけうまい人が多いと仕方なく、また別の機会もあるだろう。
また、もう一人は結局Mitra KOTTEに投票したのだが(イングリット・ヘブラーのような“オーストリアのモーツァルト弾き”の登場に期待して)、彼女は無事通過した。
通過者は、私が選ばなかった人も含め皆かなりの弾き手。
私が次点にも挙げなかった人は(審査員による選定に限っては)今回一人も選ばれておらず、結果は概ね妥当だと思う。
来年のセミファイナル以降が楽しみである。
↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。