暮ると明くと目かれぬものを梅の花いつの人まにうつろひぬらむ
―紀貫之
先週
弥生二日
【銀座クラブ由美】http://yumi-ito.com/
では、『由美雛祭り』を開催しましたが、
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*春のうちの楽しき終は梅の花手折り招きつつ遊ぶにあるべし!南美希子さんお誕生日会【銀座うかい亭】!https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12357457448.html (2018年3月5日号)
*白酒入れたは ぎやまんに柳さくらの透模様『由美雛祭り』&【宗家 源吉兆庵銀座本店】雛人形鑑賞会https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12356648163.html (2018年3月2日号)
弥生朔日の
夕餉は、
贔屓の【ぎんざ寿し幸】http://www.ginza.jp/shop/887
へ
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*初場所や十日目座布団舞う場なく『大相撲一月場所』十日目観戦【国技館】&【ぎんざ寿し幸】紀伊勝浦鮪 https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12347050640.html (2018年1月25日号)
【ぎんざ寿し幸】岡田茂三代目&伊藤由美ママhttp://yumi-ito.com/
と幻の“間人(たいざ)蟹”
この夜は
蟹好きの由美ママのため、
京都北部の丹後半島“間人港(たいざこう)”より幻の“間人蟹が登場
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*大浜の里にむかしをとどめてし間人村と世々につたえん【京料理 京しずく】丹後半島の幻の間人蟹尽くし https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12328538808.html (2017年11月15日号)
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三宅島155㎏の鮪と間人蟹
由美ママは
以前
この蟹を味わいたく
京都府の最北端まで旅した想い出がありますが、
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*“丹後七姫伝説”の地・・丹後半島【間人(たいざ)港】にて新鮮な“幻の松葉かに”と出合えたひととき (2011年1月9日号)
“間人かに”が
幻と呼ばれる所以は、
大型船でを4・5日間
沖泊りをすることも多いカニ漁の中で、
小型船で日帰り操業するカニ漁に徹し、
鮮度を優先するためで、
それ故、
間人漁港で水揚げされた
“松葉ガニ(雄)”は、
“幻の松葉蟹”と呼ばれ、
鋏には必ずプラスチック製の
“タグ(緑色)”が付けられています
また
“タグ”には文字で漁港名(間人漁港)、漁船名等も記載され、
ちなみに緑色の“タグ”は“京都府産”を表し、兵庫県の“タグ”は青色、「越前かに」は“黄色”です。
http://www.meitenkan.com/spots/tangochou/taizakou/
ところで
何故、「間人」と書いて
“たいざ”と読ませるのかをご存知ですか
「間人」は、
丹後半島の経ヶ岬の東、
丹後町に位置しますが、
この地名の発祥は遥か六世紀末まで遡り、
かつて蘇我、物部氏間の戦乱を逃れてこの地を訪れた聖徳太子の母で、
用明天王皇后の“穴穂部間人(あなほべのはしうど)皇后”の名に由来します。
当時は
「大浜の里」と呼ばれていた「間人」ですが、
やがて争いが治まった後、
皇后は大和の斑鳩へと帰ることとなり、
その出立の際に冒頭の句を詠み、
この「大浜の里」に自分の名を取って“はしうど村”と名付け、
「間人」という地名を残されました
その後、
「大浜の里」の人々は、
皇后の名前を口にするのは恐れ多いとして、
“退座”されたことにちなみ、
“たいざ”と呼ぶようになったと云われています。
間人蟹
上記
“松葉ガニ”こと“ずわいがに”は、先日もいただきました
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*ひがし山祇園清水しろがねの箔をちらして春の雪ふる【祇園いわさ起】杉本彩さんと浜坂ズワイガニの夕餉 http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12355681660.html (2018年2月26日号
*五分咲きの河津桜よ風にたえ【八芳園】一軒家料亭【壺中庵】杉本彩さんと『しっぽの声』第17話発売中 https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12354579214.html (2018年2月21日号)
*明日も又山路なれば湯村なるゆにいざ入りて一休みせむ【西洋料理 島】山陰浜坂産松葉蟹&和田山牛ヒレ https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12348607212.html (2018年1月30日号)
*天つ風氷をわたる冬の夜の乙女の袖をみがく月かげ!伊勢正三さんご夫妻と野口五郎さん【赤坂津やま】で https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12346275517.html (2018年1月22日号)
*蟹の肉せせり啖へばあこがるる生れし能登の冬潮の底【銀座すし処きたむら】成前越前蟹&【銀座伊勢由】https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12337216703.html (2017年12月18日号)
*大皿に堂々ずわい蟹朱く【日本橋ゆかり】野永喜三夫三代目若主人&兵庫県香住直送ズワイガニ尽くしの夜 https://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-12335735577.html (2017年12月12日号)
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シャンパンはY氏のコレクションより
北海道小柱串焼き
空豆
青森ヒラメと車海老
青森子持ちヤリ烏賊
そして
この夜の鮪は、
三宅島より155kgの鮪切り身が登場
赤貝二種の握り
イクラ
玉子焼き
煮穴子炙り握り
〆の巻物は三宅島鮪鉄火巻
この夜
由美ママは
【ぎんざすし幸】にて
三宅島沖“クロマグロ(本マグロ)”の
ジューシーなトロと共に、
幻の“間人(たいざ)蟹”を味わったひとときでした
【ぎんざ 寿し幸】
三代目店主岡田茂
東京都中央区銀座7-7-14
03-3571-4558(*要予約)
http://www.ginza.jp/shop/887
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