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このブログはヴィーガン食について気になっている人、

ヴィーガンライフをもっと充実させたい人に向けて、

私のパリ7年間のヴィーガンライフの経験から得た知識と気付きを基に、

日本でのヴィーガンライフがもっと楽しく美味しく充実したものになってほしい

という思いで書いています。

現在は福岡県朝倉市でヴィーガンライフを実施中!

 

 

 

パリに7年住んでいたのに、

フランス国内の有名な観光地をあまり見ないまま

日本に帰ってきてしまった。

数少ないフランス国内移動の中で、

なぜかゴッホ終焉の地オーヴェル=シュル=オワーズには3回くらい訪れている。

 

 

 

 

 

 

パリから電車を乗り継いで1時間くらいかかり、

郊外の電車のダイヤはデフォルトで乱れるので、

そこそこ行くのが面倒くさい場所である。

ここでおもてなしの真髄を見せつけられたのです。

 

 

おもてなしとは、お客様が求めるものを当たり前に快く提供すること。

当たり前のことかもしれないけれど、

今日は真のおもてなしとフランスの小さな観光地の話。

 

 

 

ゴッホ終焉の地オーヴェル=シュル=オワーズ

 

「ゴッホが最後にピストルで自殺するまでの2ヶ月を過ごした街」

これが売りというかこれだけが売りの小さな街である。

 

 

ゴッホがスケッチした建物や街並みが

そのまま残っている場所がいくつかあり、

結構感動するものの、

アクセスの微妙さもあり、

ものすごい観光地かと言ったらそうでもない。

 

 

だってこの街の名前、聞いたことある人いる?

行ったことある人いますか?

モンサンミッシェルとか

ジヴェルニーに行ったことある人は結構いても、

オーヴェル=シュル=オワーズに行ったことある人は

ほとんどいないと思うわけです。

 

 

 

 

 

 

私たちも近くに用事があったついでに

「せっかくだから観光していこうか」

くらいのテンションで立ち寄ったのです。

そんな場所でもやっぱり私のお腹はすく。

 

 

事前リサーチがない上に、

大体のお店でランチタイムが終わる14時過ぎ。

ここは中途半端な観光地…もうランチにはありつけないかもしれない。

空腹のままパリまで1時間以上かけて帰らなければならないかもしれない。

これだけで私は超絶ご機嫌ななめである。

 

 

 

 

 

 

ラヴー亭 (ゴッホの家)

 

そんな状態で唯一入れそうだったラヴー亭 (ゴッホの家)へ無理やり入店。

ゴッホが最後の2ヶ月住んでいた宿で、

当時ワイン屋だった1階部分は現在カフェになっている。

こじんまりとした観光地の中の、

ザ・観光地。

いろんな意味で全然期待できないゲロー

 

 

当時、私は外食時にはヴィーガン制限は外していて、

超絶不機嫌だった私の腹を満たすために入店した。

自分の胃袋のことしか考えていなかったので、

ヴィーガンオプションがメニューに見当たらなかったことには

目を瞑ったというか瞑らせた形です。

そこでウェイターにジャイアン(イギリス人の夫)が尋ねる。

 

 

「ヴィーガンなんですけど、何か食べられるものありますか?」

 

 

その時のウェイターのリアクションがヴィーガン的に神対応気づき

微塵もたじろぐことなく、よどみもなしに

「ヴィーガンだったらこういう内容のプレートをいくらで用意できますよ。

こういうオプションもあります。どうですか?」

と笑顔でサラッと返してきたのです。

 

 

ジャイアンは「彼、ヴィーガンって聞いてまばたき1つしなかった」としみじみ。観光地だからだろうね、という結論に至ったけど、

パリでだってこのレベルの対応を受けたら割と感動すると思う。

そして、観光地で期待していなかったプレートが思いの外美味しくて、はたまた嬉しい誤算昇天

 

 

ヴィーガンに関わらず、

こちらが求めているものを普通に受け入れて、

快く提供しようとする/提供できるマインド

はどんなビジネスでも成功への鍵なんじゃなかろうか。

 

 

ということで、小さなパッとしない観光地だけど、

パリからの日帰りで意外と楽しめるオーヴェル=シュル=オワーズを推して、

今日は締めくくりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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