本日は先月に引き続き、玄人好みの渋扇(しぶせん/精製した柿渋の渋を扇面に塗った紳士用扇子)の第三弾、辛子色系3種をご紹介をさせていただきます。
10月に入り、着物も袷(あわせ)の季節、高い湿度にまだまだ続く厳しい残暑の中、銀座でも袷の着物姿のお姉さま方がうっすら額に汗を滲ませながら早歩きで行き来しています。
前回、前々回もお話しさせていただきましたが、渋扇の多くは落ち着いた色合いの単色塗りになります。そんな中、この度3回に渡ってご紹介する渋扇は、渋扇特有なシックでダークな色合いと、秋を彷彿させる色鮮やかな顔料を混ぜた柿渋を染め分けた、コントラストの効いたとても個性的で粋な扇子になります。
銀座かなめ屋・三代目のブログの更新情報が届きます。(承認制)
★日本ブログ村【和装小物】ランキングに参加中!
上記バナーをクリックして応援して頂けると励みになります。