中間管理職の憂鬱、押印
目覚めると体がかなり重い。
連休は休むことなく遊んでいたからだろう。
このだるさもまた久し振りだ。
そう思えるあたり、
疲労とは逆に心は快調らしい。
仕事で特筆することといえば、
夕方からひたすら判子を押し続けていたこと。
何回押したのかもう分からない。100回は優に超していただろう。
それだけで数時間が経つなんて信じられない。
中間管理職の憂鬱はここにあるのだろうか?
充実した(?)残業を終えて突発的に同期と飲む。
常駐するプロジェクトが違うと顔を合わせる機会が激減するので、
こういうときの情報交換や近況報告はそれなりに貴重だとも思う。
食事はほとんど摂らなかったけれど、ウイスキーがおいしかった。
バーチャルサチコ
仙台を発つ前に、しょっちゅうメールのやり取りをしている、件の女の子と会う。
(夏休みに遊んでもらった子。)
せっかく仙台にいるのだからという凡そ理由にならない理由、特に用はない、
強いて言えば、ほんの数時間だってデートくらいしたいというセルフィッシュな矜持だろうか。
もちろんそれをプライドと呼ぶことはない。
駅隣のAERにあるホシヤマ珈琲店。
久し振りに立ち寄るこの店は、1000円を越える珈琲を出す。
高いが、雰囲気、サービス、カップ、すべて一級品である。
少しのおしゃべりの後、駅の改札のお見送りを経て、東京へ戻る。
もう他人行儀な仙台の街と、他人に無関心な東京の駅と、
どちらが好きか分からなくなってきている。
帰宅して荷物の整理やたまっていた家事を終えほっとしているところにメールと電話。
雨の降り頻る連休最後の夜、神楽坂まで出向き、適当に見つけたバーで友人の話を聞く。
俺が出張ると高いんだぞ。
と彼女の恋人に告げたい。
しかし、このとき、事情を俺に明かしてくれたことには、言い得ぬ感情を覚える。
恋とか愛とかそういうものとは全然違うこの揺れとぶれ、
たぶん、確実に何かが戻ってきている。
喪失と修羅の予感を覚えながら僕はきっと
頭の片隅で別の予兆を感じ取りたい。
弟~其の弐~
昼下がり、ふとした思い付きを、学生並みのノリで決行に移す。
日帰りで仙台⇔宇都宮の往復だ。
数枚のCDを財布・携帯・煙草を携え、レッツゴー。
弟の運転するVWのGOLFのサイドシートは心地が良い。
快調に飛ばし、途中のSAで生焼け状態に近い牛串を食べる。
那須塩原あたりで渋滞につかまった。
宇都宮中心街で数時間も迷った。
お疲れモードでもうひとりの弟の部屋に辿り付く。
肝心の家主はバイト中。
恋人との写真やプリクラ、リングと思わしきティファニーのラッピング、
俺の目には痛々しくて心地が悪い。
部屋に残された地図に従い、弟のバイト先へ出向く。
そのラーメン屋で接客や調理をしている彼の姿をどう言えば良いだろう。
とにかく、くすぐったいのだ(笑)
親が子どもの成長する姿を目の当たりにするときに心に降り立つ感情に
これは少しだけ似ている。と思う。
バイト上がりの末弟を加えて、駅近くのファミレスで久し振りの会話をする。
まさかこんな場所でこんな話をするなんて24時間前は想像もできなかった。
深夜、僕らは仙台に戻る。
深夜の高 速道路は相当の情報処理を脳に要求する。
弟~其の壱~
昨夜は明方まで弟と語らっていたからあっという間に生活のリズムが狂う。
容姿も生きるセンスも俺より全然良いのだが、
血という文脈がとても似ているから、
思いの外共通項も多い。
逆説的に言えば、似ていないからこそ、
そういうものが増えたのかも知れない。
目を覚ましたのはもう午後、それから弟のスーツ選びに付き合う。
頭痛で結構つらかったけれどなかなか楽しい。
人の買い物に付き合うのも久し振りだったか。
夕食は家族団欒よろしく食べ切れない程の手巻寿司。
満腹感と睡眠不足と解けている緊張感と服用する多種の錠剤で
12時過ぎにはふらふらと眠りにつく。
最終の新幹線、JRの思し召し
今夜は早く帰らないといけない。
新幹線に乗るために。
午前と午後にミーティングが入っている分時間がないだけに
集中力をあげないといけないのだが、
どこか上の空であった感は否めない。
この甘ちゃん振りは、久し振りかも(笑)
19時過ぎに退社して、家から近い駅にてチケットを購入。
いったん帰宅して、準備を整えて、小腹を埋めて、出発。
21時32分の東京発仙台着に乗る。
知らぬ間にこの電車は最終ではなくなっていた。
「もっと帰れ」という神の、もとい、JRの思し召しだろうか。
僕が好きだったこと(宮本輝風)
仕事の大半はExcelを使う。
WordやPowerPointもあることはある。
いずれにせよ、Microsoftがなければお話にならない。
で、そういう種々のドキュメンテーションを除けば、多分、
SEの仕事はLogicalだと思う。
こういうものは不思議とできる日とできない日がある。
うまくいかないときは、
冷静になれと自分に言い聞かせたところで、
いくらか休憩をとったところで、
それは大して変わらない。
うまくいくときは、
ヨーイドンだってうまくいってしまう。
脳は、一見カオスの中に生きていたとしてもきっと
情報や状況を整理できているのだろう。
で、今日は、うまくいった日。
そうすると喜んで残業してしまう。
あとはドキュメンテーションか…。
学生時代、大好きだったPowerPointがキライになってきた。。。
日本人は鹿鳴館で踊れ!
久し振りにミーティング漬けだった。
午前は2時間。
午後は3時間。
多分、みんな、会議を馬鹿にしながら、でも、好きなんだと思う。
帰り道、新宿に寄ってスーツの直しを受け取る。
高価な代物ではないけれど、ちょっとは嬉しい。
でも、クローゼットが手狭になってきたことに気付いてしまう。
明日恋人がこの部屋に来るというなら話は別だが、
さすがに夜から大整理をする気にはなれないな。
少なくともこの部屋にあと一年半は住むだろうし、
そろそろ諦めて収納用品を買うか。
金木犀
ランチの道すがら届いた金木犀の香。
たとえば、
盛春の陽を吸い込んだ布団。
たとえば、
初夏の夜の草木の瑞々しさ。
たとえば、
冬の熱いブラックコーヒー。
とても好きだ。
それだけで喜んで嬉しくなろう。
そのとき僕がどんな場所にいたとしても。
怒っていたり、哀しんでいたりしても。
つらかったり、むなしかったりしても。
日本人で良かった。
選挙やサッカーの応援と同等以上の強さでそう思う。
愛情こめたシチューと腹筋
多くの会社で今日は下期の始まりだから張り詰めた空気も漂っていただろうか。
いつもの時間のいつもの電車にそんなものの欠片もなかったけれど。
休み明けで極端な睡眠不足に陥ってぼーっとしているのもいつものこと。
仕事とは呼べないかも知れない細々とした作業が降ってくるのもいつものこと。
スクープ時の反響の大きさがまるで嘘のように
MUFGの始動もその取り扱いは小さい。
プロ野球のドラフト会議の方がよほど反響が大きい。
このときばかりは仕事そっちのけで密かに速報をチェックしてしまった。
辻内は巨人
平田は中日
鶴は阪神
山口は横浜
堀内は間抜けだったが、良い置き土産を残した。エライ。
楽天は片山か。まあまあかな。
おもしろいTVもなかったので、帰宅してから、時間を持て余すようにシチューを拵えてみる。
たぶんおいしくできたと思う。
料理の最高のスパイスは愛情だという。
愛情をそそげるようにと愛情をこめる。
それは果たしてスパイスと呼べるだろうか。
虐めるようにして昨夜鍛えてみた腹筋がとても痛くて続けられそうにない…。
生きていく、優先順位と機軸
予定では銀座の寿司の美都利に行くはずだったが、
同行者の先輩に仕事が入ったため後日にずれこむ。
友人とおいしいものを食べに行こうと言ったって、
男同士だ、気を遣うことなく、ラーメン食べ歩き。
渋谷の唐そばと池袋の二天をセレクト。
唐そばよりも二天の方がおいしかった。
その後はもうお決まりの定番デートのように(笑)
コーヒーを飲み、ビリヤードをし、焼肉を食べ…。
ああ、僕らはいつまでこうやってつるむだろう。
と思っていると、予想だにしていなかった大人の一言が出た。
「恋愛がすべてではない。他にもっとやるべきことがある。」
プライオリティの問題、
違う、
生きる姿勢のレベルか。
使命や仕事が前提で、
恋愛は日々の結果で、
だから脇目もふらず、
がんばっていくのか。
そうだな、
そういう考え方もあるな。
けれど僕は根底に、恋愛なり、家庭なり、持っていたい。
そういうものがあればこそ、がんばれるんだと思うんだ。
彼女のことを考えない日はない。
希望も絶望もない。
でも、生きていれば、きっと機軸もできるよね?
大塚製薬のネイチャーメイドとDHCのベーシックケア製品を買いました。
いつまでも季の針をとめてはいられないから。