大切な子たち
兄弟2ニャンコの性格
上の子は、
花見@森林研究所 多摩森林科学園 2/2
続けます。
旅と同じで、見知らぬ土地に一人でフラッと出掛けると、普段の生活から離れ、非思量の時間となり、フラットな心持ちになるものです。
開園から閉園まで一日中滞在しましたが、それでも時間が足りないほど楽しめました。
一人で写真を撮っていると声を掛けられることがよくあり、この日は女性に温かいコーヒーやお菓子を沢山いただき、お土産まで持たせてくださいました。
何も持参していなかったので、お心遣いに大変いたみ入り、目も心も花でいっぱいになったようでした。
四方山話をしました。
森林科学園では、以前はアルコールも園内で飲むことができたそうですが、閉園してもなかなか帰らない入園者が多くて禁止になったそうです(笑)。
母と行こうと思っていた花見なので、心温かな方とお話しすることができて良い思い出になりました。
木肌に驚きました。
虎のような苔模様。
ここからiPhone
雷が落ちてしまっている桜も見受けられました。
それでもいくつか枝が残り、懸命に花を咲かせている桜もあり、その生命力に元気をもらったような気がしました。
森の科学館では、動物標本を始め、桜について解説したパネルなどが展示されていました。
標本
もうそろそろ樹齢の全国のソメイヨシノについてと、道すがら見つけた桜の記事も書きたいです。
花見@森林研究所 多摩森林科学園 1/2
私は幼少期から重度の花粉症で、一年中花粉症ですが、杉や檜の花粉が飛ぶ3,4月は特に症状が重いです。
花は、虫媒花、鳥媒花、風媒花に分けられますが、杉や檜は風媒花で、風に子孫の運命を託す種類です。
虫媒花や鳥媒花と違って地味な花をつけます。
懸命に子孫を残し続けていると思うと複雑な心境になりますが、この時期、桜を存分に楽しめないということは損していることのように思います。
杉と檜の花粉を避けて桜を楽しもうとすると、2季咲きの子福桜と十月桜、四季桜、それに寒緋桜(平開しない濃紅色の桜。台湾や沖縄、亜熱帯の地域に適した品種)、4月下旬からゴールデンウィーク中に咲くナラノヤエザクラ、ウコン、そして晩春の中でも最後に咲くのが深山桜など思い浮かびますが、花粉症に負けて思い切り桜を楽しめないのが毎年残念で、今年は意を決して(!)
高尾にある、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 “森林研究所 多摩森林科学園” に桜を観に行ってきました。
あちらこちらに休憩のできるベンチが設置されています。
国花としての桜は、ソメイヨシノではなく、ヤマザクラです。
大まかな分類として、山桜は、屋久島から樺太まで日本全土を覆っています。
国花ではなく、県花としては、京都はシダレザクラ、奈良はナラノヤエザクラ、山梨県は、フジザクラ…色々あります。
日本での自生種は、約10種類、自然交配種が約20種、これらを親とした現存する園芸種が悠に300種を超えます。
花弁の枚数は、
一重咲きの他、半八重(花弁の数が7~10枚)、八重(11~60枚)咲きがあり、八重を越える花弁の品種は、キク咲きと呼ばれ、花弁の数は驚異の100~400枚です。
兼六園の菊桜は有名ですね。
新宿御苑でも観ることができたはず。
桜の色は、
白、淡紅、薄紅、紅…
緑の色を付けるギョイコウ、黄色い花を付けるウコン、紫がかった桜はヤダケムラサキ、ムラサキザクラ、ヤエムラサキザクラなど色をとっても様々な種類の桜があります。
森林総研にはウコンがあったように思いますが、私が訪れた時はまだ開花していませんでした。
見返り坂という場所が遅咲きの桜のスポットだったと記憶しております。
文献としての桜は、
古事記に初めて登場したとされ、(呼称が木花)、桜とはっきり明記されているのは今のところ日本書紀ですが、縄文土器の生地として桜は出土しています。
万葉集では梅の人気が絶大でしたが、嵯峨天皇と仁明天王の寵愛により人気が逆転し、公家から武士、庶民へと花見文化は伝わりました。
ネマニャ・ラドゥロヴィチ
ここ数年のコンサートの中で感動したものをいくつかブログにしようと思っています。
以下、YouTubeから引っ張ってきたものをざっと貼ってみます。
重いかもしれません。
ソロです。
悪魔のトリルはこんな感じでした。
バッハ
「メンバーが喋らないので、英語は苦手だけど僕が話す」と言っていましたが、苦手そうには感じませんでした。
幸せなひと時でしたー。