ウィンドウ・ディスプレイ
ここのところスポーツの話題に事欠かないですね。
今日はウィンドウディスプレイについて。
ウィンドウショッピングというより、ウィンドウのディスプレイを見るのが好きです。
あと、ドアマンを見るのが好きです(笑)。
男女共に美しい人を眺めるのが好きです。
ここ数年見たディスプレイで一番印象深かったものを動画で載せてみます。
銀座のバーニーズニューヨークです。
WINTER MAGIC FOR GIFT KING AND QUEEN
2015年11月13日。
昔はここでワンピースやジーンズを購入したものですが、物欲はキリがないですからね。
今は電鋸とか工具が欲しい。
動画をアップしてみます。
撮り方が下手くそで、伝えきれずにすみません。
KING
QUEEN
バーニーズのHPに記事がありました。
石膏のように真っ白で立体的なキャンバスに次から次へと映像が浮かび上がり、
様々な展開が盛り込まれていて見ていて飽きませんでしたよ。
ユーモアに溢れていてワクワクしました。
全てが真っ白だから、引き立っていました。
生き物やお寺に投影させるプロジェクションマッピングは好みませんが、こういったマッピングは好みです。
クリエイティブディレクターの谷口勝彦さん、素晴らしいセンスで、圧巻。
本当に素敵。
このウィンドウディスプレイは、雰囲気がクリスチャン・ラクロワっぽくないですか?
特に3つ目の動画。
トランプも出てきますし。
クリスチャン・ラクロワというと、バブリーな時代のイメージですが、比較的最近ですとスペイン発の独創的なファッションブランド、“デシグアル”とコラボしています。
コラージュを活かした素敵なノートも販売しています。
縁に天金が施されているようなゴージャスなものもあるのです。
私も愛用しています。
ラクロワらしさが出たお洋服は私が着ると、派手派手しくなり、近寄り難い人になりますが、センスのある人が着ると只者ではないゴージャスな雰囲気が出ます。
ラクロワで持っているものはどちらかというとレッドバレンティノ系のワンピースとスカートです。
ラクロワはインテリアのデザインもしていて、その記事のURLを貼っておきます。
油絵を確立させ、細密の極みだと言われる描写力のヤン・ファン・エイクの『アルノフィーニ夫婦(1434年)』の絵をコラージュとして壁紙に使っていたり斬新なホテルも手掛けているのですね。
銀座のディスプレイで思い出しました。
先月まで資生堂ギャラリーで展示のあった吉岡徳仁さんの手掛けた過去のディスプレイ。
エルメスのディスプレイが印象的でした。
写真を撮りましたが、どこかに埋もれてしまいました。
何年も前の話になりますが、確か『カレの気分』という展示会も開催されていました。
“カレ”はフランス語で正方形という意味で、エルメスでは、古典的な絵柄を現代風に緻密に描かれたスカーフのことをさします。
シンプルで、色とりどりのカレが最大限に活きるディスプレイが素敵でした。
正に主役が活きるディスプレイ。
ディスプレイ内に設置されたテレビのスクリーンに女性が映し出され、その女性が息を吹くと、エルメスのスカーフがなびくのです。
スカーフに命が吹き込まれたようでした。
先週、資生堂ギャラリーにて、御本人の後姿。
アップして大丈夫ですかね。
作品でもあるベンチ“ウォーターブロック”も設置されていました。
ベンチは、オルセー美術館の印象派スペースでも設置されています。
プリズムに興味があり、結構前に作品を作りかけていましたが、途中のまま放置になってしまっています(;o;)