東京も昨日7日に梅雨入りした模様ですが、今一つはっきりしないですね。今日も高確率で雨の予報が出ていた筈ですが、時々パラパラと雨粒が舞う程度。時折青空も広がっていました。

 

さて本日は特上茨布(ばらふ)べっ甲を用いた洋風モダン素敵なかんざしをご紹介させて頂きます。こちらでしたら、お着物でなくとも、洋装のドレスにお挿しいただいても宜しいのではないでしょうか。

 

さて、通常茨布べっ甲は、普段のお着物などにお勧めな素材ですが、これだけ見事な特上茨布べっ甲のため、ブログテーマはあえて【礼装用簪・白べっ甲】の中で書かせて頂きます。

 

また、この記事下に、茨布べっ甲白べっ甲など、べっ甲の種類、またべっ甲豆知識的なことが書かれた記事のリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はあわせてご覧ください。

 







上矢印裏側から光を当てて撮影。

 

かんざしを横にしてやや俯瞰(ふかん)気味に撮影すると、透かし彫りが立体的になっているのがお分かり頂けるでしょうか。透かし彫り装飾の場合、立体的高肉彫り(たかにくぼり(ししぼり)/文様の部分を高く盛り上がったようにする技法のひとつ)と違い、平面的なものが多く御座います。

 

本日ご紹介するかんざしに施された透かし彫りは、ご覧のように立体的に仕上げられています。またさらに、かんざしの表側は面取りをして丸みを帯びさせ、かんざしの形状と共に、全体的になんとも優しい表情に仕上げております。

 






























上矢印かんざしの裏側は、このような感じ。面取りはしておりません。











 

かんざしの厚みも大変贅沢に制作しています。

黄色系、やや赤みを帯びたオレンジ系など、べっ甲の色合いについては下記のリンク先にも明記しておりますが、タイマイの生息していた地域による影響が大きいと言われています。しかし、きれいな色合いと布(ふ/天然のべっ甲模様)です。






















・特上茨布べっ甲洋唐草透かし彫りかんざし 【abkbf170608-1】¥428,000+税 
(大きさ:約縦140㎜、横75㎜、厚み4㎜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

 

 

 

 

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